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都議選結果

23日の東京都議会議員選挙で、自民党は59人の候補全員が当選して圧勝し、都議会第1党に返り咲きました。
あと5議席あれば、自民で単独過半数だったのですが、そもそも候補者がそれけの人数擁立されていなかったことが残念です。
第二党の公明党も、23人全員当選でした。
一方、維新の会は、強気で34人を公認しながら、当選は2議席。選挙前の3議席からさらに1議席後退しました。
都知事として圧倒的実績と認知度をもった石原代表が、それぞれの候補者の選挙区をまわって応援をした結果がこれです。
このことについては、あとで詳述します。


一方、民主党は議席を半分以下に減らして大敗し、共産党を下回って都議会第4党に後退しました。
民主党は共産党以下
民主党は共産党以下です。
当然だと思います。
要するに国民は、民主党による国政3年間の様子と、野党転落後の民主党議員の発言等をつぶさにみて、「民主党は共産党以下の政党でしかない」と判定を下したのです。
民主党は、もしまだ党として存続したいのなら、現在の全幹部の辞任と、これまでの幹部経験者全員の引退をさせるくらいの決断が必要であろうと思います。
ただ、おそらくそれをやったとしても、民主等に復活の芽はないし、民主党ではもはや二度と選挙は戦えないであろうと思います。
そもそも民主党が4年前になぜ大勝利して政権与党になったのかといえば、理由は政党としての政策が良かったわけでも、個々の議員の資質が良かったからでもありません。
小沢一郎氏が、自身の豊富な資金力を活かし、秘書団を総動員して、全国の民主党候補者の仔細なバックアップ体制を整えたことと、政権交替というイメージ戦略の結果です。
ですから当時、民主党の候補者たちは、特に新人候補など、なんの選挙運動もしていない。
街頭演説も戸別訪問もしない。ただ黙って座っているだけで、いつの間にか市内のあちこちに選挙事務所ができ、選挙カーが、ウグイス嬢付きで支給され、さらに月々のお手当までいただけたのです。
そして医◯会や大手流通、農◯などの固い組織票が、まるごと自民から民主に流れ込んだ。
ですから簡単にいえば、小沢一郎氏がいたからこそ、民主は勝てた。要するに、それだけのことです。
ところが民主党は、政権をとるやいなや、民主党幹部となった者達が、政権与党の大臣、閣僚という政治的な強い立場を利用して、小沢氏の持つ経済的利権の横取りにかかりました。
要するに、選挙において大恩ある小沢氏を追い落としにかかったわけです。
まさに仁義なき戦いです。
この結果、小沢氏は民主を出ることになりました。
民主党は、この時点で「選挙の神様」を失ったわけです。
もう二度と民主党には芽はない。
ちなみに離党後の小沢氏は、とりあえずカタチだけの新党をこしらえてはいるものの、今回の都議選で生活の党として3名の候補者を擁立したものの、3名とも落選となりました。
現時点において、小沢氏には、もはやかつて新進党や民主党を創ったときほどの気力はない、ということであろうと思います。
そして、議席すらとれなかったといえば、社民党、みどりの風も、議席はゼロでした。
これまた当然であろうと思います。
こうした都議選の選挙結果から見えて来るものは、ただひとつです。
それは、
「国民は、いまや、左派のにおいがするだけで、議員を嫌悪する」
ということです。
先ほども書きましたが、維新の候補者擁立34で、当選2議席もひどいですが、その原因を、メディアなどでは、しきりに「橋下氏の慰安婦をめぐる一連の発言の影響」としています。
もちろんそれもあるでしょう。
けれど、都議選においては、都知事として圧倒的実績と人気を誇る石原氏が、全選挙区をまわって、応援活動を展開したのです。
つまり、東京都民に圧倒的人気を持つ石原票が、維新にまわるはずだったのです。
そして、維新が公明の議席数を超えて、第二党となれば、それこそ、強烈な保守政権が誕生するはずだったのです。
ところが、維新は大敗しました。
擁立した候補者のほぼ全員が落選したというだけでなく、解散前の議席数からも後退です。
私はこれを、単に「橋下発言」による影響というだけでなく、維新にいる「民主党から移籍した」左派系幹部の影響と見ます。
維新の会では、もと「たちあがれ日本」のメンバーが、数こそすくないものの圧倒的存在感をもっているのに対し、民主党からの鞍替え組の左派の議員が、要所要所で、まるで民主党かと思わせるようなお馬鹿な発言を要所要所で繰り返している。
そういうところが国民の不興を買ったのです。
今回の都議選の選挙結果で、なによりはっきりしているのは、左派政党が「もともと古くて固い組織を持っている共産党」以外、全政党が惨敗した、という事実です。
国民は、左派に対しては、すでにアレルギー反応を示しているのです。
維新の会は、石原氏と旧たちあがれ日本出身の議員は、完全に保守です。
けれど、候補者および議員の中には、かつて民主党にいた左派の議員たちがたくさん移籍してきてます。
つまり、民主党では選挙を戦えないからと、「人気のありそうな」つまり、「当選させてもらえそうな」維新に、人が集まってきたわけです。
ですから、数の上では党内では左派の方が多く、その関係で維新の幹部議員にも、やはり左派が数多く存在します。
そして今回、左派政党は惨敗しました。
つまり、国民は、左前のにおいがするだけで、完全にこれを嫌悪するようになっているのです。
ここを読み間違えると、実力派政党であっても、大火傷します。
メディアが、相変わらず左寄りであることは、数年前も、いまも何の変わりもありません。
ところが、国民が目覚めてしまっているのです。
これは、たいへん重要なことです。
時代の最先端を歩いているはずのメディアが、いまや国民の意識よりも、はるかに後退した、つまり「時代遅れの産物と化した」ということだからです。
国民は、左派を嫌悪し、保守どうしでの建設的な議論の行われる健全な政治を求めています。
そのことを、今回の都議選は、明確に証明してみせてくれたといえるのではないでしょうか。
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