「首相は安い店に行け」 高給番記者たちの「庶民感覚」
麻生首相「ホテルのバーは安全で安い」
麻生首相が、ホテルの会員制バーで酒を飲んでいることについて、北海道新聞の女性記者が、
「夜の会合が連日で、一晩に何万円もするような高級店に行くのは、庶民感覚とかけ離れているのでは」と切り出したそうです。
これってただのナンクセです。
ようするにこの記者は、首相がホテルで飲むことが「庶民感覚とかけ離れている」=「麻生首相は庶民派ではない」のだといいたいようです。
しかし、周りに30人からの新聞記者がいて、警察官もいる。
そうした中で、一国の総理大臣が、他国からの賓客や国内の客先と会食をしたり飲食をともにしたりするのに、この記者は、首相に、魚民にでも行け!というのでしょうか??
言ってることのわけがわかりません。
取材する記者たちも、『庶民』とは程遠い。
朝日新聞社社員の平均年収は1358万円。幹部クラスなら2000万円。
経営が厳しいとされる毎日新聞でも、870万円。
国税庁の調べによると、07年のサラリーマン平均収入は437万円だ。
勤務実態を見ても、庶民とはかけ離れている。
週刊ポストが08年4月11日号で、4ページにわたって番記者の実態を特集しているが、外国特派員協会の副会長が、記者会の様子をこう証言している。
「官邸クラブの記者席には間仕切りがあって、若い記者が短パン姿でテレビを見たり、プライベートとしか思えない長電話をしている。役所の担当者が『3時から会見です』と資料を配ると、一斉にペーパーを奪ってパソコンを打ち始める。まるでネットカフェです」
さらに昨日のニュースでこんなのもありました。
麻生PRパンフは"庶民感覚"ゼロ
麻生総理の紹介パンフだが、
パンフの中身は、総理の好物からこだわり、愛用品まで説明したもの。
その中に記載されている、総理のスーツが東京・青山の高級テーラー「テーラー森脇」のオーダーメードで、1着が30万円以上。愛用の革靴がスイスの高級靴ブランド、バリーで、1足10万円以上。
だから、こういうものを身に付けている総理には、庶民感覚はない!と断じたもの。
でもね、庶民感覚があるとかないとかいうのは、来ているモノの値段がいくらかとか、そういう問題じゃなくて、目線が、一国の総理として、国民の生活を見ているか、ということなのではないでしょうか??
意図的に総理の足を引っ張りたい、その一心だけで、いま国家として何が必要なのかといった大事な視点から国民の目をそらさせ、くだらない報道で政治そのものを揶揄する。
これって報道する側のモラルが、あまりにもなってない。そう思います。
ちなみに昨日の事件で、
カップヌードルから防虫剤成分という大変ショッキングなニュースが流れましたが、
県衛生研究所に持ち込まれたカップヌードルは、明らかな薬品臭がしたとか。
中国産の食品への薬物混入が問題視されている中で、こういう問題が起こるのは、他国による謀略であるやもしれず、そうしたものに私たちの生活の安全がおびやかされているとしたら、そちらのほうがはるかに問題です。
誰がどこで酒を飲もうが、総理が何を着ようが、いらぬお世話だと思うのですが・・・・
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