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20151213 小保方晴子さん

昨年4月10日に、このブログで「国は小保方さんを護れ」という記事を書きました。
ちょうど、小保方春子さんの「STAP細胞」があったかなかったかが、盛んに報道されていた頃のことでした。
私は生物学者ではないので、「STAP細胞」の有無についてはわかりかねます。
しかし、最先端科学というものは、成功すれば莫大な利権が約束されるものである一方で、その研究は100メートル離れたところにある針の穴に糸を通すようなもので、失敗の連続はある意味当然であること。
このような問題について、あるのかないのかを一般の素人が取沙汰してメディアを総動員してまで大騒ぎすること自体が異常なこと。
「STAP細胞」というものは、もしそれが発見され、実用化されれば、未来永劫にわたる巨額の利益が保証されます。そしてそれは同時に私達の国の国益にもなります。
であれば、なおのこと、そういう研究者を、国は総力を挙げて護るべきだし、逆に叩くなどということがあっては決してならないのだ、ということなどを書かせていただきました。
おかげさまで、その記事はたいへんなアクセスをいただいたのですが、一方で、私が小保方さんを擁護しているのはケシカランと、なぜか私まで特定のおかしなサイトで随分と叩かれたものです(笑)
20151208 倭塾・動画配信サービス2


叩きの趣旨は、
1 「STAP細胞」は存在しない。
2 存在しないものを存在したと発表した小保方氏は詐欺師である。
3 したがってそれを擁護するねずも詐欺師である。
のような理屈の展開であったように記憶しています。
繰り返しますが、私は小保方さんとは何の面識もありませんし、私が書いたのは、研究内容や研究者を擁護したのではなく、最先端研究は何があっても国は守らなければならないし、このたびのような報道をあげてのパッシングは、かえって国益を損ねるし、これからの新たな研究者の芽さえも摘んでしまう、とんでもない行為である、という趣旨のものでした。
それがどうして、私の小保方氏への個人擁護であり詐欺になるのか理解不能ですが、およそ集団ヒステリーと思えるようなこうしたパッシングは、ずいぶんと続いた記憶があります。
ところが・・・です。
今年(2015)年11月27日、科学雑誌「ネイチャー」の姉妹紙でオンライン専用媒体である「Nature.com SCIENTIFIC REPORTS」に、米国人研究者が、「マウスの体細胞が初期化して、多能性を持つ細胞のSTAP現象が確認された」とする記事が掲載されました。
『Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells』 損傷誘導性による筋肉由来の幹細胞様細胞(iMuSCs)
http://www.nature.com/articles/srep17355
研究内容の詳細は、素人の私には理解不能ですので書きませんが、ただ、ここで発表されていることは、小保方さんの研究成果と同じものなのだそうです。
私は、こうした最先端研究は、保護しなければならないものだと思います。
この論文がまさに「STAP細胞」であり、これについて特許権が確立されると、この研究者およびその研究者を持つ国は、未来に向けて、巨万の富を得ることができます。
なにせ、失った臓器を取り戻したり、失った四肢の先端を元通りに復元できる可能性が開かれるのです。
こんなにすごいことはありません。
もしかすると近い未来には、病院で痛い思いをして手術を受けなくても治療ができるような時代がくるかもしれない。
そんなSF世界のような未来が約束されるのです。
そしてその一方で、世界初の最先端の研究成果をあげた日本は、それらのもたらす利権に、巨額のお金を払い続けなければなりません。
つまり、100メートル先にある針の穴に糸を通すことに成功し、その成功を最先端科学誌「ネイチャー」に世界初の発表をした日本は、その成果をまるごと「ネイチャー」からお詫びして削除した結果、その成功がもたらす利益機会をすべて他国に譲ることになるわけです。
こうした事例は明治以降、先日もお届けした、高峰譲吉のアドレナリンの発見、鈴木梅太郎のビタミンの発見、ライト兄弟より早くに飛行機を飛ばした二宮忠八、世界の小麦の収量を3倍に増やした稲塚権次郎博士等々、実は実は枚挙にいとまがありません。
それに、そもそも、ひとりの研究者を、集団で、まるで火病を起こしたようになってパッシングしまくるということは、日本人社会の文化にはなかった傾向です。
おそらく裏にあるのは、国際的な謀略なのでしょうが、そういうものに安々と乗ってしまう日本のメディアも、また現代日本人も、私にはとても嘆かわしいものに思えます。
私が問題にしているのは、最先端研究を世を挙げてパッシングすることはよくないし、集団ヒステリーのような行為も日本人としてみっともない、ということです。
粛々と正しいことをしていく。
みんなが信じるもののために誠実を尽くす。
そういうことが大事なのだと思うのです。
今回の論文が正しいのかガセなのか、それさえも、素人である私たちにはわかりませんし、私はそのことを問題にしているのでもありません。
申し上げ続けているのは、最先端研究は、研究内容も研究者も、護れ!火病を起こすのはみっともない、ということです。
日本人は、2位ではダメなのです。
研究も国力も軍事力も、つねに1位でなければならないのです。
参照した記事
blog ねずさんのひとりごと
国は小保方晴子さんを護れ!
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2233.html
blog 理想国家日本の条件 自立国家日本
「小保方晴子さんの発見は真実だった事が証明された?」
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/2e389bc3495d47bf3c98c038029a2546
blog 小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会
「小保方晴子さんの発見は真実だった!ネイチャーにマウスの体細胞が初期化して多能性を持つ「STAP現象」がアメリカの研究者により発表されました。」
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1047183994.html
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