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動画をひとつご紹介します。
Facebookの方では、先般ご紹介させていただいていたのですが、たいへん評判がよく、みなさんから「感動した」「掃除の大切さにあらためて気付いた」「私たちがあたりまえと思っていることが、実はすごいこだと再認識させられました」などなど、たくさんのコメントをいただきました。
この動画は、サウジアラビアで放送されている「改善」という番組の一部が、いぜんテレビで紹介されたもののようです。
実に感動的なのは、番組のアナウンサーが、日本に学び、自分で感動したことを、そのままサウジの文部大臣に伝え、それがサウジの小学校に大きく広がったという事実です。
日本のテレビ局でも、政治批判の番組はたくさんありますが、番組のキャスターが、こうして「良い事、見習うべき事」について、政治にはたらきかけ、日本をより良くする、日本人を成長させるための働きをしたという話は、私は寡聞にして知りません。
先般のコンゴの話をお読みいただいた方には、お気づきかと思いますが、このところねずブロでテーマとして追いかけていることのひとつが、「人も民族も退化する」ということです。
日本でいう戦国時代まで、安定的で平和な文化を築き上げていたコンゴは、すでに600年、国が荒れた内乱状態が続いています。
人を愛し、平和を愛したはずの人々が、ノルマ要求を満たすために、隣村を襲撃して斬り落した手首を集めるようなことが、現実に起こるようになってしまったのです。
先日、岡野俊昭先生にご講演をいただいたのですが、東京オリンピックで、日本体操は優勝しました。
けれど、次のメキシコオリンピックで、日本は敗退してしまいました。
再び金メダルに手が届いたのは、28年後のことです。
優勝するまではたいへんです。
そして優勝を維持するのもたいへんなことです。
そして、一度転落すると、ふたたび這い上がるには、もっとたいへんな努力が必要になります。
国や民族も同じだと思います。
父祖達の努力によって、世界に誇る優秀な民族に育っても、ひとつのきっかけによって、どんどん退廃し堕落し、民度をさげていく。
多くの人が、人も社会も進歩すると考えています。
けれど、退化することもあるのです。
人や民族が退化するとどうなるか。
仏教用語なのだそうですが、六道(りくどう)という言葉があります。
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の6つの世界です。
「地獄の国」は、最低最悪の混乱と悩みと悲しみと苦しみの世界です。
「餓鬼の国」は、飢えて食い物のためになんでもしてしまう国です。人が人の肉を食う。そんなことがあたりまえに行われた、昔のお隣の国あたりかもしれません。
「畜生の国」は、弱肉強食です。上に立つか下になるか。価値観はそれだけしかありません。上にたてばありとあらゆる非道が赦され、下になれば、ありとあらゆるものすべてを奪われる。これまた斜め上あたりの国のようです。
「修羅の国」は、戦いに明け暮れる国です。戦わなければ生きていけない。成功者には、なになにドリームと呼ばれる、ありとあらゆる贅沢が許容され、敗者は何もできない。勝ち組、負け組で天地ほどの差が出るのが、修羅の国なのだそうです。
「人の国」は、人は四苦八苦するけれど、それなりに誰もが喜びを享受できる国です。総中流国家かもしれません。
「天の国」は、勤勉で優れた人々が、優れた社会を構成する国です。自己の幸せだけではなく、周囲や社会に配慮できる人々の国です。
かつての日本は、まさに天の国であったといえようかと思います。
けれどそうした日本を、戦後左翼や反日主義者たちは、集団主義だとか、古いとか、軍国主義とかのレッテルを貼って破壊し、高度成長期の日本は「人の国」に、そして最近の日本は「修羅の国」へと転落しつつあるような気もします。
そうした中にあって、日本にもともとあった素晴らしいものを、このサウジのテレビ放送は、外国人としての新鮮な目で再発見しているわけです。
日本を取り戻すというのは、いちど失った金メダルを、ふたたび取り戻すような戦いなのかもしれません。
けれど、それがいかにたいへんなことであったとしても、やらなければならないことなのだと思います。
それと・・・・
動画をご視聴いただく前に、ひとつ申上げておきたいのは、世界の多くの国では、掃除や片付けは「奴隷の仕事」、つまり下賎の者がすることである、という認識があるということです。
もちろん日本では、大名の子であっても、掃除は自分でさせられました。
ご皇族であっても、小学校、中学校では、他の生徒と一緒にまじって、教室の掃除やグランドの石拾いをします。
それが日本のあたりまえ、だからです。

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