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早い話、悪事を働く犯罪者に私権などありません。
私権を制限するのは、むしろ正常な社会においては、あたりまえのことです。
私権を制限されても、まっとうに生きている人にとっては、何の不都合もありません。
制限されて困るのは、犯罪者や国家転覆を狙うテロリストや、日本人の富を狙う泥棒国だけです。
従って、私権が「生まれながらのもの、天賦(てんぷ)のもの」というのは、詭弁(きべん)です。
私権は制限されてあたりまえのものなのです。

20180425 家族
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【お知らせ】
5月5日(土)18:30 第26回百人一首塾(公開講座)
5月19日(土)18:30 第51回倭塾(公開講座)
6月9日(土)18:30 第27回 百人一首塾 公開講座
6月30日(土)13:30 第52回 倭塾(公開講座)
7月14日(土)18:00 第53回 倭塾(公開講座)
7月28日(土)18:00 第28回 百人一首塾(公開講座)
8月10日(金)19:00 倭塾関西 第一回 (IK歴史勉強会)
8月15日(水)ねずさんと靖国昇殿参拝

なんでもかんでも外国のものが良いというつもりはまったくありません。
ただ、良いものは摂り入れるべきであろうと思います。
英国はご存知の通り君主国です。
その英国には、法人を含めて一般人に「所有権」はありません。
土地も建物も人も、英国にあるすべてのものは国王の所有物だからです。
けれども「ここは俺の家だ。俺の土地だ」といえるものはあります。
それは「使用権」であるとされています。
国王の土地を使用させてもらっているのだ、という考え方です。
日本も、この形に戻すべきであると思います。
そしてそれは、現行憲法においても、十分に解釈しうるものです。

20180326 イシキカイカク大学


というのは、日本国憲法は国民主権をうたっているわけです。
その国民の統合の象徴は天皇です。
日本国憲法に、日本国の領土領海に関する領有権の記述はありません。
しかし主権者である国民を統合した存在が天皇だというのなら、その国民が住み生活する領土領海のすべての領有権者は天皇です。
内閣総理大臣は、行政の執政者にすぎず、領有権者とはいえません。
その領有権の及ぶ範囲は、国民の所有権や漁業権等の集合体です。
そうであれば、領有権は所有権に優先することになります。
たとえば登記してある自分の土地というのは、天皇が領有する土地の一部を天皇からお預かりして管理しているということであり、そのために登記がしてあるのだ、ということになります。
従って主権者である国民の土地を、どこかの国から侵害(侵略)されたのなら、その土地を護るのは天皇に親任された行政府の役割となります。
早い話、竹島にしても尖閣にしても、日本人の所有地として登記されていますが、そこが侵害侵略されたのなら、国民統合の象徴である天皇の領有権が侵害されたのですから、行政府は自衛隊を出動させてこれを排除する。
これは当然のことという解釈になります。
成田空港は、いまだに一坪地主が空港開発の邪魔をしていますが、領有権は所有権に優先しますから、国防上、あるいは行政上、その所有権者が邪魔立てするならば、登記を行政府が領土主権者に代わって強制的に抹消することは、当然の責務ということになります。
つまり、英国における国王の所有と、民間の使用権という関係を、我が国においては領土権と所有権という関係で実現することができるということができるわけです。
このようなことは、誰も言っていないことなので、おそらく反論異論も多々あろうかと思います。
しかし、そうした考え方を持ち込まなければ、我が国が「無主国」となってしまい、結果として民間の所有権さえも他国の蹂躙に任せるほかなくなってしまうのです。
そもそも私権というものは、国家国民全体の幸福の実現のために認められているものです。
どこかの誰かだけの幸福のためだけにあるものではありません。
権利は、生まれながらにして持っているのではなく、国民国家全体の繁栄と安全と安心のために存在するものです。
早い話、悪事を働く犯罪者に私権などありません。
私権を制限するのは、むしろ正常な社会においては、あたりまえのことです。
私権を制限されても、まっとうに生きている人にとっては、何の不都合もありません。
制限されて困るのは、犯罪者や国家転覆を狙うテロリストや、日本人の富を狙う泥棒国だけです。
従って、私権が「生まれながらのもの、天賦(てんぷ)のもの」というのは、詭弁(きべん)です。
むしろ私権は、制限されてあたりまえのものなのです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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