倭塾第3回公開講座のご案内
今回は知覧特攻基地の母、鳥浜トメさんのお孫さんからお話を伺います。
6月9日(日)15時開始 (受付開始14:30から)
詳しくは↓で。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1895.html
■ねずさんのひとりごとメールマガジン有料版
http://www.mag2.com/m/0001335031.htm

↑ ↑
応援クリックありがとうございます。

靖国神社は、明治2(1869)年6月29日に、 明治天皇の思し召しによって建てられた「東京招魂社(とうきょうしょうこんしゃ)」が始まりです。
幕末の政変は、戊辰戦争を生み、近代国家建設のために尽力した多くの志士達の尊い命が失われました。
そこで 明治天皇が、「国家のために一命を捧げられたこれらの人々の名を後世に伝え、その御霊を慰めるために」と、東京九段に「東京招魂社」を創建されたのです。
その 明治天皇が、初めて東京招魂社を参拝されたのが明治7(1874)年1月27日のことで、このとき 明治天皇は
我國の為をつくせる人々の
名もむさし野にとむる玉かき
の御製を詠まれています。
その招魂社が今日の「靖國神社」と社号を改めたのが明治12(1879)年6月4日のことで、名前の「靖國」も、 明治天皇による命名です。
「靖國」という名前には、
「祖国を平安にする」
「平和な国家を建設する」
という願いが込められているといいます。
そしてよく見ると「靖國」の「靖」は、「青が立つ」です。
青は、緑のことをいいます。
大陸や朝鮮半島、台湾、樺太、そして日本本土において、古来、緑を大切にしてきた日本の心がここにあります。
戦後の日本は、やたらと都市化を進めてきていますが、緑を見直し、緑を大切に育むということは、私たち日本人の伝統であり文化です。
あらためて、大切にしていきたいものだと思います。
靖国神社に祀られているのは、幕末の嘉永6(1853)年以降、明治維新、戊辰の役、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「國靖かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた、246万6,532柱の方々の神霊です。
身分も勲功も男女の別もありません。
祖国に殉じた、その一点をもって尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされています。
ちなみに、靖國神社には、幕軍である会津藩士も祭られています。
どういう方たちかというと、禁門の変で長州藩兵との戦いで戦死した会津藩兵らです。
彼らは、朝廷を守護したとして祀られています。
禁門の変というのは、元治元年(1864年)7月19日に、京都御所で起きた事変です。
蛤御門の変(はまぐりごもんのへん)とも呼ばれています。
京都を追われた長州藩の久坂玄瑞らが、新撰組の池田屋事件で藩士を殺され、朝廷奪還を期して京都御所を守る会津・桑名藩兵と衝突し、一時は筑前藩の守備する中立売門を突破して御所内に侵入を果たすけれど、薩摩藩兵が援軍に駆け付けたことで形成が逆転し、長州勢が都を追われた事件です。
この事件により、薩摩と長州は仲が悪くなるのですが、この両者の仲立ちをしたのが坂本竜馬で、彼の運動で薩長連盟ができあがり、いっきに明治維新が加速したというのはみなさまご存知の通りです。
靖国神社に祀られているのは、こうした戊辰戦争時の英霊が7,751柱です。
その中には、幕末の志士である吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作、中岡慎太郎、武市半平太、橋本左内、大村益次郎なども合祀されています。
一方で、明治維新の功労者でも、その後に反乱を起こし、あるいは反乱に加担した西郷隆盛や江藤新平、前原一誠らは祀られていません。
つまり、薩長土肥だから祀っているというわけではないのです。
私たちの国を守るために戦っい、散っていかれた戦時の英霊を祀っています。
戦没者だから祀るというわけではありません。
また、乃木希典、東郷平八郎といった著名な軍人や、八甲田雪中行軍遭難事件の遭難者なども、戦時の死没者でないため祀られていません。
逆に、西南戦争、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争における軍病院、病院船の従軍・救護看護婦などや、沖縄戦でのひめゆり学徒隊、白梅学徒隊等の7女学校の生徒、南樺太での真岡郵便電信局事件の女性など、戦争で犠牲になった女性たち、57,000柱の御霊は、祀られています。
さらに、学徒動員中に軍需工場で爆死した学徒や、輸送船「対馬丸」で沖縄から鹿児島への学童疎開中に敵潜水艦により撃沈された小学校児童達なども祀られています。
靖國神社は、「国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創立された神社」(靖国神社HPより)です。
ですから、かなしいけれど賊軍となった幕府側兵士は祀られない。
明治政府にたてついた西郷隆盛も祀られない。
そこには、明確な一線がひかれています。
その一線とは何かというと、
「祖国を守るという『公務』に起因して亡くなられた方々の神霊をお祀りする」という一点です。
ですから女子高生のひめゆり部隊も、真岡郵便局の女性職員たちもご祭神です。
一方、旧幕軍はおろか、 明治天皇は、みずから創建された「招魂社」に、 天皇ご自身が厚く信頼を寄せいていたとされる西郷隆盛すら祀られていません。
これが何を意味しているかと言うと、靖國神社は、身分・勲功・男女、出身地による区別や差別は一切していないけれど、国を護るということは、決して甘くないのだ、という国家的決意が込められている、ということです。
平和というものは、口舌の徒がペラペラとしゃべるだけで築けるような甘いものではないのです。

↑ ↑
応援クリックありがとうございます。
励みになります。
ねずさんのひとりごとメールマガジン有料版
最初の一ヶ月間無料でご購読いただけます。
クリックするとお申し込みページに飛びます
↓ ↓

日心会メールマガジン(無料版)
クリックするとお申し込みページに飛びます
↓ ↓

拡散しよう!日本!
ねずブロへのカンパのお誘い
ねずブロで感動したら・・・・
よろしかったらカンパにご協力ください。
【ゆうちょ銀行】
記号 10520
番号 57755631
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇五八(店番058)
種目 普通預金
口座番号 5775563
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu@nippon-kokoro.com

