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3月8日午後1時から、中山成彬先生の予算委員会での質問がありました。
たっぷり1時間のなかで、中山先生がおっしゃられたこと、これを見たら、中山先生が、なぜいま国政に復帰されたのか、その意義がわかろうかと思います。
下に動画も掲示させていただきました。
質疑内容を、時間を追って、簡単にご紹介したいと思います。
最初の10分間は、景気問題です。
特に、ここでおっしゃられたのは、補正予算たのみといういまの財政運営は、あくまでも禁じ手であり、本来、本予算で予算組みをし、補正予算は、あくまでも緊急時という、規律あるカタチを作るべきという提案です。
これは、まさにその通りと思います。
【13分20秒】
外国に出て行った企業が日本に帰ってくれるような社会体制の整備を行っていただきたい。
これはChinaが人件費が安いからと出て行った企業が、いま人件費が上がってしまい、Chinaで事業を継続する意味さえ失われようとしているなかで、Chinaでモノ作りをするより、安全な日本でのモノづくりができるように政治に積極的に動いてもらいたいという趣旨のものです。
私たちが普段、願っていること、それがそのまま国政の場に出た質問です。
これに答えたのが安倍総理で、総理は国内産業の空洞化対策として、是非実現していきたいと述べました。
さらに重ねて中山先生は、防災対策としての「沿岸部の防災マンション」の提案をされました。
津波がきたとき、車で逃げようと思っても、道が渋滞してかえってどうにもならない。そこで沿岸部に津波避けのマンションを造り、普段は生活マンションだけれど、万一のときはそこが避難所になる仕組みを作っておく。そしてそのために税制その他の優遇措置を設けるという提案です。
これに対し大田国土交通大臣は、是非、前向きに実現に努力したいと回答しています。
【20分50秒】
このあたりから、交際費課税の撤廃の議論をされています。企業交際費が課税されるようになってから、全国の繁華街には閑古鳥が鳴くようになりました。
これに対して麻生副総理が答弁に経ち、実は2年前に交際費課税が地方の繁華街を衰退させているという議論を大蔵省とやったとき、総スカンを食った。けれど最近は流れが変わってきているので、是非、再び議論に乗せ、対応していきたいと答えています。
この問題は、およそ中高年で企業にお勤めの経験のある方なら、誰もが内心思っている現実であろうと思います。
【31分00秒】
ここで中山先生は、口蹄疫事案について、「これは民主党による被害である」とはっきりと述べられています。
H12年の口蹄疫のときは、殺処分はわずか37頭です。
ところがH22年の口蹄疫のときは、29万頭の被害です。
林農林水産大臣が答えて、上の内容をまるごと認めた上で、被害を受けた地域に、全面的に支援をしていくと答弁しました。
【34分20秒】
ここで中山先生は、イジメの問題に関連し、海外で日本人の子女がChineseやKoreanに歴史問題でイジメ被害にあっているという事実を指摘、日本人にしっかりとして歴史認識を教育する必要について、質問されました。
下村文部科学大臣は、「真の国際人は、真の日本人である」と述べ、前向きな取組みを答弁されました。
【39分00秒】
ここからは日本国内の学校がまだ木造校舎だった時代に、れんが造りの立派な学校を建設した他、4271校もの新設校が作られたこと、あるいは日本で一番古い地下鉄銀座線ができた翌年には京城に地下鉄を作り、さらに鉄道網を引いたことなど、戦前の日本が朝鮮半島で行った数々の善政についてパネルを用いて説明され、そのうえで、創始改名を強制したというけれど、実際にはむしろ改名したいと朝鮮人が群がったという事実が指摘、ところがいま使われている学校の教科書には、日本が創始改名を強制したと書いてある、そのことについて、そういう教科書は回収すべきと、中山先生から意見が出されました。
これを受けて下村大臣は、いまの学説に、強制したと書いているものがあることをあげ、かならずしも教科書記述が違法性を持つものでないと答弁しながらも、学説は日々進化してきており、まちがった過去のものは、早期に修正していく方向が示されました。
【48分00秒】
ここからは従軍慰安婦問題です。後ろの席に、辻本議員が見えますが、彼女は執拗に日本政府の慰安婦問責任を追及していました。
ところが、その軽薄な質問を、真っ向から否定し、否定を裏付ける具体的な証拠までもパネルで示され、ついでにこの問題について、朝日新聞社を喚問することまで検討を約束させてしまったのです。
これは、売国屋連中にとっては、それこそ一大事です。

【57分00秒】
そして今回、感動的ともいえる質問が、ここで行われた質問です。
それは、文部科学省のホームページに、いま全国で使われている全ての小中学校の「検定教科書」をPDFで一般の閲覧に供せよという質問です。
これは、やるのは、実に簡単なことです。
ただHPに載せるだけです。
けれどその影響や計り知れないものがあります。
というのは、反日、売国、歴史捏造、日本否定等、左翼が仕込んだ数々の爆弾が、全部白日のもとに晒されることになるからです。
どうしてそういう記載をするのか。
今後、教科書に記載された嘘や捏造、あるいは歪んだ歴史観等々について、全国のみんなで、ここがおかしいと、文科省にクレームをつけることができるようになります。
するとどうなるか。
文科省で教科書認可の裁定にあたっていた売国左翼が、当然更迭となり、教科書が正常化される。
そもそも義務教育の教科書を、民営化している現在がおかしいのです。
民営化というのは、教科書会社がそれぞれの思惑で作る教科書です。
民間は売れなければ商売になりませんから、教員や教育委員会等で、日教組のうるさ型がゴチャゴチャと横やりを入れて来ると、面倒だし、言うことを聞けば、教科書として採用してくれると期待して、結果どんどん教科書が左傾化していくわけです。
要するに、事なかれ型で、売りたい一心の教科書会社は、売れれば、内容なんて左傾化していようが売国的であろうが国益を無視していようが関係ないわけです。
本来、世界中どこでも、義務教育の教科書は官製です。
国が作って国が使用させる。
だから学校に補助金も出るのです。
その歪みが、中山先生の提案によって、ことごとく白日のもとに晒される。
うまくすれば、日本の教科書を一気に適正化する、これが起爆剤になるのではないかと期待します。
中山先生が今回の質問で行われた発言は、お人柄で、言い方はとてもおだやかなものです。
民主党の海江田だとか、細野だとかが、感情的なたいへん見苦しい質問をしていたのと、これは対極です。
中味がないから、感情的になるのです。
中味がしっかりしていたら、言い方もおだやかになる。
考えてみてください。
国会で、怒鳴ったり、言葉を荒げたりしても、記録され、後日それが実行される段階では、すべて紙に書かれた文書で物事が動いていきます。
文章は、声を荒げても、おとなしく話しても、紙に書いたら同じです。
つまり、言葉を荒げたりすることが大事なのではなくて、世の中を動かすのは「言っている中味」だ、ということです。
中山先生は、話し方はたいへんおだやかです。
けれど内容は、戦後の日本の政治を、まさに一刀両断する大迫力の内容です。
結果を残せる政治家と、パフォーマンスだけで何も結果を残せない政治家の違いが、ここにあります。
要するに、国会議員としての品格が違うのです。
ともあれ、慰安婦問題、教科書のホームページ公開の問題は、私は、歴史に残る偉大な質問だったと思います。

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