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お城0420

少し前ですが、4月16日の産経ニュースに「2050年の日本、先進国から脱落の恐れ」という記事が掲載されました。
まず引用します。


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【2050年の日本、先進国から脱落の恐れ】
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120416/biz12041616390009-n1.htm
経団連のシンクタンク、21世紀政策研究所(森田富治郎所長)が16日発表した2050年までの日本と世界50カ国・地域の長期経済予測によると、日本は人口減少の進行で2030年以降マイナス成長を続け先進国から脱落する恐れがあることが分かった。
同研究所は山積する諸課題に積極的に取り組み、効果的な成長戦略を講じるべきだと警鐘を鳴らしている。
予測は2050年までの日本の人口や貯蓄・投資の動向、生産性の変化を試算。世界人口は現在の70億人から90億人に増えるが、日本は世界最速で少子高齢化が進み、総人口が1億人を割り込み、65歳以上が約4割を占め、労働力人口は約4400万人に減るとした。
貯蓄や投資も鈍化し、生産性が他の先進国並みを維持する「基本シナリオ」では30年代からマイナス成長に転じ、2050年には現在世界3位のGDP(国内総生産)が4位に落ち、中国と米国の約6分の1の規模になり、1人あたりのGDPも世界18位と韓国(14位)に抜かれる。
成長率が最も下振れする「悲観シナリオ」では、マイナス成長は2010年代に始まり、GDP規模は世界9位と中国、米国の約8分の1に縮小。経済大国から脱落し「極東の一小国」に逆戻りする可能性があるとしている。
予測は昨年1月から産官学の有識者約50人にヒアリングし、国内外で現地調査を実施してとりまとめた。
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このブログで、何度か書いていますが、日本は明治維新を経たばかりの頃、まさに世界の極貧国でした。
戊辰戦争の混乱で街は荒れ果放題、農地を失った農民や、藩が崩壊して失業者となった旧士族が巷にあふれ、さりとてできたばかりの明治新政府にはお金がない。
経済の面からみれば、まさに最悪といってよい状況でした。
けれど当時の人々は、必死で働き、世のため人のためにと懸命に努力し、予算が足りない現状の中で日清日露を戦い、わずか46年後の第一次世界大戦の頃には、日本はなんと世界のG5の仲間入りをする超大国にまで成長したのです。
大東亜戦争が終戦となった昭和20年当時も同じです。
日本は、人道をつらぬくために世界を相手に戦いました。
けれどその結果、植民地支配された多くのカラード(有色人種)国家が独立を手に入れ、繁栄を謳歌できる時代を迎えた反面、日本はアジア太平洋に広がる広大な領土を失い、国内は焼け野原となり、外地から復員してきた600万人もの元兵士や軍属や民間人が失業者となって巷にあふれ、日々の食べ物さえ満足に買えない酷い時代を迎えることになりました。
けれど当時の人々は必死に努力し、戦後40年経った昭和60年頃に、日本は世界第二位の経済大国にまで成長したのです。
ちなみに、世界全体のGDPの合計は58兆ドルです。
このうち、G5と呼ばれる米、日、独、仏、英の5カ国のGDPの合計が29兆ドルです。
つまり世界全体のGDPの約半分を、この5カ国の超大国が占めているのです。
短期間にこれだけの成長ができたのは、ひとことでいえば、それだけ日本には地力があった、ということです。
また同時に、国家というものはたとえ極貧状態にあっても、人々の努力次第で、わずかな期間に大きな成長を遂げることができるということの証明でもあります。
しかし、日本は資源のない国です。石炭も石油もこれまでは産しないとされてきました。
その日本が、短期間に経済的に成長できたのは、日本人が勤勉で徳義を重んじ、公に奉ずることを尊ぶ国民だったからです。
もっと端的にいえば、日本人の民度が高かったからです。
そしてその日本人の民度の高さこそが、日本の<真の国力>だったからです。
ところが、かつてあれだけの繁栄と成長を誇った日本が、平成にはいって以降、なんだかんだでもう24年、低落の一途を辿っています。
挙げ句の果てが、上でご紹介した記事の予測です。
このままいけば、日本は国土も人口も日本の半分しかない韓国にさえ抜かれ、世界の貧国の仲間入りをしようとしています。
東日本大震災においても、日本は世界中の識者から、「国民は一流、政治は二流」と言われました。
ところがこのままいけば、その国民までもが二流に転落してしまう。
戦後の高度成長を振り返った時、その高度成長経済が「政治」の働きによるものであったと問われれば、多くの方が「違う」とお答えになるのではないかと思います。
日本は、戦後ずっと日本国憲法という「歪み」の中にいます。
国の大本が歪んでいるのです。
戦後に高度成長できたのは、その「歪み」ではなく、戦前の「真っ直ぐな教育」を受けてきた世代が、世の中の中心を為していたからです。
だからこそ、国政が歪んでも、国民は成長と繁栄を手に入れることができた。
ところが平成にはいり、バブルが弾け、同時に起こったのが世代交代です。
戦後教育を受けた世代が、世の中の中心となりだしたのです。
公徳心を知らず、誠実を尽くすことより個人の自由が大事、公正であることよりも平等であることを希望することが良いことと後天的に刷り込まれた戦後世代が、社会の中心に座るようになった。
結果として日本は、出口の見えない不況に染まり、そこから脱出の糸口さえも掴めず、さらに左傾化を著しくしています。
このままいけば、記事の通りの状況となり、さらにその40年後には、日本は世界の貧民国にまで成り下がってしまう。
では、日本が復活するためには、どうしたらよいのか。
答えは簡単です。
戦後日本に与えられた「歪み」を矯正すれば良いのです。
「自由だ平等だ(Freedom & Equal)」と放縦と権利の主張にばかり汲々とするのではなくく、官民をあげて戦前の日本にあった「道理と公正(Liberty & Fair)」を復活させるのです。
そしてこれに反する一切を排除する。
排除というと、差別だと騒ぐ者がいるようです。
騒ぐ者は、差別されて当然の者たちです。
差別されて困るなら、悔しいなら、努力してまっとうになることです。
それだけの話です。
異常な行動をすれば多くの普通の人々からは警戒されます。
その警戒を差別だと騒ぐ者たちが、いま人権救済法案などを通そうとしているけれど、そもそも警戒されないようにすることが大事なのです。
政治は弱者救済のためのものなどと言われますが、それは違います。
多くが生きのこれるように、小を切り捨てるのが本来の政治の姿です。
ならば、日本を生かすために、日本を再生するために、少数の極左や在日などの言うことを、いちいち聞くのではなく、日本の政治は、ご皇室を中心とする本来の日本国臣民のための政治に戻すべきです。
そして日本国民も、本来の道理と公正を元とする日本人社会を取り戻す方向に、舵を切るべきです。
そうすることで、日本はいつにても復活し、確実に再生する。
まともな日本人なら、日本の後退や景気の悪化、人々の生活が苦しくなることを望む者など、誰もいないことでしょう。
まして、いまの私たちだけでなく、子や孫の時代にまで、日本人の暮らしがますます劣化することなど、国民の誰一人望んでいない。
ならば、日本人は日本人の心を取り戻すべきだ。
ボクはそう思っています。
国民歌「興亜行進曲」
1.
今ぞ世紀の朝ぼらけ
豊栄のぼる旭日の
四海に燦と輝けば
興亜の使命 双肩に
担ひてたてり 民五億
2.
聴け天地にこだまして
あぐる興亜の雄叫びを
理想は熱き血と燃えて
アジアの民の行くところ
希望はあふる海陸に
3.
ひびけ歓喜のこの調べ
輝く首途ことほぎて
協和の徴いや高く
桜よ蘭よ花牡丹
嵐に堪へて咲き香れ
4.
いざ諸共に打ち建てん
永久の栄えの大アジア
かはらぬ盟ひ かんばしく
興亜の実り豊けくも
世界に示せこの偉業
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そうだ 満州、行こう。

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