
1月27日午後、名古屋市中区で私の講演会が開催されます。
場所等は、下欄に記載します。
テーマは「アッツ島の戦いと日本人の心」です。
「なぜサムライたちは戦ったのか」がサブテーマです。
この講演に先立ち、前日の1月26日に、有志とともに愛知県蒲郡市にある三ケ根山に慰霊に行って参ります。
その際、廟の管理をしておられる方にご寄付をします。
この三ケ根山には、東京裁判で命を失われた東條英機(陸軍大将、土肥原賢二(陸軍大将、板垣征四郎(陸軍大将、木村兵太郎(陸軍大将、松井石根(陸軍大将、武藤章(陸軍中将)、広田弘毅(首相)の七氏の、殉国七士廟が置かれています。
また大東亜戦争で戦われた各戦隊の慰霊碑も設置されています。
実は、東京裁判によって死刑に供せられた七氏は、即日火葬となり、日本人の遺族が骨を持ち帰れないよう、米兵によってご遺骨はかきまぜられ、そのまま投棄、廃棄されるところでした。
これはいけないと、弁護人のひとりだった三文宇正平弁護士が、住職の市川伊男(これお)氏とともに、昭和23(1948)年12月25日、クリスマスで米軍の気が緩んだ隙をねらって深夜、銃殺覚悟で黒装束に身を包んで安置所に忍び込み、ご遺骨を奪還してきたのです。
ご遺骨はひそかに伊豆山中にご安置しました。
そして昭和27(1952)年、サンフランシスコ講和条約の発効によって我が国が独立を回復したとき、三文字正平弁護士らは、殉国七士の墓碑を建造をしようと運動を開始したのです。
猛烈な反対運動が起こりました。
三文字正平弁護士の地元の形原町役場には、「明るく楽しい観光地におくとは何事だ。平和な三河山頂に、暗い恥ずかしい思い出につながる記念碑を建てるのは、許すことは出来ない」などといった投書が殺到しました。
いまなら、そういうことは反日のプロによる「やらせ犯行」だわかるのだけれど、当時はそんなことはわからない。これが民意であると誤解する人達も多く現れたのです。
しかし三文字正平弁護士はあきらめませんでした。
七士のご遺族、政財界での賛同者を募り、各方面の有志たちと連携し、資金と場所の確保に奔走し、ようやく愛知県幡豆(はず)郡幡豆町役場の好意を得て、三河湾国定公園三ケ根山頂に、七士の墓碑とご遺骨の埋葬を実現したのです。
それは、運動を開始してから8年後、昭和35(1960)年8月16日のことでした。
以来、毎年三ケ根山では慰霊祭が執り行なわれています。
けれど年一度のことです。
日頃の施設管理(雑草の始末や構内清掃、慰霊塔への献花等)は、この三ケ根山の管理をしてられる有志の方々が、ずっと自費のボランティアで行っています。
どなたも裕福な閑人ではありません。
全員が仕事を持ちながら、英霊への感謝という志だけで、経済的に苦しい中をずっと活動を続けてこられたのです。
私はそれを聞いたとき、涙がでそうになりました。
そこで些少ながら、その中心となって施設の管理をしてらっしゃる某氏(いまの段階ではお名前は伏せさせていただきます)に、些少ながらご寄付を持参し、慰霊碑保持の一助にしていただき、併せて慰霊碑への参拝をしてこようというのが今回の我々の三ケ根山訪問の趣旨です。
ご寄付はボランティアの代表の方に、あくまでも我々の気持ちをお届けしようというものです。
ずっと廟を守り続けて来られた某氏に、日頃の清掃等に参加できない者として、お礼の志を贈りたい。
もし、これをお読みの皆様で、自分も一緒に感謝の思いを捧げたいという方は、下記の口座に宛、お志をお振込いただければと思います。
口座は、私の個人口座ですが、本日より平成25年1月25日(金)まで、この三ケ根山殉国慰霊寄付のために用います。
もし皆様からの浄財が集まれば、それを合わせて翌26日に、みなさまと我々の気持ちとしてお届けさせていただきます。
金額の大小は問いません。
お気持ちを示していただければありがたく思います。
尚、寄贈当日の模様は、このブログ上で写真を入れて発表します。
【三ケ根山殉国七氏廟ご寄付口座】
【郵便局から】
銀行名 ゆうちょ銀行
記号 10520
番号 57755631
口座名 オナギ
【他金融機関から】
銀行名 ゆうちょ銀行
支店名 〇五八(店番058)
種目 普通預金
口座番号 5775563
口座名 オナギ
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu@nippon-kokoro.com
1 三ケ根山殉国七氏廟について
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1046.html
2 1月27日名古屋講演について
日 時 1月27日(日曜日)13時30分~16時
場 所 名古屋市中区「中生涯学習センター視聴覚室」
(愛知県名古屋市中区橘1-7-11)
講 師 小名木善行(国史研究家、ねずさんのひとりごと)
テーマ アッツ島の戦いと日本の心
〜なぜサムライは戦ったのか〜
参加費 500円
主催 日本の心をつたえる会 中部ブロック

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