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渡部昇一先生
渡部昇一先生

読み応えのある論文が、雑誌WILL4月号に掲載されました。
渡部昇一先生の力作論文「原発興国論」です。
この論文がでるや、「これって日本人?」と疑問に思えるような、きわめて感情的な批判サイトが続々とネット上にあがっています。
ということは、それだけ核心をついた論文であるということであろうと思います。
(最近は、批判を受けているサイトの方がまともなことを書いているというケースの方が多いので)。


渡部昇一先生の論文の「原発興国論」は、
1 放射線は人間にとって不可欠な存在であること
2 カリウム40によって普通の人でも大体6000ベクレルの放射線を持っており、これを取り除くと
人間は死亡するという事実
3 低放射線は人体に害があるどころではなく、免疫力を高めガンになりにくくするなどの効果のあることも解明されていること
4 にもかかわらず、依然として放射線害悪論、放射能ヒステリーが横行しているのか、そして学会においてもLNT仮説という迷信がまかり通っているのはなぜなのか。
といった疑問に対して、たいへんわかりやすい事例を交えながら、極めて論理的に回答を与えてくれています。
この説明を読んでなおかつ放射線恐怖症が全くおかしいということが理解できない人がいるとしたら、その方の常識と論理的な判断力を疑いたくなる。
原発についても、「脱原発論の正体」が余すところなく明らかにされています。
要するに日本の不利益になることは、即、中国・韓国に利益に直結するのだという事がよくわかります。
そもそも原発で死者など1人も出ていないのに、これを過剰に危険視するところから反原発・脱原発論は出発しています。
スタート地点がすでに誤っているのです。
にもかかわらず、誤ったスタートを何か絶対的な正義でもあるかのようして、きわめてヒステリックは危険論を宣伝する。
「事実」よりも「宣伝」を重要視するのは、中共外交や韓国外交、そして日本の左翼や在日朝鮮人らの特徴です。
そして彼らの主張の行き着く先は、日本の産業空洞化、科学技術力の劣化、産業競争力の低下だけにとどまらず、中共や韓国の圧倒的な経済的、政治的、軍事的優位をもたらすというのが、「脱原発論」の正体です。
世界的なエネルギー資源問題という視点からしても、原子力発電の果たしている役割が極めて重大であることを見逃しているのが脱原発論なのです。
現実問題として、原子力発電が使えないということになれば、石油や天然ガスなどのエネルギーコストは急騰します。
現在石油が1バーレル100ドルを超えて上昇していますが、150ドル、200ドルとなってしまう。
ガソリン代は、いま140円前後ですが、既に近々170円台になるであろうと予測されていますし、放置すれば、リッター300円台になってしまう危険さえあるのです。
いまの時点では、太陽光や風力発電では、とてもではありませんが、世界的なエネルギー供給を賄うことなどできません。
供給が需要に満たなければ、必然的に石油価格が高騰してしまうのです。
脱原発論者の主張は、全くこうしたグロ―バルな視点を欠いているということです。
ひらたくいえば、「幼稚な論」です。
読んでいない方には是非渡部論文をお読みすることをお薦めします。
ご参考までに以下見出しを写しておきます。
なお追加情報ですが、『脱原発のウソと犯罪』(中川八洋)(日新報道)が出ました。
エセ科学者として小出裕章・武田邦彦・小佐古敏荘・児玉龍彦の言っていること全くウソ・矛盾に満ちたものであることを完膚なきまでに暴かれています。
個人的な中傷、行き過ぎなど賛成できないところもありますが、これもお薦め本です。
一、「はてな」のはじまり
二、福島原発事故のあと―日本財団で聞いた話
三、福島原発事故のあと―ラッキー・茂木情報 宇宙空間での影響
四、どうしてこんな誤解が―量の問題
五、どうしてこんな誤解が―ノーベル賞の罪「いけない点」とは
六、マラーの実験の致命的欠陥 放射能ヒステリー
七、風評被害の原因 LNTという“ドグマ”
八、「汚染」は利用できる
九、菅首相の意義 韓国を利することに 売国奴のデマゴーグ
十、代替エネルギー論の怪しさ 忍び寄る産業空洞化
十一、どっかの手先の人達 「むつ」の最期 「成熟」ではない
十二、日本近代史とエネルギー エネルギー転換に衝撃 原発関係者に感謝
一三、明るい未来への道筋 日本の救世主
※以上の文は、2月28日に史実を世界に発信する会の茂木さんからいただいたメールをもとに作成しました。
ボクは放射能については、ズブの素人です。
見えないものだし、正直よくわからない。
けれど普通に考えて、ラドン温泉なんて、あれは放射線温泉でまことに健康によいものだし、レントゲンやCTスキャンなんてのも、放射線を活用したものであることは間違いないし、宇宙空間では地上よりはるかに高い放射線がとびかっていることも、学校の物理の授業で普通に教えられることです。
なんでもそうなのだけれど、自然にあるものというのは、なくては困るし、ありすぎたらよくない。
原爆被害にあった広島、長崎では、ピカドンで多くの人が亡くなったけれど、これは一時に多量の放射線を浴びたことと、爆発の熱風による被災によるものです。
けれど被爆して生き残った方々は、どうしたわけか健康でご長寿で、いまや広島、長崎とも日本を代表するご長寿都市になっているという事実があります。
一方、福島原発の事故については、津波被害が起こったとき、米国はいちはやく最悪の事態である核爆発を想定して、米政府は日本に駐屯する米軍に対して即時、非常警戒態勢をとる命令を出していたことが、先般、米国からの発表で明らかとなりました。
これに対し当時の民主党菅内閣は、最悪の事態の想定どころか、ただ騒ぎ立てるだけで当初は具体的対策はまるでとらず、かえって現場の混乱に拍車をかけただけ、という情況でした。
もし本当に、政府が危険と認識していたならば、当時の対応はもっと素早く、またもっと徹底したものであったのではなかろうかと思うのです。
要するに、一年前の情況を思い起こしてみれば、日本の民主党政府が行ったことは、ただ単に民間の「不安」を煽るだけで、具体策はほとんど何も講じていない。
ということは、裏返しにいえば、政府自体が「何の問題もないことを知っていた」といえるのではないかとさえ思うのです。
要するに、いまだに放射線防御服を着せ、被災地への立ち入りを禁止しているのは、単に不安を煽ることが目的で、現実には「問題はない」と知っていた。
もしそうであるとするなら、これほど庶民を愚弄した話はありません。
そもそも当時政府が決めた放射線許容量なるもの自体が、原発の有無と何の関係もなく自然放射されている放射線量を下回る基準値です。
こんなバカな話はない。これこそ、笑えない話です。
保守というのは、リアリストである、と以前書きました。
資源エネルギーの問題は、日本の産業振興に欠かせない極めて重要度の高い問題です。
原子力の活用は、日本経済の死活問題ですらある。
けれど一方では、原子力は多大な危険を伴うものでもある。
ならば、その危険を回避するために、最大限の努力を払いながら、上手にこれと付き合って行くことこそが大事なのではないかと思うのです。
すくなくとも原子力をめぐる資源エネルギーの問題は、教条主義的のドグマで語ったり、レッテルや宣伝工作で語るべきものではないと、思うからです。
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