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今日は、最近読んだ本等のなかから、これはと思う本などをご紹介してみたいと思います。
1 DVD【神道の心を伝える】
2『昭和の戦争の真実』拳骨拓史著
3『中国の戦争宣伝の内幕』
フレデリック・ヴィンセント ・ウイリアム著
4『国境の島を発見した日本人の物語』藤岡信勝編
5『聖なる国、日本 欧米人が憧れた日本人の精神性 』
エハン・デラヴィ著
6『「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本』
マックス・フォン・シュラー著
7『愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記 』
ふわこういちろう著
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1 ドキュメンタリー映画 【神道の心を伝える】DVD
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最初はDVDです。
匠プロモーションを運営される小坂達也さんが作成されたもので、小坂さんは、以前このブログでご紹介した「君が代」の意味を動画にして拡散してくださった方です。
その小坂さんが、このたび「神道の心を伝える」というドキュメンタリー映画を作成してくださいました。
得ることよりも、いまあるものに感謝する。
神様は、こうしなさいという指示をする存在ではなく、常に自らが学ぶという姿勢、それが「道」であるというのが神ながらの道です。
よく、「神様にお願いをする」といいます。
願いごと信心などもいいます。
けれど、よく考えてみれば、それって神様に自分の欲望を「要求」しています。
人が神に要求をする。
それって、自己都合の要求であり、なんだか傲慢なような気がします。
神道は、そのような要求をしません。
生かさせていただいていることに、ただ感謝を捧げ、今生での自己の魂を清め成長させていきます。
そのための道が、神ながらの道なのかもしれません。
この動画はとてもよくできた動画です。
お値段はちょっと張りますが、ぜひ一度はご覧頂きたい動画です。
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2 拳骨拓史著『昭和の戦争の真実』
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この本は、先般ベトナムのことを紹介した記事(http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2721.html)でもご紹介させていただきました。
戦いという極限状態の中で織りなすヒューマンストーリーで、戦前の大日本陸海軍の軍人さんたちの逸話から、戦後の自衛隊の逸話まで70の秘話が語られています。
文章も読みやすく、日本人とは何か、日本人とはどういう人達なのか、戦争とはなにか、国を護るとはどういうことなのかなどを、感じ取れる本でした。
お薦めです。
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3 『中国の戦争宣伝の内幕』
フレデリック・ヴィンセント ・ウイリアム著
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この本は、米国人のジャーナリストであるフレデリック・V・ウイリアムが昭和13年に刊行した本で、日華事変が始まった頃までのChinaの宣伝工作の模様が、これでもかというくらい丁寧に書き込まれている本です。
日華事変といえば、中共の言う南京大虐殺などが行われたとされる時期にあたり、有名なところでは、瓦礫と化した上海駅で泣いている子供の写真(下)や、Chineseが射殺されるシーンの映像などが、ついこの間までは、すっかり日本軍非道の証拠写真のように扱われたりしていました。

これらの映像について、近年、保守系の論者さんなどが「私がこの嘘を発見した」などと発表したりしていますが、これらの写真がいわゆる「やらせ」であったり、あるいは実際にはChina国民党の兵士がChina共産党の便衣兵を殺害している写真を、あたかも日本軍によって民間人が射殺されているようにみせかけて宣伝に使ったりということは、なんと実は昭和13年の時点で、フレデリック・ヴィンセント ・ウイリアムがこの本の中でちゃんと説明しています。
また、どうして当時の蒋介石らが、あれだけの嘘八百を世界中に宣伝し得たのか。
その理由と内幕も、なんとフレデリック・ヴィンセント ・ウイリアムは、明確に証拠立ててこの本の中で説明をしています。
この本は、原書を自由主義史観研究会(代表:藤岡信勝教授)の田中秀雄氏が見つけ出して翻訳してくださったもので、田中先生は、他にラルフ タウンゼント著『暗黒大陸 中国の真実』の翻訳も手がけられています。
両方とも読ませていただきましたが、どちらも第一級の資料と呼べる本だと思います。
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4 藤岡信勝編『国境の島を発見した日本人の物語』
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最近は上の図を結構見かけるようになってきましたが、これが日本のカタチです。
このことをひろめるきっかけになったのがこの本です。
これも藤岡先生主催の自由主義史観研究会のひとつの成果にあたる本で、この本の中では、竹島についてを山崎ちあき先生、樺太についてを松浦明博先生、千島列島を安達弘先生、小笠原諸島を服部剛先生、南鳥島を飯島利一先生、沖ノ鳥島を高橋智之先生、尖閣諸島を飯嶋七生先生が、それぞれ分担して筆をとっておいでになります。
この本は、本そのものが自由主義史観研究会のひとつの成果であるのですが、実はそれだけではなくて、ここに書かれた「領土」をめぐる物語を、それぞれの先生方が分担して学校での「授業つくり」に活かすプロジェクトを開催し、授業そのものに活かしているのです。
そういう次第ですから、ここに書かれたそれぞれの島嶼に関するドラマには、たいへんな感動があります。
中学生か高校生くらいのお子様がおいでになるご家庭であれば、お子様にこの本を夏休みの宿題の読書感想文の種本にされたら、きっとお子様の心の中で、何かが弾けると思います。
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5 エハン・デラヴィ著『聖なる国、日本 欧米人が憧れた日本人の精神性 』
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この本は、上にご紹介した、いわゆる歴史物ではなくて、スピルチュアル系の本です。
スピルチュアルというと、なにやらいかがわしいものとお感じになるかもしれませんが、いわゆるスプーン曲げのようなサイキックと異なり、日本語的な表現をすれば、日本人の精神性についてを、スコットランド人のエハン・デラヴィが書いた本、ということができます。
ちなみにスコットランドといえば英国の一部ですけれど、ここは、英国をフランスからやって来たバイキングのノルマンディ公が征服して王朝を築く前の先住民であるケルト人たちが残っているエリアで、だからいまでも独立運動が行われたりしています。
ケルト人たちは多神教で、万物に精霊の力を感じとります。
それが映画になったのが「ハリーポッター・シリーズ」です。
いわゆる一神教のキリスト教とは、異なる思想であり民族であるわけです。
そして多神教であるスコットランド人のデラヴィに、同じく多神教である日本がどのように映ったか。
そして客観的に日本を外国の目から見た時、そこにどのような素晴らしさが発見できるかを本にまとめたのが、実はこの本です。
すごい勉強になりました。
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6 『「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本』
マックス・フォン・シュラー著
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元アメリカ海兵隊のマックス・フォン・シュラー氏が、「袋叩きにあおうとも真実を語ろう!」と出版されたのが、この本です。
いまだに米国には、日本を恐怖の大王の国のように思い込んでいる人が多いけれど、実はアメリカ人が教わった日米戦争は嘘だらけであり、そのような虚構を前提に国民的意思を積み上げていけば、土台そのものが歪んでいるのだから、アメリカそのものが倒壊してしまう。
そんな危機意識から筆をとられたのがこの本です。
この本が実に画期的なのは、ただ日本側の正義を語るのではなくて、たとえば大阪の橋下市長が「慰安婦はアメリカにだってある」と発言したときに、なぜ米太平洋艦隊の司令官がこの発言を強硬に否定したのか。
そこにあるアメリカ側の事情や病巣といったものを、米国側の立場から如実に浮き彫りにしてみせてくれていることです。
たいへん興味深い本です。
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7 ふわこういちろう著『愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記 』
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このまんが古事記を一発で気に入ったのは、ただ日本神話を描いたというのではなくて、古事記にある神々の成長の物語を、セリフと絵でちゃんと描いている点です。
たとえば、イザナキとイザナミの最後のお別れのシーンがあります。
黄泉の国で恐ろしい姿になっていたイザナミは、そこで最後の別れに、夫に対して「我が愛する夫よ」と呼びかけます。
そしてそのあと、イザナミは黄泉津大神となられるのですが、その「夫に、我が愛する夫よ」と呼びかけたその瞬間、イザナミのお姿は、まさに黄泉の国の大神にふさわしい神々しいお姿になっていたであろうということは、『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人・第二巻』でご紹介させていただいたことです。
ところがこのまんが古事記では、まさにそれが絵になっているのです。
そういう、言外の意を汲んで、それをわかりやすく漫画にする。
これは、ただ漫画にしたというのではなくて、登場する神々それぞれごとに、その意味を深く解釈していればこそ描けることです。
子供向けの漫画のようでいて、実に奥深い本を出していただいたものです。
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さて、7つの本とDVDをご紹介させていただきました。
DVDは、お気軽にご視聴いただけるものですし、今日ご紹介したそれぞれの本は、おそらく読書馴れした方でしたら、1冊1時間程度で読み終えてしまえると思います。
たった1時間の読書で、我々が小中高大学と、都合16年もかけて教わってきたことが根こそぎひっくり返ってしまう。
猛暑で、どこにも行けない夏。
エアコンの効いた部屋の中で、あるいは通勤のお供に、そんな感動を味わってみられたらいかがでしょうか。

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