
報道は、なにやら選挙一色に塗りつぶされている感があるけれど、宮崎の口蹄疫問題は、まだ解決していません。
7月6日には、新たな口蹄疫感染牛が見つかり、牛16頭が殺処分されています。
宮崎市は、移動制限区域を11日午前0時に解除して、16日午前0時には県全域の終息を確認する方針だったけれど、この事件によって、終息確認は27日までずれ込みました。
宮崎では、道路には白い硝石灰が撒かれ、この暑さの中で防護服を着た人が検疫作業をいまだに続けています。
口蹄疫問題発生以降、人々の移動や物流は制限され、以前にも書きましたが、商店街や、ショッピングストアは閑古鳥状態。
工場なども閉鎖が目立ち、まさに戒厳令状態となって、経済も壊滅状態に至っています。
そしてその被害は、今後3年間は、どうにもならず続いてしまう。
畜産農家は、牛や豚の全てが殺され、牛舎も豚舎も空っぽです。生活の糧もない。復興のめども立たない。
畜産を辞めたとしても、他の産業もだめになっていて就職先もない。
事件の中心地となった川南町は、税収の大半が畜産農家からのものだから、畜産農家がゼロになった今、税収もない。
税収ゼロで、これからどうやって町をたて直すのかの具体的見こみもたたない。
宮崎だけの他人事ではありません。
宮崎の和牛は長い年月をかけて改良の努力を積み重ねようやく出来あがったものです。
品質は世界で絶賛されている。
ところが近年、長い年月をかけて改良し開発された和牛の精液などの遺伝資源が海外に流出し、日本に逆輸入されています。
苦労して苦労して作り上げた和牛が、なんの苦労もない特アの外国人によって、海外で生産される。
日本の和牛は、ただでさえ危機的状況にあった中での今回の事件なのです。
そうした危機に対して、政府は何の対応もはからなかったのみならず、今回の口蹄疫問題でも、なぜか感染ルートの解明は藪の中です。
国連による査察団の受け入れさえも、なぜか政府は断っている。
≪詳細は↓コチラ≫
口蹄疫は韓国の陰謀という噂の真相を問え!
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-920.html
今回の口蹄疫事件で、はっきりとわかることは、阪神大震災のときもそうだったし、今回の口蹄疫事件でもそうだけれど、反日左翼政権では、危機のとき、冷静かつ果敢で迅速な対応や抜本的な対策はとれない、ということなのではないでしょうか。
彼らは、情報操作は得意でも、物事の本質を理解し、事実を見極めて抜本的な対策をとるということが、まるでできない。
これに対し、保守系の政治家や政府は、危機に臨んで、様々な批判を受けながらも、常に迅速に抜本策を講じてきた。
10年前の口蹄疫被害しかり、中越地震しかり、一昨年のリーマンショックしかり。
いま、まさに選挙期間中です。
参議院は、良識の府でもある。
今回の投票で大切なことは、政党以上に、いかにほんものの保守の政治家に票を集めるか、です。
これまでの日本では、ずっと「保守は票にならない」と言われ続けてきた。
そうではない。「保守こそが票になる」という事実を国民が突き付けたとき、政治は変わる。
考えてみれば、去年の10月27日に中山なりあき先生が憲政記念館の請願デモを企画したとき、全国から、8000人の保守の人が憲政記念館に集まった。
それを見た多くの政治家が、昨日まであまり保守的な発言などなかった政治家までもが、突然、君が代礼賛、日本を守れ!と言いだした。
新しい時代は、私たちが創るものです。
保守こそが票になるというメッセージを、私たち国民が政界に届けようとするなら、保守の政治家に、票を集める。圧倒的な得票を集めることが肝心です。
そして「保守であること」が票になると、多くの政治家に国民のメッセージが伝わったとき、政治は変わる。
我も我もと、なだれを打って先生方が「保守」を自認しはじめる。
とくにいま、宮崎口蹄疫の問題から、宮崎出身の保守の政治家は、貴重な存在です。
宮崎を守れ!
保守を守れ!
日本を守れ!
そう考えたら、投票する相手は、おのずと明らかになるのではないでしょうか。
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