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『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人! 第二巻: 「和」と「結い」の心と対等意識』
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ある年代から上の方なら、子供の頃にお年寄りから、
「安かろう悪かろう」
「安物買いの銭失い」
という言葉を言われて育ったご記憶があるのではないかと思います。
それでも、その年代の方がまだ幼子の頃は、近所の駄菓子屋さんに置いてあった品物は、当時のお年寄りたちからしてみれば「安物」であり「銭失い」であったかもしれないけれど、それなりに良いものが扱われていたように思います。
いまでも、昭和30年代のブリキのおもちゃや、当時の手鞠(てまり)や羽子板、あるいは木製品のおもちゃなどが売られていますけれど、すくなくとも日本産のそうした製品は、現代の水準からすると、かなり「良いもの」です。
ところが最近、食や雑貨の分野では、特にChina産を中心に、なるほど値段は安いけれど、「悪かろう」の水準が極端に低い・・・食べ物なら毒物が混入されていたり、食器やサンダルなどでは体に触れるものでありながら、人体に害のある化学物質が混入されちえるなど、悪かろうどころか「危険」な物品が大量にわたしたちの周りに流通するようになりました。
もう「安かろう、悪かろう」のレベルではないのです。危険水域に入ってしまっている。
いまこそ本物が求められています。
以前にもご紹介させていただきましたが、たとえばChina産のウナギ。
稚魚は日本産と同じで、日本ウナギの稚魚なのです。
ところが日本産のウナギは痩せいていて細長く、China産のウナギはまるまると太っていて肉厚です。
China産ウナギが登場したばかりの頃は、値段も国産ウナギとくらべて半値だし、肉は厚いしで大喜びで食べていたものですが、なぜまるまる太って肉厚なのかを知ってびっくり。
なんと、成長を早めるためにと養殖場に厚さ10センチくらい女性ホルモン剤を敷き、おかげで養殖場の近所の子供達は6歳で男にはヒゲが生え、女の子は胸が膨らむ。
餌には、China本土でもっとも安価な肉として、人間の死体を餌にする。
そんなことがわかってからは、さしものChina産ウナギも、まるで売れなくなり、いまだにスーパーにはChina産ウナギが山積みされている情況となりました。
困った業者さんは、Chinaウナギを牛丼チェーンに持ち込んで、安価なうな丼として販売するようになりましたが、果たしてそれもいつまで続くことやらといった情況です。
他にも、docomoが、韓国産のスマホを大々的に売りだしたことがありました。
ところが、いくら巨額の宣伝費をかけても売れない。
売れるわけがありません。火を吹くスマホなんて、危なくて誰も持てない。
どこぞの国の自動車も、エンジンキーを差し込んだ瞬間に暴走しはじめたり(下の動画参照)、ドイツ製の自転車と衝突して自動車の方がぺしゃんこになったり、あるいは上り坂で突然、下り始めたりと(このあたりはYoutubeなどの動画サイトにいくらでも映像があります)、およそ、考えられないような事故が多発しています。
ちなみに、絶対に買ったらダメなのが、ChinaやKorea産の自動車タイヤです。
自動車というのは、簡単に言ったら、タイヤに人を乗せてエンジンで走る道具です。
そのタイヤが、ChinaやKorea産のタイヤなら、国産タイヤの10分の1の価格で買えますけれど、これだけは絶対にやめた方がいいです。
外見はタイヤに似ていますが、あれはもうタイヤと呼べるシロモノではありません。
氷でできたタイヤに乗るようなもので、装着した瞬間、あの世に近づきます。危険食品よりなお怖いです。
彼らにしてみれば、「安ければ売れて儲かる」からそのようなものを売っているだけなのかもしれませんが、このような精神は、修理固成(つくりかためなせ)の国日本では、まったく考えられない精神性です。
わたしたちは、およそ日本人の常識外のことが現実に起きているという事実を、あらためて再認識する必要があると思うのです。
日本語にも「安かろう悪かろう」という言葉は、古くからあります。
しかし、その「悪かろう」が、日本人の常識をはるかに上回る「悪かろう」なのです。
もう2年ほど前のことなのですが、財布がボロボロになってしまって、たまたまスーパーで千円で紳士用の長財布が売られていたので、デザインも良いし、思わず買ってしまいました。
家に帰り、さっそく財布の中身の入れ替えをしようとしてびっくり。
財布にはカードホルダーがついているのですが、そこにカードがはいらない。
サイズが微妙に小さいのです。
おかしいと思って、財布をよく見たら「Made in China」と書いてある。
クレジットカードが、Chinaだけサイズが小さいということはありえないと思います。
要するに採寸が違っている。
カタチだけ真似して、そこに「モノ作り」の心がこもっていないから、こういうことが起きます。
ちなみに最近では、「Made in China」と書いてあると売れないので、「Made in PRC」と表記しているのだそうです。
「PRC」は、「People’s Republic of China」の略で、直訳すれば「中華人民共和国」です。
China製品が、表示を「Made in China」から、「Made in PRC」に変えたら、世界中で売上が倍増したという話もあります。
なるほど標記としては「Made in China」よりも、「Made in PRC」の方が「正しい」のかもしれないけれど、これは新手の詐欺みたいなものに思えます。
もっと大きな問題は、こうしたChinaやKoreaの安価なインチキ製品の普及が、実は日本人にとっての「安物買いの銭失い」になっている、という点です。
早い話、たとえば百均などで売られている雑貨を、日本はいまChinaから年間約10兆円買っています。
雑貨の値入率はだいたい4掛けですから、小売市場規模は25兆円になります。
これらChinaからの輸入雑貨の生産を全部国産に切り替えたら、製品の価格は100円でなく300円になるかもしれません。
ということは、単純計算で50兆円の内需が国内に生まれることになります。
これは日本のGDPを10%押し上げるだけでなく、製造業を活性化し、就業機会を増やし、雇用を拡大し、日本経済を二桁成長に押し上げるだけのインパクトを持ちます。
そしてそれだけでなく、安全で安心な高品質な製品を、わたしたちは共有し、使えるようになるのです。
もうずいぶん前のことになりますが、某国に仕事で出張した際、そこでは現地産の缶コーヒーが一本、10円で売られていました。
日本産の缶コーヒーも売られていて、それは一本100円でした。
値段が10倍違います。
現地産の缶コーヒーなら、10円で買えるのです。
では、その外国産缶コーヒーを日本に大量に輸入して販売し、日本人が「安いから」と、その缶コーヒーを買うようになったら、日本国内はどうなるでしょうか。
缶コーヒーにかかる家計消費支出は100円から10円に下落します。これはつまりGDPが10分の1になることを意味します。
おそらく国産缶コーヒーメーカーは倒産し、雇用は失われ、収入のなくなった日本人からは購買力自体が冷え込み多くの人びとが貧困に身を委ねることになってしまうことでしょう。
そしておそらく、その缶コーヒーの輸入をした者だけが大儲けをする。
問題は、その「大儲けをする人が誰か」です。
日本人なら、儲かったお金はみんなのお金、会社のお金と考えます。
その会社は、地域の活性化や産業の振興のためにお金を使ってくれるかもしれません。
けれど、それが拝金主義のウシハク在日外国人なら、儲けたお金は社員にさえ還元しません。自分一人で利益を独占します。
日本企業なら、一部上場の大手でも、社長の給料は年4000万円くらい。一般の社員との格差は10倍程度ですけれど、在日系のトップは、平気で年俸200億円とかをとったりします。そして社員は16時間労働があたりまえで、年俸は200万円くらいしか払わない。給料格差は1万倍です。
彼らはそれを「勝ち組」だという。
そして豊富な財力にものを言わせて、政治やジャーナリズムを買収し、自分たちに都合のよいように社会の制度を変えたり、虚偽の情報を流したりします。
要するに特権階級を構成していくわけです。
そして民衆はますますバカになり、教育レベルは下がり、テレビは予算の安価なお笑い番組ばかりとなり、富は偏在し、民衆は長引く不況に、女房まで働かせなければ飯が食えなくなる。
それって、いまの日本そのものではないでしょうか。
これそこまさに、「安物買いの銭失い」です。
そして日本に住む日本人が貧しくなり、ごく一部の特権者だけが巨利を得る。
日本がウシハク国となる。
それが彼らの狙いでしょう。
もう目を覚ましましょう。
日本は古来、食とモノ作りを大切にしてきた、和と結(ゆい)の国です。
もう、「安かろう悪かろう」はやめにして、少々値段が張っても、ちゃんとした製品をちゃんとしたところから買う、そういうあたりまえのことがあたりまえにできる国や国民に戻していこうではありませんか。

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