
先日、名古屋の河村市長が「日本軍による南京虐殺事件などなかった」という発言をして、物議をかもしだしました。
ネットでは河村市長を支持するかしないかの投票なども行われたのですが、「支持する」が圧倒的多数となったところ、なぜかそのアンケート調査そのものがサイトから抹消されてしまっています。
おそろしい世の中になったものです。
およそ左翼思想というものは、権力があれば何でも思い通りになると考えるアホが騙される思想です。
権力を握り、自分たちに都合の良い法律さえつくれば、人々を好きなように支配することができると考える。
そのためには、ありとあらゆる嘘やねつ造、でっち上げ、非難中傷などを平然と行うというのが、左翼思想の特徴です。
先日、テレビで兵庫県西宮市にある西宮神社の開門神事を紹介していました。
開門と同時に境内を走り抜け、一等をとった者が今年の福男となるというこの行事で、実は今年、参加者たちに黄色い軍手が配られました。
これは東日本大震災の被災者への応援メッセージを黄色い手袋で示そうというアイディアなのですが、このアイデアが実現されるまでの過程が、実に日本的なものでした。
どういうことかというと、運営委員の中のひとりが、委員会で黄色い手袋を提案します。
そしてそれがみんなの意向で承認される。
ただし、条件があるのです。
手袋は運営側で用意する。
ただし、当日実際に参加者たちが黄色い手袋をして走ることを承知するかどうかは、提案者が自分で参加者たちに働きかけ、みんなの了解をとってくれ、というものです。
要するに、上位下達式ではないのです。
日本式はみんなの心の一致を大切にする。
まず委員会で、やろうと決めます。これが全会一致です。
そして実際にそれを行うに際して、参加者みなさんに対して、提案者(運営委員長ではない)自身が、自分で参加者みんなに働きかけ、協力をお願いする。
上長の命令や、決め事、ルールとかではないのです。
みなさんにお願いする。
そうしてみんなの協力を得て、ひとつの物事が遂行される。
これが日本式です。
これは実に見事な日本的な集団の意思づくりの手法で、こういうプロセスを経ることで、みんなの心がひとつになる。
だから日本式で進められるプロジェクトは強いのです。
最近、会社や組織の中で、これを勘違いしている人がたくさんいます。
上層部がルールやマニュアルを作ったら、社員たちはそれを守らなければならないと考えているのです。
ルールができたらそれに従う。それはそれで当然といえば当然のことです。
ですが、大事なことは、みんなの心がひとつになる、ということ。
そこを考えずに、ただルールやマニュアルを作って部下や庶民を縛り上げれば何でも思い通りになると考えるのは傲慢というものです。
だから昨今では、学生は教師に対し、社員は上司に対し、面従腹背があたりまえの世の中になっている。
まさにこれこそが、戦後左翼思想による汚染です。
何事かをなす、ということは、ひとりでは何もできないのです。
常にみんなの協力があってはじめてなし得ます。
すなわち、みんなの心がひとつになるということが大切なのであって、ルールやマニュアルはそのための材料にすぎない。
これに対し左翼思想は、ルールやマニュアルがあれば、どんな理不尽な要求でもそれによって社員や学生たちを従わせることができる、と考える。
だから権力さえ握れば、あるいは権力者に取り入れば、なんでも好き勝手し放題と考える。
そして権力を握る、あるいは、人々にとって不都合なルールをつくりあげるために、嘘やでっちあげを平気で行い、それが目的を達成するための正しい手段とまで考える。
とんでもない話です。
では、みんなの心をひとつにするにはどうすれば良いか。
これにはマニュアルもルールもありません。
人が成長するしかない。
みんなに意見を聞いてもらえるだけの人になっていくしかない。
だからこそ日本神話も、そこに書かれているのは神々の成長の物語です。
そして神々の子孫である人は、苦労し、訓練され、自らの意思で成長を心がけることで成長することができる。
それが日本流です。
そしてその日本流は、西欧型共産主義思想や、中共、韓国などにおける唯我独尊思想とは、まさに対極をなすものなのです。
また、国内の政治の世界において、昨今の外国人参政権問題など、まさにこうした戦後の左翼思想に端を発する典型的な問題で、絶対に許してはいけないものです。
ここは日本なのです。
日本の政治は、日本人の、日本人による、日本人のための政治であるはずなのに、その政治を外国人に委ね、解放しようとするなど、とんでもない話です。
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