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20180501 表紙完成2のコピー
最近、いわゆる宇宙人とかUFOとかいうものが、実は何やら胡散臭く思えてきました。
なぜなら、文明がずっと進化しているのなら、宇宙人というような肉体を持つ必要がなくなるであろうし、宇宙船などというハードさえも必要なくて、意識体として、電子的宇宙の中で、どこへでも飛んでいけるからです。

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20180504 テーブルマウンテン
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コンピューターの進歩はものすごいもので、我々がまだ子供の頃には、ようやく四則演算ができる程度だったコンピューターが、若い頃には大型電算機となって銀行取引がコンピューター化され、カセットテープにデータやプログラムを記憶させるマイコンが登場したと思ったら、いまでは当時の超大型コンピューターの性能よりも性能面で優れているスマホが日常的に使われる時代になっています。
そしてなんと、2045年にはコンピューターの性能が人間の脳を超えるのだそうです。
そうなると、人工知能(Artificial Intelligence ; AI)が、自分でさらに自分より優秀な「AI」を開発するようになるのだそうで、そこからさらにコンピューターの性能は上がっていくことになります。
いま、スパコンといえば「京」のような超大型コンピューターですが、これも量子コンピュータが開発されると、その超大型コンピューターの性能が、ノートパソコン程度の大きさに収まってしまうのだとか。
そしておそらく(想像ですが)、人間が、その意識(記憶・思考力・感覚)をコンピューターに移し替えることができる時代がやってきます。
我々の意識は、いまは肉体の中に封じ込められていますが、その意識を、肉体からコンピューター内部に移し替えるのです。
すると、肉体の老いも病気も死もありませんから、人はコンピューターの中で永遠の生命を得ることができるようになるわけです。
「そんなことはない。人は食べなければ死んでしまうのだから、リアルとコンピューターの中の世界は、どこまでいっても合致することはない」と思われるかもしれませんが、コンピューターの能力がどんどん進歩していけば、我々ひとりひとりが持つ意識そのものを、そのままコンピューターの中に移し替えることは、十分に可能なことであるといえます。

20180326 イシキカイカク大学


そうなると、リアルの肉体などなくても、つまり生きていなくても、意識はコンピューターシステムの中で生き続けることになります。
まさに永遠の生命、永遠の美貌、永遠の贅沢を手に入れることができるのです。
そのシステム空間の中では、やりたいことは何でもできます。
たとえば冥王星に行きたいと思ったら、リアルの冥王星に行く必要などないのです。
システムの中に冥王星とまったく同じものをシミュレートし、その中に意識体を飛ばせば良いだけのことです。
太陽に行きたい。
もちろん可能です。デジタル化された太陽のシミュレーションモデルに、一瞬にして行くことができる。
「ねずさん、おかしなことを書いている」と思われるかもしれません。
ただ、思うことがあるのです。
我々日本人は、12万年前にはすでにこの日本列島に棲息していました。
このことは島根県の砂原遺跡で出土した石器によって明らかにされています。
3万年前には、世界最古の磨製石器を用いていました。
このことは群馬県の岩宿遺跡が証明しています。
そして1万6500年前には、世界最古の土器を制作しています。
このことは青森県の大平山元1遺跡が証明しています。
そして1万2,500年前には漆が栽培され、8千年前には稲の生育(朝寝鼻貝塚・岡山県)が行われています。
ひとくちに万年といいますが、紀元1年から起算しても、まだたったの2018年しか経っていないのです。
明治維新からまだたったの146年です。
つまり146年前には、まだ私たちはチョンマゲを結っていたのです。
日本国産初のワンボードマイコンである東芝のテレコスが発売されたのが1976年、日本電気がPC-8000シリーズを発売したのも同じ年です。あれからまだたったの46年です。
そうしてみると、何万年という過去の中に、文明が爆発的に進歩し、コンピューターが開発され、当時の人たちがこぞってデジタル空間の中に引っ越してしまった・・・ということも(たぶんに妄想的ですが)ありえるわけです。
もっというなら、地球誕生から46億年という途方もない期間のあいだには、もしかしたら爬虫類や両生類から進化してコンピューターシステムを開発するに至った人たちがいたかもしれないし、そんな魚類がいたかもしれません。
そしてそういう人たちが、肉体を捨ててシステムの中に住むようになる、つまり電子的空間に住むようになる。
けれども、そんな電子的空間では、なんでもすきなことができてしまって、それでは面白くないから、その電子的空間の中に、電子的宇宙をシミュレートし、そのなかで地球をつくり、人類をつくり、その人類に肉体を持って住まわせ、生まれてから死ぬまでの様々な体験をするというゲームを始めたかもしれない。
つまり、我々の住むこの宇宙は、そうやってつくられた電子的宇宙なのかもしれないと考えられるわけです。
最近、いわゆる宇宙人とかUFOとかいうものが、実は何やら胡散臭く思えてきました。
なぜなら、文明がずっと進化しているのなら、宇宙人というような肉体を持つ必要がなくなるであろうし、宇宙船などというハードさえも必要なくて、意識体として、電子的宇宙の中で、どこへでも飛んでいけるからです。
実はそうしたことを、大昔の日本人はちゃんと知っていて、だから先日書きましたように、大和言葉の「からだ」は、もともと「からだま」であり、「ほとけ」は「ほどける」からきている(玉響より)し、魂が本体、肉体は乗り物といった概念も、実はそうしたことの裏返しの説明であったのかもしれないと思えます。
記紀が伝える神語りも、そう思って読むと、イザナキとイザナミがオノゴロ島を築いたということも、デジタル仮想空間としての地球を創造したのだとも読めるわけです。
つまり、古代の日本人は、そういうことをちゃんと知っていたのかもしれない。
3Dゲームの空間の中には、ときどき、作成途中のデータの消し忘れなどが残っていることがあります。
前にご紹介しましたが、テーブルマウンテンは、巨石ですが、実は大木の切り株ではないかという説があります。(冒頭の写真)
巨人ネフィリムや、高さ千メートルに達する巨木が実際にあったかどうかは別として、我々が地球と認識しているものが人工的にできあがったバーチャル空間であるのなら、プログラミングの途中でのこうした痕跡があっても特段おかしなことにはなりません。
いずれにしても、コンピューターの進歩によって、これからの未来、こまでまったく考えられることがなかったような世界観が登場する可能性があるように思えます。
楽しみなことです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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