| お金は、まとまればまとまるほど、使い方に余裕が出てくるものです。 日本復活の道として、日本的道徳心や神話や歴史の復活だけでなく、大家族制や、給料が家に支払われるという日本型社会システムは、復活の検討をしてみる値打ちがあると思います。 |

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江戸時代までの日本では、給料(俸禄)というのは家に支払われるものでした。
たとえばお城勤めで俸禄をもらう武士(これを無足といいます)の場合、給料はお米で支払われます。
支給されるお米の量は、お城に勤めに出る夫の役職等に応じて定まりますが、その支払はその夫自身に対してではなく、その者の家に支払われました。
たとえば必殺仕掛人シリーズに登場する中村主水(藤田まこと・役)は、30俵2人扶持で、100坪の拝領屋敷に住む同心ですが、その給料は中村家に支払われるものであって、中村主水に支払われるものではありません。
そして家では、妻の「りく」もいますが、家庭内の実権は、妻の母である「せん」が持っていますから、中村家における実質的な給料の受取人は義母の「せん」であって、だから家庭内で「せん」は絶対的な存在となります。
ドラマの中で中村主水は、妻にも義母にも頭があがりませんが、それは中村主水がムコ殿であったからというばかりではないのです。
そもそもの給与システムが、そのようになっていたのです。
このことは、知行地を持つ高給料武士(これを「給足」といいます)でも同じです。
知行地からは、毎年年貢米が納められますが、お城勤めも、知行地の管理も主人の仕事ですが、収入の管理はすべて家内の仕事です。
これは町方の奉公人も同じで、独身者であればその実家に、既婚者であれば、家にいる妻に給料が支払われました。
農家においても、農産物の出来高とその管理は、やはり妻の仕事です。
こうしたシステムは、明治に入っても続きました。
一家の主は、多くの場合、その家の母の仕事です。
男は、銭金の心配をしないで、外で働く。
その分、家内がしっかりと家計の切り盛りをする、というのが、ごく普通の家の形となっていたのです。
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ですから、当然のことですが、女性は算盤もできるし、帳面を付けるために必要な文字も書けました。
そしてそれらは、女性の仕事でしたから、女子には幼い頃から、一定の教育が不可欠となっていたのです。
寺子屋教育も、男子は基本的な算術や書から発展して、社会道徳、人の道などが教えられましたし、女子は算術や書に加えて、和裁や帳面付けなどが教えられたものです。
このことは実際、たいへん合理的な仕組みで、どなたでも小学校時代を振り返ってみれば、男の子よりも女の子の方が、たいていの場合、ノートの付け方が上手でした。
男子児童のノートなど、文字が乱雑で本人にしか読めないケースも多かったのではないでしょうか。
その点、女子児童は、読みやすく上手に美しいノートがとられていたものです。
同じ女子からみると、そうでもないと言うのですが、男子の目からみると、女子生徒のノートは、字も配置も、実に見事なものでした。
家計簿という習慣も、男性にはなかなか面倒なものですが、いまでも多くの女性に愛され使われています。
不思議なもので、メモのとり方とか、手帳の書き方を指導する内容の本はたくさん出ていますが、家計簿に関しては、あまりそうしたマニュアル本がありません。
なくても、フォーマットがあれば、それを活用して、見事な家計簿を作ってしまうのが、女性だからです。
そうしなさいと言っているのではありません。
あくまでも一般的、全体的な傾向のことです。
けれども、そうした傾向が生まれるには、性差による特性というだけでなく、そこには歴史的な背景があるわけです。
こうした「給料は働いている個人ではなく、その人の家に支払う」というシステムは、諸外国には例がなく、日本独自の社会システムであったようです。
なぜなら戦乱の続く社会では、ひとたび王から声がかかれば、男性は戦いに出なければならないからです。
そのときに、細君(妻のこと)に家庭内の実権があれば、王の命令までも無視されてしまう。
誰だって死にたくないし、妻に「行かないで」と言われるだけでなく、「どうしても行くというのなら、お金は一切渡しません」などとやられたら、戦いのときに軍が編成できないのです。
だから給料は男性が管理するというのが、諸外国のシステムです。
ところが日本は縄文以来、平和を愛する国です。
国の基本が平和にありますから、家庭を大切にできるのです。
ちなみに、ユーラシア大陸で給料が家族に支払われるものということが常識化した時代がひとつあります。
それが元の大帝国の時代です。
元の給与システムは、戦いによって得た利益は、10等分して将がそのうちの2を取り、残りを10人の将で分配する。分配に預かった将は、やはりそのうちの2割を取って、残りを10人の部下で分配するという仕組みで、これによって、末端の兵にまで報酬がキチンと行き渡る仕組みになっていました。
これは将兵が死んだ場合にも守られ、報酬は、確実に家族のもとに届けられました。
元のこのシステムは、もともとの大陸にはなかったものであり、おそらくは源氏の軍体制を導入したものであろうといわれています。

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このように、日本発の文化や仕組みが世界に大きな影響を及ぼしたものというのは、実はかなり多くあります。
逆に日本は明治以降、とりわけ戦後、外国、それも主として米国の制度をあまりにも多く無批判に取り入れすぎることによって、日本社会の文化性を失っていますが、こういうことは、必ずその反動が来るときがやってくるものです。
さて、コロナ・ウイルスの関係で、これからの日本は、一時的に経済が相当低下することになります。
また、自粛生活後も、三密は避けるという方向性は変わらず、さらに今年の秋冬以降、間違いなくコロナの第二波がやってきます。
第一波では日本は、諸外国と比べて政治が無策と言われながら、民度の高さからロックタウンは防ぐことはできましたが、第二波では、日本もまた都市封鎖のようなことが起こる可能性があります。
いったん動き出した流れは、もはや停めることはできません。
勤務も毎日満員電車に揺られて出勤していたものが、在宅勤務が現実に可能で、ZOOMのようなリアルタイムの映像媒体によるコミュが可能だという社会にあっては、何も高い家賃の都市部に会社を置く必要もないし、住む必要もない。
こうなると、今後は地方への分散化が進み都市部の賃貸ビルなどの家賃が低下、今後は空きビルがますます増えるといった傾向になろうかと思われます。
また経済の低下は、特に食糧問題に大きな影響を与え、その意味からすると、これまでの効率重視の核家族でいるよりも、大家族で互いに支え合って生きるという選択が、より社会的ニーズを増していくものと思われます。
そうした中にあって、給与システムもまた、個人支給というよりも、家単位の支給の方が望ましいものとなっていくのではないかと思います。
現に、今回の政府からの十万円の支給金も、世帯主の口座に家族分が一括して振り込まれます。
ということは、単身者なら十万円の支給ですが、三世代同居の8人家族なら、世帯主の口座に入るお金は80万円です。
お金は、まとまればまとまるほど、使い方に余裕が出てくるものです。
日本復活の道として、日本的道徳心や神話や歴史の復活だけでなく、大家族制や、給料が家に支払われるという日本型社会システムは、復活の検討をしてみる値打ちがあると思います。
お読みいただき、ありがとうございました。

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