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反日の構造

本のご紹介をしたいと思います。
西村幸祐さん著の「反日の構造」という本です。
いやはや面白い。
冒頭の「文庫版まえがきに代えて」のところだけ、ちょっと読んでみようと思っただけだったはずが、気がつくと夢中になって、結局最後まで一気に読通してしまいました。


いやはや、ここまで惹き込む力は、いったい何だろうと思ってしまったのですが、たいへん平易な文章で、かつ最近の時事や、ワールドカップ、拉致問題なども含めて、その背景にある問題点を、実に鋭くあぶり出しているその文章は、実に見事と思いました。
文庫版で660円と買いやすく、友人に配ってやろうと、さきほど10冊ほどまとめてネットで注文したところです。
たぶんこの本を読んだら、いまだに右にも左にも寄らない「俺は中立だ」などと気取っている連中も、いっぺんに目が覚めてしまうのではないかと思いました。
西尾幹二さんもこの本を激賞しておいでになるとのことですが、わかる気がします。
書店でも、この種の本としてはめずらしく「増刷出来」になっているのだそうです。
本の表紙には、「中国、韓国、北朝鮮を煽(あお)っているのは誰か」とサブタイトルがついています。
そしてその犯人が、この本を読むと実に明確に理解できます。
果たしてそれは誰なのか。
そのことはこの本を是非お読みになってご理解いただきたいのですが、その前に、この本の冒頭にある「文庫版まえがきに代えて」から、一部を抜粋してご紹介してみようと思います。
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【「反日の構造】西村幸祐著】
文庫版まえがきに代えて
現在、一般的なメディアや学校教育で、「大東亜戦争」という言葉は何か必然的な理由があった場合にしか使われず、その代わりに「太平洋戦争」という言葉の使用をメディアが自主規制として課し、言葉の自由を制限している。(中略)
私たち日本人は、言論、表現の自由が大切で、それを保証しているのが日本国憲法だと耳にタコができるほど教えられてきたが、実際はこのように言葉を規制することで言論と表現、そして思想の自由が奪われていることに気付いていない。
今年、平成24年は戦後67年ということになるが、常識的に戦後何年という言い方をするのは、せいぜい戦後10年までであり、世界中どこの国でもそれが一般的な呼び方だ。
ところが我が国の場合は、敗戦7年後に占領が解かれ国家主権を恢復してから60年になるのに、いまだに戦後何年という呼称が通用している。
なぜ、そうなるのだろうか?
答えは簡単だ。昭和20年の日本敗戦後、日本を占領した連合国総司令部が最初に行ったことが、「大東亜戦争」と「八紘一宇」という言葉の禁止だった。
日本占領にあたって米国は、まず思想統制から着手するために日本人が使っていた言葉を禁じたのである。
(中略)日本人は「大東亜戦争」を戦ったのであり、「太平洋戦争」を戦ったわけではなかった。
すなわち日本人がこの戦争の失敗や敗戦の理由を考えるとき、「大東亜戦争」と言わずに「太平洋戦争」というのであれば、主体性をもって第二次世界大戦を捉えることは決してできない。
いつまで経っても日本人が主体的に「先の大戦」を相対化し、客観的な評価ができない理由もそこにある。
したがって<戦後>は永遠に続いて行くことになる。
このような説明をわざわざ冒頭でしなければならないことが、現在の私たちの危機の本質であることを再認識したい。
つまり、現在の日本人は自らを見つめる座標軸をあらかじめ失っているのである。
自分が何者であるかも分からないまま、日本人は漂流する日本列島の上で、閉塞感に囚われたまま、ただただ内部から反日日本人に蝕まれ、外部からの反日攻撃に曝されているだけなのだ。(後略)
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実にするどい切り口です。
しかも文章が読みやすい。
そして「反日ファシズムの攻撃」、「ワールドカップと北朝鮮報道の正体」、「2ちゃんねるは<閉ざされた思考空間>を破る」、「冬ソナと日韓友好ブームに潜む危機」、「終わりなき中国の反日」等々と、文が続いて行きます。
ほんとうに久しぶりに、「読み出したら止まらない」を体感しました。
是非、おススメの一册です。


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