中韓を知り過ぎた男の12月5日の記事に、xpさんが非常に面白いコメントを書いておられました。
てか、驚きの内容です。
以下、引用します。
<引用>-------------------------------------
アメリカのイラク侵攻は戦争経済やドル防衛だったと言われていますね
1944年のブレトンウッズ体制発足に伴い、英ポンドに代わり、米ドルが正式に基軸通貨になった
当時アメリカは世界的に圧倒的な量の金・ゴールドを保有し
米ドルと金を一定のレート(金1オンス=35米ドル)で交換を保証する事により
米ドルは基軸通貨として認められた
しかし
>ベトナム戦争などによる財政赤字、貿易赤字に耐えかね
>アメリカは金の保有量を遥かに超えるドルを流通させてしまった
>ドルと金を一定のレートで交換することを保証するという事は
>ドルを金の価値に対して低く出来ない
>つまり無制限にドルを発行できない
>この矛盾が限界に達し、ドルと金の交換停止を電撃的に宣言したのが
>ニクソンショック(1971年)だった
>この後の展開として米ドルの価値は暴落し、最終的な信用失墜で
>ドル基軸通貨体制は崩壊してもおかしくはなかった(三橋貴明著・ドル崩壊P200)
そこでアメリカは、金兌換制に代わるものとして石油兌換制
つまり石油は米ドルでのみ決済すること、という決まりを作って
米ドルの基軸通貨の地位を維持することにした
>米国政府は当時のOPECとの間で合意して
>全世界の原油価格は独占的にドルで値決めされなければならない
>すなわち必ずドルで決済されなければならない
(副島隆彦著・ドル覇権の崩壊P115)
ところが1999年にユーロが誕生すると翌2000年にイラクのフセインが
今までドル建てだった石油決済をユーロ建てに換えてしまった
この動きが他の中東産油諸国に広がるのをアメリカが当然懸念したでしょう
で、2003年のイラク侵攻となったわけです
アメリカはイラク占領後に石油決済をドル建てに戻した
>イラクの旧フセイン政権は2000年11月に石油取引をドルからユーロに転換した
>国連の人道支援「石油と食糧の交換」計画もユーロで実施された
>米国は2003年のイラク戦争後、石油取引をドルに戻した経過がある
(2006年4月17日 毎日新聞)
ドルが基軸通貨でなくなれば、基軸通貨特権(いくら借金があっても、輪転機を回せばいい)を失い
アメリカはただの赤字大国となってしまいます
海外から物を買うにしても、諸外国はドルの受け取りを拒否する
アメリカにとってはまさに恐怖ですね
イラク戦争は戦争経済で軍産複合体を活気づけるのと同時にドル防衛も果たせて
一石二鳥だったというわけです
ところが、イラク内で米軍やイラク住民を標的にしたテロ活動が頻発し
テロの掃討に打つ手がなく、アメリカはボロボロです
米軍のイラク駐留経費は膨らむ一方で、しかも今度はイランがドル建て決済からユーロ建てに移行した
アメリカによるイラク戦争はコストパフォーマンス的には既に最悪状態ではないでしょうか
個人的にはアメリカによるイランの核開発云々は
イラクが大量破壊兵器を隠し持っている事を理由に、アメリカがイラクに侵攻したのと同様
アメリカの捏造である可能性があると思います
しかしイランが本当に核開発を行っている可能性も完全否定できないので
イランが核開発している可能性は50%程度かなと見ています
米英イスラエル発の情報ばかり鵜呑みにするのは危険ですね
彼等の手のひらで踊らされるのは馬鹿です
つくづく日本は情報・諜報機関が必要だと思います
こういうアメリカにホトホト愛想が尽きるのですが
今、日本がアメリカと袂を分かつのは自殺行為ですね
自主国防力を高め、ロシア、インドなどの英連邦諸国などと二国間の連携や軍事同盟を模索し
外交や安全保障上のリスクヘッジを行うべきだと思います
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アメリカのイラク侵攻は、実は、フセインが石油取引をユーロ建てに転換したことが原因だったという説です。
なるほど「ドルが基軸通貨でなくなれば、アメリカは、基軸通貨特権(いくら借金があっても、輪転機を回せばいい)を失い、ただの赤字大国となって」しまう。
米軍産複合体からみれば、米国がただの赤字国家となれば、巨額の費用のかかる軍事費の圧縮により、莫大な損害を被る。これを防ぐには、なんとしてもドルを基軸通貨であり続けさせなければならない。
そのために、イラクに核疑惑まででっちあげ、異常な早さで軍事進攻を行ない、国家そのものを叩き潰した。。。。
であるとするならば、政権がオバマ氏に移行したとしても、ドルの基軸通貨制の維持という米国のオーナーの意向には、なんら変わるところがない。
いまアメリカは、金融危機に陥っていますが、これによってもし、ドルの信用が失墜すれば、基軸通貨は、もしかすると、ユーロか円にとって代わられる可能性を否定できないといえます。
このうち、ユーロについては、米発の金融危機によって、ユーロ自体がゆらいでいますので、ある意味、危険は薄い。
危ないのは、世界的金融危機に陥ってもいまだに強い信用力を持つ「円」です。
円に、基軸通貨としての機能を渡さないために、米国オーナー(軍産複合体)はどうするかと考えたとき・・・・
対日本政策に関しては、日米安保もあり、いまさら軍事進攻はありえないですから、日本という国家を自滅させるのが、いちばん手っ取り早い、という選択肢が見えてきます。
どういうことかというと、米の東南アジア外交を中華寄りに舵を切る。
中国と米国の新密度が増し、日本の頭越し外交がはじまると、中国は安心して日本を属国化することができる。
血を流す戦争という選択をしなくても、中国人を日本に移住させ、日本の選挙権を与え、日本政府から巨額の賠償金が中国に払われるように仕向ければ良い。
そうなると、日本は国内治安が悪化し、国体が混乱する。
通貨は、国家としての安定がなければ信用を失う。
日本国内で通用する通貨が、円から元にシフトし、円が紙切れになるかもしれないという状況になる危険があれば、それだけで円がドルに代わる基軸通貨となる可能性は皆無になる。
そのことは東亜の治安や平和を乱すことになる。
世界の平和、人類の平和、アメリカの繁栄を掲げるブッシュ氏にしてみれば、半ば騙されてイラク進攻をし、その後もイラク内乱のために軍事費が垂れ流し状態となり、そこへこれまで守ってきた東亜の秩序への理想まで汚され、次期大統領選挙への出馬まで認められず、共和党の候補者は、誰が見ても花のないマケイン氏。
ブッシュ大統領にしてみれば、そりゃぁ、こんちくちょーって気にもなって、「イラク侵攻はCIAの誤情報に基づくものだった」くらいの暴露もしたくなるってものです。
つまり、オバマ氏の当選は、米軍産複合体のバックアップによるもで、オバマ氏の周辺を固めるスタッフも、ことごとく軍産複合体の委嘱を受けたメンバー。
彼らがしようとすることは、米国ビック3までが経営破たんを伝えられる中で、とにもかくにもドルの基軸通貨性を維持すること。
そのためには、今後日本に対する圧力を高め、円を崩壊・自滅の道に進ませるのが、最も手早いという筋書きになる。
つまり、昨今の中国の露骨なまでの日本攻撃や、今回の国籍法改正に見られる一連の売国行動は、日本の独立性=円の信用を失墜させるためのもの・・・そんなストーリーを見てとることができるかもしれないといえます。
仮にそうなると、ただでさえ、増長大魔王の中国のこと。日本に対し、嵩にかかったように様々な要求を突きつけ、国内では反日教育を一層強化し、日本の属国化をさらにいっそう推進してくることになる。
この結果なにが起こるか。
日本国内の政治、マスコミの左傾化はいっそう著しいものとなり、これに異を唱える者はウヨクというレッテルを貼られて、言論の自由を奪われ、法改正によって政治犯が創設され、自由な発言をしようとする者はことごとく収容所送りとなる。
2007年には、生まれてくる赤ちゃんの150人にひとりが中国系だったものが、2011年頃には、80人に1人、2020年には2人に1人が中国系となり、学校で使われる教科書も中国語表記に。。。。。
2030年には、日本という独立国はなくなり、中華人民共和国日本省という名の自治区が誕生する・・・なんてことになりかねない事態を迎える・・・なんて空想でなくなるかもしれない。
そうならないために、日本は、いま何が必要か。何をしなければならないか。。。
これはめちゃくちゃ、むつかしい問題です・・・・
幕末のころ、イギリス・フランス・アメリカが日本を植民地化しようと狙ってきました。ところが日本の武士の持つ高度な精神性と、見ただけの蒸気船をあっという間に自分たちで模倣し作り上げた日本の学術水準の高さを見て、彼らは日本を工業国家として相応な貿易相手としての取引(かなり差別的ではありましたが)をするという選択をしました。
幕府側にはフランス、官軍側には英国。
当時、列強にはそれなりに自分たちにとって都合の良い思惑があったろうと思います。しかし、その中を日本は、国家として対等な関係を構築するよう必死の努力をした。
国籍法の改悪は、北朝鮮の崩壊によって起こるであろう韓国・中国への大量難民流出と、目下の韓国の財政破綻、これに加えて、中国の約2億の無戸籍者の受け入れ、ひとり300万円で日本の国籍をとらせるビジネス(1000万人の移民を実現すると、蛇頭の懐には30兆円のお金が転がり込む)に、米国のドル防衛のために、日本の円を骨抜きにしようとする思惑が働いた結果。。。とみることができるかもしれません。
彼らにとって政治的強敵となりうる総理総裁は、ありとあらゆる工作をして一刻も早く倒すに越したことはない。
誇りある日本を取り戻そうとしたやや情動的な安倍総理、理詰めで官僚や諸外国を説得する秀才福田総理、気合いで諸外国(特にEU諸国)に人気の高い麻生総理。
いづれも邪魔な存在とみることができます。
都合のいいのは、野心と金欲が強くて転びやすい政治家。秘書に美人韓国人などを置いていたら、なお都合がいい。
整理します。
■ とにかくドルの基軸通貨性を失わせてはならない米軍産複合体。
(そのためには一国さえをも滅ぼす。イラクで証明)
金融危機によってドルの価値が下がり、円に基軸通貨性を奪われると米国はただの赤字国家に転落し、軍産複合体はその最大の市場を失う、もしくは取引規模の大幅縮減を余儀なくされる。
■ 中国の無戸籍者を日本に移民させることで手数料収入30兆円を狙う(1千万人×300万円)蛇頭。
■ 日本の高い技術力が欲しい人民解放軍
(兵員数だけは多いが装備が旧式な中国軍。現代戦ではハイテク装備がモノを言うことはイラク戦争が証明)
■ 日本を属国化することで日本製品を名実ともに中国製品して世界の市場を席巻したい中国経済界。
■ 北朝鮮の崩壊で生じる難民の捌け口を日本に求めたい韓国政府。
■ 日本からの円借款を、もっと引き出し、なおかつ1円も返したくない韓国政府。
こうした米中韓の思惑の中に、いまの日本があると考えることができます。
これらの要求をまるのみするということは、
★ 日本に大恐慌が訪れる。円は価値を失い紙切れになる。大量倒産が起こり巷に失業者があふれる。
★ 日本に中国人や韓国人移住者が蔓延し、国内治安は最悪なまでに悪化する。
★ 飽食の時代が終わりを告げ、日本に飢餓の時代が到来する。
(日本の食料は、諸外国からの輸入品頼みですが、輸出によって外貨を稼がないと
日本は食料の買い付けができない。そうなると国内自給分だけでは、日本人1億2600万人のうち、約2400万人分の食料しか供給することができないです)
という事態を招くことになります。
要するに、日本国が崩壊する。
そこまでしなくても、北朝鮮にテポドンを一発、東京に打ち込ませるだけでも、日本という国は一気に崩壊するかもしれない。
なんだかSF的なシナリオみたいになってきましたが、世界の情勢なんてものは、一瞬の変化で大きく変わります。
繁栄を誇ったドバイが、破たん。
イラクやアフガンの難民生活。
パレスチナ等々の例・・・
米ドルの基軸通貨性を維持し、日本がこれにとってかわることをしない。
日本が国としての独立を保ちつつ、米国・中国双方との国交を良好に保ちつつ、日本国民の生活と安全を守りぬく。
そのための選択肢は、限られています。
そして、待ったなし!の状態にきているように思います。
すくなくとも、大勢に影響のない「問題発言」がどうとかで、ごちゃごちゃやっているようなときではないように思います。
最後にひとつだけ。
さきほど公明党の太田昭宏代表が田原総一郎のサンデープロジェクトに出て、いまの日本は危機なんだと強調していました。
太田代表の主張に賛成と書いたら、抵抗感を持つ方がおいでかもしれませんが、
太田昭宏氏の
「政治家は評論家じゃないんだ。
閣僚も議員も総理も、日本はいま危機にある。そういうときに隅の方でごちゃごちゃ言ってるんじゃなくて、寝袋持って首相官邸に泊まり込む。危機打開を徹底して探る。その気迫が必要なんだ。」
という発言は、思わず、「その通り!」とうなづきました。
あいつが悪い、こいつが悪い、カネをくれるのはドコダ??
(;`O´)oオイコラ!!
政治家諸氏は、国民の生活の安定と安全を守るために、「私は命がけで戦う」と選挙で約束したのではないですか?
政治家諸氏には、議論をしていただくのはおおいに結構だが、きちんと相手の話も聞いてほしい。
議論にもならない、ただの評論など、いい加減にしてほしい。
「気迫をもって戦ってほしい」、そう思います。
まさにいま、日本は危機にある。
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