29日の「たけしのTVタックル」に田母神氏が出演しました。
おおいに議論が盛り上がった番組でしたが、防衛というものについて、こうしてテレビなどを通じて盛んに議論が行われるようになったことは非常に良いことだろうと思います。
放送の姿勢も、当初田母神氏が更迭されたときと比べると、だいぶ変化してきたように思います。いたずらに田母神氏=危険思想の持主という視点ではなく、国土防衛について国民がしっかりと受け止め、考えなければならないという視点がかなり浸透してきている。そんな気がしました。
すくなくとも出演した森永卓郎(独協大教授)のような進歩的文化人(?)というものの防衛力そのものがイラナイとする考え方が、非常に危険なものであるという認識は、昨夜の番組を通じて多くの庶民が感じ得たことなのではないでしょうか。
番組中目立ったのが、森永卓郎(独協大学教授)の痴呆ぶり。
学者であるなら、物事を右からも左からもきちんと見て発言するくらいの冷静さがあってしかるべきと思うが、森永氏の論は、はなから色眼鏡でしか自衛隊や田母神氏をみていません。
「かくあるべき」が先にたったら、事実を詳細に分析し真実を知るなんてことはできはしないです。聖書に天が動いていると書いてあるから地動説は間違いだ、としたのはガリレオの宗教裁判だが、森永氏の論は、共産党の議員の発言と同じで、最初から事実から目をそむけています。これでは学者の名に値しない。韓国人の政治的日本たたきと同じレベルでです。およそ文明人の振る舞いといえない。独協大の教授なのだそうですが、今後、身の周りに独協大を受験しようとする者がいたら、森永教授という人物がいる限り、独協大だけは絶対に入学させてはならない(笑)
日本共産党の穀田恵二も、いろいろと発言していたけれど、発言の内容についてはわけのわからない屁理屈にしか聞こえなかったですが、この人物、話し方だけは笑顔で紳士で、実にうまいと思いました。明治時代に警察組織を立ち上げた川路利良の言葉に、「面相女人の如くして弁さわやかなりし者」というのがあるけれど、女性のように柔和な表情を浮かべ、弁舌たくみな者は、悪人なのだそうです。
自民党の3人は、悪いけど何を言っているのかさっぱりわからない。国民が与党に求めているのは、文民統制がどうのとか田母神氏の更迭を撤回しろとかという次元の問題ではない。与党として、国防をどうするのか。自らの手で国を守るという意思を持つのか持たないのか。憲法をどのように改正するのか、という、戦後60年、与野党がいい加減にごまかし続けてきた国防問題について、明確な回答を求めているのであって、どうにも自民党議員は3人そろって、単にその場限りの言い逃れをしているようにしか見えなかった。
民主党の二人は、松下政経塾生だったりしていることもあり、民主党という立場上は、田母神擁護ができないながら、心情的・論理的には田母神氏の意見に賛成という風が見て取れた。逆に、そのことを明確に発言できない民主党という政党がいったいどうなんだろうかと、考えさせられました。
あと、もうひとつ。
田母神氏は、自衛隊員でりながら「侵略戦争ではなかった」と発言し、それが村上談話の政府方針と異なるから、クビだといいます。
しかし、そうであるなら、君が代・日の丸が法によって国歌・国旗として正式に決められていながら、式典に国旗を掲揚せず、君が代を否定する日教組の教員は、どうしてクビにならないのか?どうして問題にされないのか?
サヨクの先生方の言うことには、どうにも、自分のすることは良いけれど、逆の立場は一切認めないという姿勢があるように思えます。これは非常に卑屈な振る舞いと思います。その卑屈さを、柔面に隠して、さも余裕がありそな口ぶりで国民を騙す。
もういい加減、日本人は目を覚ますべきです。

激論!田母神氏を迎えて 1/3

激論!田母神氏を迎えて 2/3

激論!田母神氏を迎えて 3/3


人気ブログランキング ←気にいっていただいたらココをクリック。はげみになります^^v