
5月9日の記事で、口蹄疫(こうていえき)についての詳細記事をアップさせていただきました。
≪口蹄疫(こうていえき)から日本を守れ≫
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-880.html
口蹄疫についての説明は、上の記事に詳しく書かせていただいたので、詳細は省きますが、5月12日正午の時点で、
感染 68例
殺処分対象 76870頭
というのが、現在の状況です。
Twitterで提供された宮崎県東国原知事の報告によると、
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現場は壮絶である。
殺処分される家畜の悲痛な鳴き声、すえた臭い、
生産者や防疫作業員の疲弊と落胆・絶望・焦燥、
一面の消毒剤、
重機やダンプの喧騒、
自衛隊車両の物々しさ・・・
(5月9日投稿)
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とあります。
昨日のねずブロへのコメントで、共通一次世代さんが、JA宮崎のブログサイトを紹介してくださいました。
そこに「口蹄疫には負けない」という記事が11日、アップされました。
以下、引用させていただきます。
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5月11日の衆議院農林水産委員会で、本県選出の江藤 拓代議士が、まさに地元畜産農家の気持を涙ながらに、冷静に、時には厳しく、訴えられました。
これを見ながら、私は涙を禁じえませんでした。
「江藤先生、良くぞ言ってくれた」
と、喝采を送りました。
「我々の代弁者」という言葉が選挙のときに言われますが、この江藤先生の質問は、まさに、農家の声を、絶望、悲哀、怒りを代弁した名質問だと思います。
口蹄疫の被害者は、多いに首肯し、溜飲を下げ、勇気付けられ、慰められるのではないでしょうか。
口蹄疫は、海外においては何百万頭の殺処分をした例もあります。
まさに、国家的な畜産の危機をもたらす病気なんです。
これを機に、政府が前面に立って解決に当たってくれることを期待します。
また、私たちも、被害拡大阻止に全力で取り組んでいくと、覚悟を新たにした次第です。
金融担当常務 仁田脇安博
http://jamcblog.miyachan.cc/e166279.html
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現場の生の声、ほんとうにつらいなかを戦っておいでの方でなければ書けない文章だと思います。
相変わらず、メディアは、口蹄疫について、
「本日までに新たに確認されたのが、3例」
程度の報道しかしていません。
それだけ聞いたら、視聴者は
「なんだ、たった3匹の話か」程度にしか思わない。
これを印象操作と言わずしてなにが印象操作なのでしょうか。
実際には、本日時点で、殺さなければならない家畜が、すでに8万頭に迫る勢いになってきているのです。
たいへんな被害です。
この問題については、内閣だの民主党だのという垣根すら越えて、まさに国難として挙国一致で取り組まなければならない問題です。
もし、民主党の支持者の方で、これをお読みの方がいたらお願いします。
口蹄疫問題は、政争の具にあらず。
すべての党と連携し、即時、抜本的な対策を打っていただきたい。
責任ある政治を行っていただきたい。
11日の農林水産省「農林水産関係の基本施策に関する件(口蹄疫の発生状況及びその対応について)」の全編の動画を見ることができます。
URL=http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
↑の動画で、江藤拓(自由民主党・無所属の会)、長島忠美(自由民主党・無所属の会)の質疑の全編を見ることができます。
下にYoutubeにアップされている江藤議員の動画もアップしますが、みなさん、できれば、↑のURLから、江藤議員、長島議員と赤松農相のやりとりを、しっかりと目を見開いてごらんいただいていただきたいと思います。
体制を作り、人に任せたからいいんだという赤松農相、現地入りして現場の目で大臣も国民も一体となって対策に与えてもらいたいという江藤、長島両議院。
単に、行く、行かないの問題ではなく、たとえば、殺処分した牛や馬をどこに埋めるのか。
近隣の国有地を提供するという大臣。
その場所は水が出る場所なので現実問題として埋めれない、離れた場所に死体を運んだら、その途中で菌がばら撒かれて被害が拡大する可能性すらあるという、現実に即した対応を求める江藤、長島議員。
「農水省をあげて、万全の対策」をとっているという農林水産副大臣。
「万全の対策というのは、責任者が顔を見せることも含まれる、被災者の気持ちをくみとるのも、大臣の仕事ではないか」という江藤、長島議員。
誠実に、挙国一致で対策にあたろうという江藤、長島議員。
我々は万全の対策をとっていると答弁する赤松農相。
みなさんご自身の目で、そのやりとりを実際にご覧になってください。
以上です。
最後に、長島議員の発言を引用します。
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私も実は牛を飼っております。
牛は「家族」だと思っています。
そして、その「家族」の命を分けてもらって、われわれは命を永らえているんだと、私はそう思います。
だから、大切に我々は生きなければいけないし、牛や豚を大切にしなければいけないんだと私は思うんです。
もうこれ以上、この口蹄疫によって、牛や豚の命が奪われることのないように、先ほど(大臣が)万全の対策とおっしゃいましたけれども、私は是非、お願いとして、(農家のみなさんに)顔をみせてやって、農家のみなさんの手を握ってやってあげることも、大きな勇気につながるということをわかっていただいて、対策をとっていただきたい。
それをご要望といたしまして、私の質問を終わります。
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ボクは、江藤さん、長島さんの質問を観ていて、涙が流れました。
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