

今日のNHKに対する抗議デモに参加されたみなさん、ほんとうにお疲れさまでした。
また行きたくても行けなかった皆様も、思いは皆同じだったと思います。
あらためて、参加された皆様に感謝いたしたいと思います。
さて、ボク自身のことで恐縮なのですが、実は今日、仕事で左手指4本の先端を骨まで機械で削り取ってしまいました(笑)
なので、いま、右手だけの一本指打法で、パソコンの入力をしています^^;
これ、めっちゃ入力時間かかる(汗)
指は、治るのに3ヶ月くらいかかるのだそうです。
1~2週間もすれば、もと通りブラインドタッチ(?)できるようになると思うのですが、それまでは、すこしこのブログの更新とか、いただいたコメントへのお返事とかが、ごめんなさいしちゃうかも^^;
自分の不注意で、たいへん申し訳ない><;
とまあ、そんなこんなで、生まれて初めて今日、救急車に乗ったのですが、そこでねずきちは、大変なことを知ってしまったのです。
病院が見つからない!!
どういうことかといいますと、怪我をして救急車を呼びました。
電話をかけて、救急車が到着するまで、約5分。
消防隊のあるところからの距離を考えれば、これは、大助かり^^
ところが・・・
いざ救急車に乗り込んで、さあ病院へ搬送という段になって、
(ー'`ー;)ムムッ
受け入れてくれる病院が
ナイ!! ◇ミ\(°ロ°\)三三(/°ロ°)/ミ◇ ナイ!!
救急車に乗り合わせた救急隊員が、3人がかりであちこちの病院に電話をかけるのですが、受け入れ先が、ナイ!!
隊員が電話をかけまくった挙句、ようやく病院に急行しましたが、
病院についたときは、
怪我をしてから、1時間30分。
救急車到着時点からでも、なんと1時間20分が経過していました。
たまたまボクの場合は、指先を怪我した程度なのでまだいいのですが(こんなんで救急車に来てもらい申し訳ない)、これがもし、一刻を争う急患だったとしたら、とんでもないことになってしまいます。
で、救急隊員に聞いてみると、
「だいたい毎回病院がみつからないのです。平均でも1時間はかかっています」・・・
救命救急センター扱いの"重大事故”なら、文句なしでセンターに搬送する。これは早い。
ところが、四肢を切断したとか、腹痛を訴えているとか、救命救急センター扱い以外の事故や病気に関しては、受け入れ病院が見つかるまでに1時間はあたりまえだとか!
ちなみに2008年の消防白書によると、
通報から救急車の現場到着までの時間は平均7.0分、
救急車到着から患者を搬送し医療機関に収容するまでの時間が、平均26.4分と報告されています。
しかしこれは、迅速かつ強制的に患者を搬送する救命救急センター扱いのめちゃ早い対応のケースを含めた平均値。
怪我や、苦痛を訴えるような緊急出動に関しては、1時間以上にわたり、救急隊員が病院探しをするケースが、じつはいまどきあたりまえなのだそうです。
特に外科に関しては、医療過誤による法外な損害賠償等の問題から、近年、外科医のなり手が激減。ただでさえ外科医になり手がいないのに、緊急外来等で、寝る暇もなく、みなさん40歳くらいで引退して開業医に移行してしまう。なのでますます外科医は足らない。
2008年の年間救急車出動回数は、
455万5881回です。
これに対して、全国の救急救命センターは、全国わずか204カ所。
救急車が運ぶ患者のほとんどは、一般の救急外来へ運ばれます。
そして、そのほとんどが、救急車到着後、病院到着までに60分(ボクの場合80分^^;)・・・
日本の119番通報から、救急車出動までの体制は、世界でも最高の水準にあるといわれています。
また、全国のドライバー諸氏の、救急車へ道を譲るマナーの良さは、世界一です。
しかし、救急車到着から病院到着までは60~90分・・・・
2008年、複数の病院に受け入れを断られた妊婦が死亡した問題を受けて、東京都は都内3つの病院を指定し、脳出血などリスクの高い妊婦を必ず受け入れるシステムを今年3月から始めています。(ねずきちは埼玉県^^;)
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