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秘伝書

このブログの読者の皆様は、このところ何度も書かせていただいている「シラス」、「ウシハク」について、みなさんご理解いただいていることと思います。
けれど、本当は「シラス」は、秘伝、奥義にあたるもので、軽々に一般化すべきものではないのです。
「シラス統治」は、ひとことでいえば情報共有化と、民衆の知的レベルの高さ、もっというなら高い民度があってはじめて、理解され、すすめられるものですし、その根底に天皇という無私の存在があってはじめてなりたちうるものです。
そういうことをちゃんと理解したうえでないと、「シラス」ことが悪用されるのです。
わたしたちは、現実にそれを見てきています。
虚偽の情報を垂れ流し、嘘を並べ立て、それを百回言ったら本当になると、なんと石碑や像までこしらえる。そして日本からカネをせびりとる。
なんと彼らにいわせれば、これこそが政治であり、情報によって利益を得るための、これが正当な情報戦争なのだそうです。


他にも似たようなものがあります。
「知らす」といいながら、虚偽の報道をして世間を惑わし人心を攪乱する。あるいはその手先となる。
そういうところが、大手のメディアとなっている。
そんな事例も、私たちは実際に目にしています。
実際には「ウシハク」者が、「シラス」ことを表面上だけで曲折させ、自分に都合の良いように世の中の情報を操作し、自己の利益を図ること。
これは大昔からあったことです。
大学者と呼ばれる人にもいました。だから「曲学阿世の徒」という言葉があります。
ですから昔の人は、ほんとうに一番大事なことは、それをちゃんとしっかり理解できるレベルに達するまで、そのことは教えないで、意図的に「隠す」ということをしました。
それが「奥義」や「秘伝」などです。
同じことは古事記、日本書紀にもいえます。
日本書紀は漢文で書かれ、外交的なも日本の正史とされた書物ですから、これは公開資料です。
一方、古事記は大和言葉で書かれ、封印された書物とされました。
大和言葉で書かれたということは、漢字で書いてあっても、外国人には何が書いてあるのかさっぱりわからないものとなっていたということです。
そして封印されていたということは、「隠されていた」ということです。
古事記を世の中に出したのは江戸時代の国学者の本居宣長ですが、大切なことは、それまであくまでも「封印されていた」のであって、「捨てられていたのではない」ということです。封印と廃棄は意味が違います。
そして、本居宣長を含めて、古事記を見る(読む)ことができたのは、相当の大学者か、高い官位を与えられた人のなかから認められたごく一部の人だけであったということを、私たちは知ることができます。
なぜなら、捨てられいたわけではないから現存したのだし、写本さえなかったということは、秘伝とされていたことだということだし、そして本居宣長は、当時にあってわが国最高の国学者であり愛国者であり、天皇尊崇者であったのです。
その意味では、同じく皇室尊崇論者である山鹿素行は、古事記は見せられていません。
奥義、秘伝というものは、生半可な人物がそれを用いれば、必ず世に混乱をもたらすもの、でもあります。
だからこそ「シラス」の扉が開かれるのは、七世紀の大化の改新、十九世紀の明治維新のときだけでしたし、明治維新後の大日本帝国憲法は、井上毅の原案では第一条に「大日本帝国は万世一系の天皇これをシラス」と書かれたいたものが、実際に憲法になるときには「これを統治す」に書き改められたのです。
ここでも、最終的には、やはり秘伝とされたのです。
「シラス」、「ウシハク」という語を、軽々に用いてはいけないということを申し上げているのではありません。
本当に日本をなんとかしなければならないとなったとき、この「シラス」こそが、私たち日本人が還るべき原点です。
ですから、いまの時点では、むしろ拡散していかなければならないことと思います。
ただ、みなさまにご理解いただきたいのは、その「シラス」は、まさに奥義であり秘伝であり、本邦統治の根本概念です。
そして奥義としてただしく理解すれば、わたしたちが「シラス」を口にしたとき、それに異を唱える人は、「ウシハク」人かその仲間たちであるということが、手に取るようにわかるようになります。
まさに、奥義そのものなのです。



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