小坪しんや氏は行橋市議会議員に当選しました。ありがとうございます。

《ご連絡》
○ 新刊『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』が昨日4月10日に発売になりました。
新型コロナウイルスの関係で大都市部の大手書店さんは軒並み休業です。郊外の書店さん、あるいはAmazonや紀伊国屋さんの通販などを利用してお求めいただければと思います。せっかく神様からいただいた時間です。少しでも有効活用するために、まさに日本人の覚醒の書である日本書紀、是非、お友達にお薦めいただければと思います。
これからの世界は、間違いなく、公正(ジャスティス・Justice)と、安全(セーフティ・Safety)と、心身の健康(ヘルシー・Healthy)を基軸とした世界へと変化していきます。なぜならそれこそが、世界の民衆の求めるものだからです。
世界はこれまでの「一部の支配層が握る世界」から「民衆の世紀」へと変化します。
その先頭にあるのが日本です。
けれどその日本は、日本を見失っています。だからこそ、原点に帰る。これを古い言葉で「元々本々(もともとをもととす)」と言います。そのため必要なことは、日本が古来から教育の柱としてきたことを再確認することです。それが『日本書紀』です。


映画「ジャスティス・リーグ」
20200409 ジャスティスリーグ
画像出所=https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0-%E5%90%B9%E6%9B%BF%E7%89%88-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B079GX8LMD
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不思議なことに、今の時代では、高い教育を受けたはずの若者が実社会で通用せず、むしろ学生時代に成績の悪かったという人が、実社会でおおいに活躍しているという現実があるといわれています。
日本を取り戻すためには、右翼も左翼もありません。
日本人として、日本の原点にみんなで帰ること。
そこに新たな、まったく違った解決法があるように思います。
ではその解決法とは、いったいどのようなものでしょうか。
昔から、迷ったときには原点に帰れといいます。
その原点とは、どのようなものだったのでしょうか。
実は日本には、1200年以上にわたって教科書として用いられてきた書があります。
使われてきた期間を考えれば、それは日本人にとっての、欧米で言う聖書や、中東におけるコーランのようなものです。
では、その教科書とは、何のことでしょうか。

20200401 日本書紀 ◆ニュース◆
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』絶賛予約受付中!!
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』絶賛発売中。
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○ ねずブロの音声版《ねずラジ》第二集が始まりました。
○ 百人一首の本がオンデマンド版で発売になりました。

20191006 ねずラジ
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答えは『日本書紀』です。
日本書紀は、西暦720年に元正天皇に献上された翌年から、貴族の子女の教育に用いられるようになりました。
さらにその教育は地方に波及し、地方豪族の子女から一般庶民の教育にまで広がっていきました。
その後、日本書紀に書かれているのが第41代持統天皇までですので、以後の奈良・平安・鎌倉時代の歴史なども含めて教育に活かされるようになったのが、江戸時代の寺子屋教育です。
では日本書紀がどのように教育に用いられたのかというと、日本書紀は全文漢字で書かれているわけです。
ですからたとえば寺子屋であれば、寺子屋のお師匠さんが、その漢文を大和言葉に変換して子たちに教える。
さらにそこに書かれていることの意味を教えるというやり方が採られました。
漢文を文節ごとに和訳して前に進むわけです。
当然、文節ごとの意味が必要になる。
そもそも、どうしてその漢字が使われているのかが教えになるし、そうした部分だけでなく、全体のストーリーも教えられます。
すると、その全体のストーリーのなかで、なぜその文節で、その漢字が使われているのかが問題になるわけです。
日本書紀は、全体がたいへんロジカル(論理的)です。
全体が、単に事件や事故と年代の羅列ではなくて、全体が一編の物語としてのストーリーがあります。
ストーリーがあるということは、起承転結があるということです。
つまり、どうしてそうなったのか、なぜそうなったのかを、ひとつひとつ明らかにしながら、物語が展開しているわけです。
教えるべきことを筋道立てて(つまり系統立てて)教える教育のことを「系統学習」といいます。
「系統学習」というのは、たいへんにおもしろいもので、人間には知識欲がありますから、なぜそうなった、どうしてそうなったということがキチンと解説されることによって、生徒たちは続きが気になるし、また自分ならそのときのようにした、といったようにそのストーリーから、さまざまな思考が生まれるわけです。
このことは、おもしろい小説などを読んだときに感動を覚えたり、あるいは登場人物の誰かに共感して、自分ならこうした、あるいはもっとこうすべきだったのではないか、などと考えたりするのと同じです。
ストーリーがあれば楽しいし、感動があるし、そこからいろいろなことを考えたり思ったりすることができるのが、人間でもあるわけです。
日本書紀に始まった日本の「系統学習」は、なんと1200年以上にわたって、我が国の教育を担ってきたものです。
ですから、明治に入って学制が始まった後にも、子たちは学校に行くのがとても楽しかったし、親から「今日は田植えがあるから学校を休みなさい」などと言われると、泣いて悔しがって、友達に今日の授業のノートを持ってきてもらったりしていたわけです。
いまでは考えられない光景ですが、けれどそれは日本中どこでも見られた普通の光景であったのです。
けれども、昨今において、武漢コロナウイルスで学校が休校になったからと、泣いて悔しがる子は、まずいません。
どうしてそうなってしまったのかというと、戦後の教育が、いわゆる「問題解決型学習」に片寄ってしまっているからです。
「問題解決型学習」においては、どうしてそうなったのか、といった系統は必要ありません。
簡単に言えば
「鎌倉幕府は(   )年に成立しました。
 鎌倉幕府の初代将軍の名前は(   )です」
の( )内を埋めるだけなのが「問題解決型学習」です。
「なぜ頼朝は幕府を開いたのか、考えられる理由をあげ、みんなで議論してみよう」というのが「系統学習」です。
このことを議論するためには、それまでの経緯に関する知識が必要になります。
それを知識だけにとどめず、思考にまで高めるのが「系統学習」です。
期末テストを前にして、集団Aに「系統学習」、集団Bに「問題解決型学習」をほどこせば、おそらく集団Bの方が良い成績を出すことでしょう。
けれど、小中高大と都合16年間、「問題解決型学習」で学んできた新社会人と、16年間「系統学習」で学んだ新社会人と、果たしてどちらが社会にとって、あるいは企業にとって有益な社会人となるでしょうか。
実は、先の大戦のあと、日本の統治を行ったGHQは、日本の教育を「問題解決型学習」へとシフトさせました。
一方で、米国を先頭に、ヨーロッパ諸国は、日本がなぜ強かったのかの研究から、国内の教育に「系統学習」を採用していきました。
実はそのために、一時的に大失敗をしたのが英国で、英国で歴史教育に「系統学習」を採用したところ、武力によって英国王帳が築かれ、その英国王朝が世界を征したときには、仁と徳によって植民地を獲得し、統治を行ったのではなくて、暴力的な略奪によって世界を支配したという「系統」が学習されることになってしまったわけです。
そのため国民に活力がなくなり、排他的で無気力な英国人ができあがってしまった。
そこでサッチャーさんが、大英断をふるって、「系統学習」でありながら、自国への誇りが生まれるように、教育の「系統」を絞る、という方法が採られたわけです。
結果は、みなさまよくご存知のとおりです。
世界の多くの国々と異なり、我が国の歴史は、世界に誇れる慈愛と仁政、そして文化の香り高い歴史です。
そしてこれからの世界は、間違いなく、公正(ジャスティス・Justice)と、安全(セーフティ・Safety)と、健康(ヘルシー・Healthy)を基軸とした世界へと変化していきます。
なぜならそれこそが、世界の民衆の求めるものだからです。
世界はこれまでの「一部の支配層が握る世界」から「民衆の世紀」へと変化していきます。
その先頭にあるのが日本です。
けれどその日本は、日本を見失っています。
だからこそ、原点に帰る。これを古い言葉で「元々本々(もともとをもととす)」と言います。
そのため必要なことは、日本が古来から教育の柱としてきたことを再確認することです。
それが「系統学習」の書である『日本書紀』です。
なにせ日本書紀は、我が国で1200年以上にわたって教科書として使われ続けてきた書です。
それを単に、ただのあらすじを知っているよ、というだけでは、あまりにもったいない。
わずかにあと半歩踏み込むだけで、目からウロコが何枚もはがれ落ちるのです。
お読みいただき、ありがとうございました。

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