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百人一首1
百人一首2

おかげさまで、『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』が4刷りとなりました。
・百人一首は五百年の歴史を和歌で描いた百首で一首の一大叙情詩である。
・和歌は察する文化を根本とした明察功過の文学である。
・歌人の名前が役職名になっていれば、当然それを踏まえて解釈すべきである。
・一見恋の歌でも、その心には仕事のこと、政治のことなどが読み込まれていることに注意すべきである。
などなど、和歌の本来の解釈の仕方を、あらためて世に問うた、極めてオリジナリティの高い本です。
執筆開始から刊行までにまる2年かかりました。
でもそれだけの値打ちはあったと自負しています。
ちなみにひとつひとつの歌は、私の主催する古典塾などで解説しますと、スライドなどのビジュアルも含めてお話するのに1首の歌だけで60〜90分かかります。
これは文字数にしますと1万8千字〜2万7千字になるものです。
それをこの本では、おもいきり圧縮して1首およそ500字で解説しています。
それだけ内容の濃い本になっていようかと思います。
歴史は人が作り出すものです。
そして人は、心で動きます。
つまり、心が時代を織りなします。
天智天皇の御世の大化の改新によって、新しい歴史が始まり、国が安定し、世界最古といわれる女流文学までも誕生する平和と安定の歳月を迎え、それが音をたてて崩壊する。
その間(かん)およそ約五百年です。
百人一首は、その五百年の人々の心の動きが百人の百首の歌で表現されているわけです。
ですから百人一首は、ある意味歴史書でもあるわけで、とくに和歌には関心がないよという方でも、中世の日本人の心、つまりそれは日本人の心そのものでもあるわけですが、これを知るうえでたいへん役に立つ本になっていようかと思います。
ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」

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