夫婦共稼ぎの時代となって、男女の役割分担にも違いがでてきたのかもしれませんね。
たとえば、古い家などでは、妻は男衆と一緒に食事をしちゃいけないとか、男衆が酒を飲むとき、妻たちはその給仕をするとか、仕事が終わって家に帰って、飯、風呂、洗濯などは、女性の仕事というのが、あたりまえになっています。
昔は、たとえば農家の場合であれば、男衆は、自分の家の農業をする(これは男も女も一緒に働きます)だけでなく、下肥を集めに街をまわったり、土手や水路を切り開く体力仕事をしたり、つまり、体力にすぐれる男でないとできない仕事を男が専門に請け負っていました。
家に帰った男衆を、女性があたたかく迎え、酒を飲んだり食事をしたりは、もっぱら家庭内の仕事として、女性が受け持つ。それが社会の一般的な姿だったといえます。
ところが、現代社会のように、トイレも水洗になり、土木工事は専門の業者が実施。そうなると、特に男でなければできないこと・・・てのがなくなってきます。
サラリーマンの家庭でも、単に外で働いて稼いでいる、というだけなら、共稼ぎである以上、男女に違いはなく、そうなると、家事全般も、男女で共有化するという家庭の姿が、あたりまえ化してくるのは、一般的な流れ、といえるのかもしれません。
子育て、育児に関しても、母乳を与えるということ以外は、男女で共有できる仕事・・・となりますし・・・・
しかしそうなると、男の存在感というか・・・数万年の人類進化の過程で、もっぱら外に出て獲物を追ったり、力仕事をしたりするように進化してきた男たちにとっては、細々した家事全般に気を配るって、実にむつかしい事柄でもありますし・・・
もしかしたら、文明の進歩、科学技術の進歩は、オスの進化の方向に重大な変化を及ぼしつつあるのかもしれませんね^^
←気にいっていただいたらココをクリックよろぴく。ちょっぴりはげみになりますので^^v
夫婦春秋(STEREO Ver.)