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写真はgooニュースより
昨日の党首討論で、野田佳彦首相は自民党の安倍晋三総裁に「16日に解散します」と明言しました。
これによってようやく悪夢の3年間に終止符が打たれ、衆院は16日に解散される見通しとなったわけです。
ところがメディアの報道をみると、たとえば朝日などは、
「次の通常国会で定数削減を決断してもらえるなら、16日に解散してもいいと表明」
「首相は討論で「増税先行」批判にこたえようと、議員定数の削減と議員歳費の削減を自民党にのませ、脱原発で自民党との違いを強調。「覚悟のない自民党に政権は戻さない」と、選挙演説さながらだった。」
「8月に自民党の谷垣禎一前総裁に「近いうち」解散を約束して3カ月余。「ウソつき」批判で手ぐすねをひいていた安倍氏だが、首相の気迫に押された。首相の逆提案に「民主党というのはですね、改めて思いつきのポピュリスト政党だなと思いました」と、ちぐはぐな答え。首相は「明快なお答えをいただいていない」と切り捨てた。」
などなどと、相変わらずの偏向ぶりです。
報ステなどは、肝心の討論の様子を見せずに、アナウンサーの古館が「完全に安倍さんが負けてますね」と評価だけを垂れ流しています。
また、読売新聞では、今朝の朝刊で、党首討論の全文が掲載されていますが、ところがよく読むと、肝心なところは記者の思いで発言を微妙にねじまげている。
これまた正確な報道をすべきところが、実にとんでもない話です。
まさにメディアの傲慢であり、国民の知る権利をも奪おうとする実に不誠実な報道姿勢と言わざるを得ません。
そこで以下に、この討論の模様を一言一句そのままに文字お越ししたものを掲載します。
もちろん、話し言葉と文章の違いがありますから、「あの、その」などははぶいています。
下に昨日の討論の模様の動画を張っておきますので、その発言を文字と比べてみてください。
両党首の言葉が、そのまま文字にしてあることがおわかりいただけようかと思います。
文章は、動画の15分21秒からのものです。前半はカットしています。
途中の(※)は、私の意見や状況です。
敬称は略しています。
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やまと新聞の動画コラム「ねずさんの動画マガジン」
http://www.yamatopress.com/co/pg146.html
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【野田】
一票の格差と定数是正の問題は、もともと民主党は一票の格差先行で話をしていました。
(※ この「もともと」という発言を覚えておいてください)
確認をしたいと思います。
与野党協議を通じて、定数削減や選挙制度とセットにしようとしたのは御党含めて他の野党のみなさんです。事実関係から申上げたいと思います。
それを踏まえていて二月の党首討論において谷垣総裁から一票の格差が最優先というお話がありましたので、それは憲法の問題が関わりますから最優先という認識は一致をいたしました。これは順路を追ってのご説明でございます。
この上で、もう過去の話ではありません。定数削減はやらなければいけないんです。消費税を引き上げる前に、お互いに国民の皆様に約束したことを、この国会で結論を出そうじゃありませんか。是非これは、法案を提出いたしましたから、御党におかれてもご決断をいただきますように強く期待をいたします。
その一方で、どうしても定数削減で賛同していただけない、あってはならないことだと思いますが、そういうことがあった場合に、最悪のケースですよ、ここで国民の皆様に約束をして欲しいんです。
定数削減は来年の通常国会で必ずやり遂げる、それまでの間は議員歳費を削減をする、国民の皆様に消費税を引き上げるというご負担をお願いしている以上、定数削減をする道筋を作らなければなりません。我々は自分たちの出している法案にご賛同いただきたい。あきらめずに、それは粘り強く主張してまいります。
でも、ここで何も結果がでないというわけにはいかないと思ってるんです。そのためにも是非協議をしていただき、これについても、これはおしりを決めなかったら決まりません。このご決断をいただくならば、私は今週末の16日に解散をしてもいいと思っとります。
是非、国民の前に約束してください。
(※ 野田総理は、ここで16日解散と明確に発言しました。ただしこの段階では、議員歳費削減、定数是正についての道筋をつける、ということを条件にしています。
ただしひとこと先に申上げると、定数是正の問題は、前回の三年前の衆院選当時からの懸案事項なのです。小選挙区比例代表制になった初の選挙で、一票の格差が憲法違反とされた。ということは選挙自体が法的に無効となる可能性も否定できないのです。そのために自民党は、再三にわたってこの定数削減問題の解決をを民主党の三代内閣に呼びかけています。ところが民主党は三年間、一方的にこれを無視し続けていた。そのことは、野田氏の発言の「もともと」といういうところにも、如実に現れています。
ところがここにきて、いきなり定数是正問題を言い出した。いままで放置していた議論であり、しかも憲法違反という重要課題を、三年間放置した末に、いまになって「新たな議論」として持ち出すことによって、事実上解散を先送りにしようという狙いだったのでしょう。
それが野田総理が入念に準備したシナリオだったわけです。
ところがこれを安倍さんが、あっさりといなしてしまいます。
いなした、というより、安倍さんは事実をありのまま述べている。)
【安倍総裁】
民主党というのは、あらためて「思いつきのポピュリスト政党だなあ」と、本当にそのように思いました。
そもそも定数の削減、選挙制度、そしてその前に憲法違反の状況を変えるための定数の是正、これをしっかりと行っていくべきだ、この協議をすすめていくべきだ、我が党のほうからちゃんと話をしているんですよ。
それなのにそれを全然進めて来なかったのは、解散をひたすらおそれ、行って来なかったのはみなさんのほうじゃありませんか。そのことはまずはっきりと申上げておきたいと思いますよ。
そしていよいよ、いよいよ民主党の党内が大混乱して、いよいよ民主党の党内が大混乱して、解散に追いつめられるなかにおいて、いま、そうおっしゃってきた。
私達はまずは、ゼロ増五減、これは当然やるべきだと思いますよ。そして来年の通常国会において、私達はすでに私達の選挙公約において、定数の削減と、選挙制度の改正を行っている。そう約束をしています。いま、この場でしっかりとやっていく。(※ここで声を強く)約束しますよ!
(※ 本来、定数の問題は、前回衆院選後すぐにやらなければならなかったことです。
ところが、これをやると、都市部票の大きな民主党の議席が減る。
だからこの三年間、民主党はこの問題から逃げ続けてきたのです。
安倍さんはここで、野田総理の「議員歳費削減、定数是正についての道筋をつけるならば」について、「すでに選挙公約で約束をしている」と野田総理の条件を満たしていることを宣言しました。
すると野田総理は、条件の吊り上げに走ります。
あとだしじゃんけんみたいなものです。一国の総理にあるまじき卑劣発言です。)
【野田】
定数削減をするという約束、私はこの国会がベストだと思っています。だからこれからも主張をし、協議をさせていただきます。
でも最悪の場合でも、必ず次の国会で定数削減をする、それはゼロ増五減のレベルじゃありませんよ。五減じゃりません。お互いに数十単位で言ってきているわけですから、そこで声援を得ると言うことを必ずやる。嘘はつかない、このことに責任を持つ、そしてそれまでの間は、たとえば議員歳費の二割削減等々、国民の皆様の前に、身を切る覚悟をちゃんと示しながらご負担をお願いする、制度ができるまでそれを担保する、そこを是非お約束してほしいと申上げているんです。
(※ この発言で解散を先延ばしできると思ったのでしょうか。民主党側からさかな拍手がおこります。
この発言が、野党の発言なら、政府の責任を責める発言にもなろうかと思いますが、「議員歳費の二割削減、身を切る覚悟、制度ができるまでの担保」これらは、3年前に民主党内閣がやらなければならなかったことです。
にもかかわらず三年間もこれを放置したあげく、いまになって「そこを是非お約束してほしいと申上げている」とは、??です。
さすがの安倍さんも、野田総理の、責任ある総理とは思えないこの低レベル発言にあきれたのでしょう。
次のように述べています。)
【安倍】
野田総理、野田総理、もう年末に解散総選挙を行って、そして国民の信を得た新しい政権がしっかりと予算を編成して、そして思い切った補正予算を組んで経済を建て直していく必要があるんですよ。
そしてその上にたって、総理がその前提条件を作るべきだと言ったから、私達は特例公債について賛成をするという大きな判断をしましたよ。最初から私達は拒否していない。
そして国民会議についてもですね、本来であれば、本来であればですよ、国民の信を得た新しい政権が作っていくべきだと私は思います。
ただ、いま野田総理からそういう提案があったから、それは行ってもいい、そうお約束をしました。
定数の是正についてはですね、我々がゼロ増五減という案を出していた。
野田総理、定数の削減、あるいは選挙制度の改正、いま私と野田さんだけで決めていいんですか?そんなはずはないんですよ。私達は自民党時代にも、たくさんの政党がいる、野田総理、沢山の政党がいるんですよ。小選挙区だけであれば、いまの状況でいけばですね、我が党の議員は状況では勝ちあがるんですよ。しかし少数政党にとって、少数政党にとってきわめて不利になる、比例の議員を一方的に減らしていくことは少数政党にとって問題であるから、もっとちゃんと議論しようと言っているんです。
(※ ここまでくると、まるで大人と子供の会話です。議員定数の問題は、大政党だけの問題ではなく、少数政党にも関連する問題だからです。そういうことをちゃんと考えながら、新たな選挙制度の枠組みを作ろうというのは、民主主義を標榜するなら当然のことです。)
この議論をすり替えているのは、私は残念ながらまさに野田総理としか言えないと思いますよ。
私はこんなことを言いたくありませんが、逃げてはいけない、あるいはウソをつくな、これは野田総理、いま野田総理は、そんなことを言う資格はないんですよ。
いま野田総理がやるべきことは、もうこの混乱に終止符を打って、そして新しい政治をはじめて行きましょうよ。その決断を私は野田総理に求めているんです。
(※ 定数問題を人質に16日解散を匂わして延命を図ろうという野田総理の思惑は、ここまでで安倍さんに完全にはぐらかされます。
おそらく野田総理は、この一点に議論の全てを賭けていたのでしょう。
ところが安倍さんに、いいようにいなされた。
野田総理は、あせります。
そして声を荒げた。)
【野田】
あのう、明快なお答えをいただいておりません。政治改革の議論は与野党協議でそうとうやってまいりました。あとは我々与党と、野党第一党が決断をして、特に我々の提案は中小政党に配慮した比例の削減であります。民主党にとってプラスの提案ではありません。そのことを踏まえて各党のご理解を得るべく努力をしながら早く結論を出す。是非これ協力してやりましょうよ。
そしてそのことをもって、私はいずれにしてもその結論を得るために、後ろに区切りをつけて結論を出そう、16日に解散をします。やりましょう。だから。
(※ 出口を塞がれ、追いつめられ、ここで「16日に解散します」と野田総理は明確に宣言しました。
つまり、16日解散は、野田総理は安倍さんとの対談で、2回述べているのですが、「条件を満たしてくれたら16日に解散する」と言ったのは最初の発言で、二度目のこの発言では、逆に「16日に解散するから協力してくれ」に変わっています。
報道の、「条件付き」というのは、ですから一度目の16日解散発言のことであり、2度目の発言を故意に無視していることになります。
安倍さんに追いつめられ、いなされ、焦った結果、言ってはならない「16日解散優先」をついに野田総理は口にしてしまう。
これで完全に安倍さんの一本勝ちです。
さらに安倍さんがだめ押しをします。)
【安倍】
いま総理、16日に選挙をする、それ、約束ですね? 約束ですね? よろしいんですね? よろしいんですね?
そしてひとこと言わせていただければ、先ほどみなさんが出されている選挙制度、連用制ですね?
連用制と言うのは、きわめてわかりにくい制度なんですよ、みなさん。
じゃ、国民の多くのみなさんは、この場面をみている多くのみなさんは理解できますか?
憲法との関係においても、実は疑義があるんですよ。それをここで言っている。もうまさに私は、総理、あなたのいまの答弁は不誠実だと思いますよ。
いままで私達が求めていた答弁にはまったく答えずに、そして急にですね、まるで民主党と自民党が民主主義の土俵をすべて決めていい、傲慢な態度ですよ。
共産党だって社民党だって、この党首討論に出れない政党がたくさんいるじゃありませんか。そのことをまったく無視して、総理は述べている。
まあしかし、16日に、みなさん、16日に解散すれば、そこでみなさん、国民のみなさんに委ねようではありませんか。どちらが政権を担うにふさわしいか。どちらがデフレを脱却をし、そして経済を力強く成長させていくにふさわしいか。そのことを判断してもらおうじゃありませんか。
そしてこの外交敗北に終止符を打って、どちらの政党が美しい海と日本の国土領海国民を守ることができるのか、それを決めていただこうではありませんか。
選挙戦で相見えることを楽しみにしております。
どうもありがとうございました。
野田
あのお、技術論ばっかりで覚悟のない自民党に政権は戻さない、その方向で我々もがんばります。
(※ この時点で、野田総理はすでに半べそ状態)
=======
メディアの偏向にはいろいろ理由があって、ひとつには在日コリアンなどの反日渡来人が要職についていること、もうひとつは中共のスパイによって猛烈な圧力がかかっていること、そして昨今では民主党による圧力があったことなどがあげられます。
けれど、それらはいわば治安を悪化させ、国民の知る権利を奪う、情報破壊活動です。
こうした反日活動を阻止していくためにも、12月の総選挙では、何が何でも、まずは自民党に大勝利を、そして自民党候補者のない選挙区では、石原新党に得票をいただかなければなりません。
また同時に、いま野にいる中山成彬先生や、西村眞悟先生、あるいは藤井厳喜先生、西川京子先生などに、なんとしても政界に復帰していただかなくてはなりません。
さあ、いよいよ選挙です。
目覚めたひとりが、最低10票を集める。
たったそれだけのことで、日本は変わります。
勝負どこです。
顔晴りましょう!!

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