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第117回 倭塾 2025年 2月 15日 (土曜日) 13:00〜16:30 タワーホール船堀 4F研修室
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新年のテーマは、ズバリ「日本の建国と神話」
世界中の国々では、建国の歴史や建国宣言が義務教育で教えられ、国民の共通常識として広まっています。しかし、日本だけはそれを行っていません。今年で戦後80年を迎える日本は、簡単に壊れる国ではありません。だからこそ今、日本の建国の歴史や宣言を改めて学び、理解を深めることが必要です。
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1861年2月4日、南部連合が独立を宣言。南北戦争の背景にある奴隷制、経済構造、国家承認の条件とは?「失われた大義」論を通じて、労働と資本の関係を再考し、新国家成立の難しさを歴史から学びます。

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20250204 アメリカ連合国


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1. 南部連合の独立宣言とその背景
1861年2月4日、アメリカ南部の州がアメリカ合衆国を離脱し、新たに「南部連合(アメリカ連合国)」を結成しました。これは南北戦争の直接の引き金となった出来事です。
この独立の背景には、単なる奴隷制の存続問題だけでなく、州の権利(States' Rights)、経済構造、そして新たな国家としての承認という要素が絡んでいました。
アメリカ合衆国はそもそも独立した州の連合体として成立していたため、南部の州は「連邦政府が州の自主性を侵害した」と主張し、独立を決意しました。
同じ時期、日本では幕末の動乱が進行しており、貨幣経済の混乱が徳川幕府の崩壊へとつながっていきました。アメリカと日本、それぞれの国で社会の変革が起きていたのです。
2. 奴隷とは何か?— 労働と資本の視点から考える
南北戦争の最大の争点は「奴隷制」でしたが、南部側の主張は単純な「奴隷=非人道的」という図式ではありませんでした。
南部の論理では、
  「労働と資本が互いに幸福に依存し合っていた」
とされ、これを「失われた大義(Lost Cause)」と呼びました。
南部の経済構造では、奴隷は単なる労働力ではなく、南部社会の安定を支える存在であったと主張されていました。
しかし、現実には奴隷たちは自由を制限され、搾取の側面が強かったことも事実です。
一方で、南部の奴隷制のもとで黒人文化が発展し、ジャズなどの音楽文化も生まれました。
この問題は、現代における労働環境や資本主義の問題とも通じています。
雇用の不安定化や労働者の搾取の問題は、形を変えて現在も続いているといえるでしょう。
3. 「失われた大義」論— 南部はなぜ戦ったのか?
南部の州は、単に奴隷制を守るためだけでなく、「州の権利(States' Rights)」を守るという大義を掲げていました。
アメリカ合衆国は独立した州(国家)の連合体として成立しており、南部の州は「連邦政府が州の自主性を侵害した」として、独立を決意しました。
当時、南部の経済は綿花農業に依存していました。
一方、北部は、リンカーンのもとに大量の黄金が舞い込んだことで、産業経済が強力に推進されていました。
「失われた大義(Lost Cause)」論は、戦後の南部の正当化の論理として使われ、現在もアメリカの一部で支持されています。
これは日本の歴史においても、「戦争の大義」という視点から過去の出来事を考える際に重要な論点となります。
4. 南部連合はなぜ国家として成立しなかったのか?
南部連合は「新国家」を宣言しましたが、国家として存続するには「他国の承認」が必要でした。
アメリカ独立戦争の際にはフランスの支援があり成功しましたが、南部連合には強力な支援国が現れませんでした。
イギリスやフランスは南部の綿花に依存していました。
けれども南部連合を支持しませんでした。
理由は、一般には「奴隷制を人道的に支援できなかった」とされていますが、
事実は、
当時リンカーンが日本から大量の黄金、それも当時の地球上のおよそ半分ともいわれる大量の黄金を手に入れたという事実が伝わっていたことによります。
することはできず、結果的に南部は孤立しました。
この黄金を用いてリンカーンは北部諸州の工業化を進め、戦争を有利に進めました。
もっというなら、アメリカの北部を中心とした工業化は、日本からの黄金収奪と、南北戦争における戦争特需によってスタートし、これが現代に続くアメリカ特有の軍産複合体を形成する基となったといえます。
これは現代でも、新たな独立国が国際社会で認められるためには、一定の財力が不可欠であることを示唆します。
日本の歴史においても、幕末の開国や明治政府の成立には、欧米諸国の承認が重要な役割を果たしました。
国際社会で生き残るためには、経済力と外交の両面が不可欠であることが分かります。
5. まとめ—歴史から現代を学ぶ
1861年2月4日の南部連合の独立は、単なる奴隷制の是非だけではなく、
  「労働と資本の関係」
  「戦争の大義」
  「国家承認の条件」
といった多くの要素が絡んでいました。
現代においても、労働環境の問題、歴史の解釈、国際関係のあり方は重要な課題です。
歴史を単なる善悪の議論で終わらせるのではなく、現在の社会問題と照らし合わせて考えることが、歴史を学ぶ本当の意味ではないでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました。

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