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←いつも応援クリックをありがとうございます。記念館は、我が国の歴史であり、国や地域社会で守り抜くべきものです。
現在、再審中です。
その模様のご報告です。

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画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)
◆【お知らせ】◆
2月18日(日)18:30 第48回 倭塾公開講座
3月10日(土)18:30 第24回 百人一首塾
3月24日(土)13:30 第49回 倭塾公開講座
4月7日(土)18:30 第25回 百人一首塾
4月22日(日)13:30 第50回記念 倭塾公開講座
5月5日(土)18:30〜 第25回百人一首塾(公開講座)
5月19日(土)18:30 第51回倭塾(公開講座)
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青森県十和田市の新渡戸記念館廃館問題については、今回で10回目のご報告になります。
<過去記事>
15/06/06 新渡戸記念館を守れ!
15/07/27 新渡戸記念館の文化財が霧散の危機に瀕しています
15/08/21 十和田市の暴挙と新渡戸記念館
15/09/14 新渡戸記念館問題
16/08/31 新渡戸記念館問題シンポジウム開催のお知らせ
16/09/06 十和田市誕生と新渡戸記念館
16/09/25 安倍昭恵夫人も心配する十和田市政
17/02/23 特定の会社の上下水道料金が50%もカットされているという奇妙なお話
17/6/30 新渡戸記念館廃館問題続報(第9回)
18/2/20 新渡戸記念館廃館問題続報(第10回)
この問題は、ひとことでいえば、十和田市の成り立ちにおおいに貢献した新渡戸稲造博士をはじめとする新渡戸家三代を懸賞する記念館について、十和田市の実権を握る副◯長が、記念館に難癖をつけて一方的に廃館ならびにその建物の取り壊しを勝手に決め、一遍の文書による通達もなしに、土地建物を管理する新渡戸家に立ち退きを要求したというものです。
立ち退きの理由は、建物のコンクリート強度が足りないというもの。
ところが、そこに出てきた数字は、まるでダンボール箱並の強度しかないというもので、それはおかしいから、再調査をと要求すると、そんなものは必要ないという。
しかも、記念館内に所蔵されている宝物については、「市で処分するからまるごとよこせ」というけれど、では、どのように処分するのかについては、市は当初は一切その内容を明かさない。
後日裁判に至ってから、市は、同館を含む3つの施設を統合した十和田歴史館の整備を計画しているというけれど、正式決定でもなく口先だけの机上のプランにすぎない。
そのくせ市は、まだ記念物の移送先も決まっていないうちに、記念館への送電を一方的にストップしてしまいました。
記念館というものは、古い物品を展示していますから、空調を切れば、たちどころに記念物品が腐食したり、カビたりします。
市は、そういうことへの配慮をまったく見せないのみならず、記念館の駐車場にあった駐車場の管理人室兼記念館の倉庫となっていたプレハブの建物を一方的に取り壊し、そこに保管してあった什器備品はなんと、露天の地面の上にいい加減に積み上げて、上からブルーシートをかけただけ、という有様でした。
そこで全国の諸氏にお声がけし、記念館存続と、補完物品の保護のためにカンパをお願いするとともに、新渡戸家では弁護士を雇って、裁判で争うこととしたわけです。

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その裁判では、第一審の青森地裁では、管轄権云々で敗訴となったものの、二審の仙台高裁は、事実審についてきちんと法定で審議すべしとの差し戻し判決が出、いま再び青森地裁でこの問題についての審議が行われているという状況です。
裁判は、昨日第3回の再審理公判があったのですが、市は相変わらず論点のすり替えに徹している状況で、裁判の帰趨は、もはや99%新渡戸家側の勝訴間違い無しという状況になっています。
ところが・・・。
市は、目下、裁判で係争中であるにも関わらず、新渡戸家に対して執拗な嫌がらせを続けています。
先日は、内容証明を送りつけて、「鍵を返せ、返さなければ強制執行する」という。
本件は、裁判で係争中ですから、このような強要は通るはずもなく、新渡戸家側の弁護士によって、いとも簡単に市の要求は、跳ね返されています。
普通の日本人としての常識をわきまえるなら、そのような強要が通るはずもないことくらいわかろうものだし、ましてちゃんとした行政なら、それくらいの常識は市の法務部でちゃんと把握し、やっていいことと悪いことの区別くらいつきそうなものですが、あいにく、十和田ではそうはなっていません。
実際のところ、この市では、市長はただの飾り物で、副◯長が実権を握り、これまですきほうだいに行政を壟断してきたといわれています。
それが誰の目にも不条理なものでありながら、権力者に逆らえば報復が怖いし、裏のつながりの噂もあって、誰もその横暴を止める者がいなかったともいわれています。
ちなみに、その副◯長、日本国籍はあるけれど、日本人にしては発音がすこしおかしいという評判もあるとか。
何度も書いていることですが、昨今、全国各地の記念館が、続々と廃館に追い込まれている現状があります。
不思議なことに、このときなぜか、記念館所蔵の文化財が、いつのまにかヨーロッパなどでオークションに出されたりしている現状があります。
日本の文化財は、実は途方もない値打ちがあって、せんだっては西洋における某オークションで、日本の縄文時代の土器ひとつに、なんと1億円を超える値がついたそうです。
記念館は、我が国の歴史であり、国や地域社会で守り抜くべきものです。
みなさまの引き続きのご支援を、よろしくお願いします。
新渡戸記念館廃館取り壊し撤回のご署名にご支援のページ
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.nitobe.jp/
お読みいただき、ありがとうございました。

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