
平成11(1999)年の今日(7月22日)ある大変な出来事が火ぶたを切ってスタートしました。
中共政府による法輪功への弾圧の開始です。
法輪功(ほうりんこう、北京語読みだとファールンゴン)というのは、宗教とも学習塾とも異なる、Chinaに古来からある道教と、仏教の思想を根底として気功術を学び、精神面の向上を図ろうという大衆運動です。
自分を厳しく律することを大切にする教えであり、その意味では、日本的な真っ直ぐな心を尊ぶ精神性とも近いものといえるかもしれない。
法輪功をはじめたのは、1951年生まれでChina吉林省出身の李洪志(りこうし)で、平成4(1992)年に運動が開始されています。
当初は、宗教を否定する中共政府も放任で、平成5(1993)年に行なわれたChinaの「東方健康博覧会93」では、法輪功は最高賞を受賞し、中共政府も法輪功は健康に良いとメッセージを出したくらいです。
おかげで、当初、李洪志たったひとりからはじまった法輪功は、この博覧会後、急激に学習者(法輪功では信者(?)のことを学習者と呼ぶ)を増やし、90年代の終わり頃には、China国内で法輪功学習者の数は、なんと7千万人にも達したといいます。
ところが、こうして爆発的に学習者が増えた法輪功に対して、とつぜん江沢民元国家主席が法輪功の弾圧に踏み切ったのが、平成11(1999)年の今日(7月22日)だったのです。
なぜ弾圧に踏み切ったかというと、一説によれば、江沢民が、急増した法輪功学習者が結託して共産党員を上回る勢力となり、中共政府を脅かす存在となるのをおそれたからだと言われています。
中共政府は、法輪功への弾圧を開始するとともに、法輪功の信者や幹部を次々と拉致、逮捕、投獄し、きわめて残酷な方法で法輪功学習者に暴行を加えました。
この暴行の先頭に立ったのが、江沢民の指揮で組成されたChinaの全国的恐怖組織の「610事務局」で、この事務局は、法輪功学習者に対し、「名誉を汚し、経済を断ち、肉体を消滅させ、法輪功学習者に対しては殺人しても法的責任は負わない、殺しても自殺にすれば良い、死んだ者は、身元を確認せず、直接火葬せよ」などいう集団殲滅作戦を発動させます。
江沢民は、世界に対しては、Chinaに於ける酷刑を減らすと宣言し、一部の海外のマスコミ記者に労働教養所などの、いわゆる嘘の「文明的な環境」を見学させる一方で、法輪功学習者に対しては、まさに手段を選ばない酷刑を加え続けたのです。
使用された酷刑は、スタンガンを繰り返し顔面に当てる、手指を一本ずつ切り落とす、女性学習者に対して繰り返し性的暴行を加える等々、少なくとも40種を超える拷問を行ない続けました。
それはたとえば、数日間連続して睡眠を奪う、同時に複数の高圧電気棒で長時間電撃する(口の中、胸、脇、乳房、陰部への電撃など)、様々な形の手錠、足枷を色々な方法で縛る、ゴム棒や釘のついた棒で殴打する、地下牢や汚水牢に監禁する、死人ベッド(酷刑の一種)を用いる、固定した姿勢まま長時間静止させるなどで、殴打用の鞭は皮と銅線を編んだものであったり、鉄筋で殴ったり、縄で縛ったり、鉄釘を指に刺したり、爪を抜いたり、強制的に食事を鼻から灌入したり、管から唐辛子や濃い食塩水、糞を口に流しこむ、あるいは真冬に頭から冷水を浴びせる、丸裸にして外気に晒す、猛暑の炎天下で太陽の下に長時間さらす、大小便を禁じる、連続して半月間、睡眠をとらせない、強制的に神経を破壊する薬を大量に注射・投与するなど、およそ人間の頭で思いつくとさえ思えないほどの乱暴狼藉を働くものです。
こうした迫害の被害に遭った者は、China全土ですでに10万人を超えたとも言われています。
さらに中共政府は、マスメディアを総動員して、法輪功に対する大量の中傷宣伝やデマも流しました。
こうした弾圧、迫害は、China国内だけでなく、海外での法輪功学習者に対しても、陰湿なスパイ工作による拉致が平然と行なわれたといいます。
◆日本明慧資料
そしてChina、中共政府による法輪功弾圧は、2012年になったいまでも、続けられています。
そのうえ最近は、逮捕した法輪功学習者から、生きたまま麻酔もせずに臓器を摘出するなどという信じられないような暴行を行なっている。
いま、日本の国会議事堂の裏手にある議員会館の前に行くと、毎日、法輪功の人たちが議員会館前の歩道の一角に座り込み、迫害され、殺害された法輪功学習者たちの写真パネルを掲示し、中共政府の暴虐を訴え続けています。
1年365日、雨の日も、風の日も、寒い日も、猛暑の日も、毎日です。
日本に助けて欲しい。
すこしでも中共政府を牽制し、暴行をやめさせてほしい。
それが、彼らの願いです。
そのために、彼らは、日本の議事堂裏の議員会館前に、毎日陣取っている。
しかし、この法輪功への弾圧は、他人事ではないのです。
もし、沖縄が、あるいは、日本本土が、中共政府による弾圧を受けるとなれば、彼ら法輪功学習者のいまは、そのまま日本の明日になるのです。
議員会館前にずらりと並んだ、法輪功の被害写真パネルの前を、毎日、すべての日本の国会議員さんと、その秘書たちが通過します。
彼らが、そのパネル展示のことを知らないということは、絶対にあり得ない。
なぜなら、日本の国会議員は、毎日必ず、その前を通っているからです。
にもかかわらず、そうした悲惨な被害写真がパネル展示されているにもかかわらず、媚中、親中に走る左巻きの政治家、法輪功弾圧事件を、まるで報道しない日本のメディアというものは、まるで信用に値しないと私は思うのです。
法輪功への弾圧と同じことを、中共政府はチベット、ウイグルでもやっているし、古くは大陸にいた日本人にも、同様の不逞を働いています。
そして法輪功への弾圧は、そのまま、明日の沖縄県民への弾圧の姿でもある。
そのことを、危機として、強く申し上げたいと思います。
法輪功弾圧に関する写真等は↓コチラ
http://photo.minghui.org/photo/images/persecution_evidence/E_wuju_300_1.htm
(あまりに残酷なので、女性の方は見ないでください)

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