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世界の激変時にあって、肝心の倭人たちが、日本の文化を忘れようとしています。
そしてよせばいいのに、中途半端に「闘争の文化」に馴染もうと無駄な努力をしています。
この闘争の世界では、彼らにはおよそ6000年の社会伝統があるのです。
まったく文化性の異なる倭人たちが、付け焼き刃で対抗できるような代物ではありません。

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20240928 真実


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日本文化というのは、世界で唯一の「結びの文化」です。
これを「和の文化」とも呼びます。
意味は同じことを言っています。
そもそも最初の神様は、天之御中主神(あめのみなかのぬしのかみ)です。
これは広大無辺な時空間の中心核という意味です。
その中心を定めたあとに、高御産巣日神(たかみのむすびかみ)と、神産巣日神(かみとのむすびかみ)が誕生します。
高御産巣日は、高次元との結びですから、天人地を結ぶ神様です。いわば経糸(たていと)です。
神産巣日は、神との結びですが、我が国では一般庶民に至るまで、人はみんな霊(ひ)を宿します。つまり周囲にいる人々は、みんな神様です。いわばこれは緯糸(よこいと)です。
こうして中心核が定まり、経糸と緯糸が結ばれると布(きぬ)ができます。
大和言葉は一字一音一義です。
「き」はエネルギー、「ぬ」は貫くものであり、これはエネルギーが貫かれたもののことをいいます。
我々は、その「きぬ」を身にまとうことで、体を保護し、体にエネルギが授けられ、体をより一層活躍させることができます。
その「布(きぬ)」を織るとと、余計な「ほつれ」が生じます。
これは切り取るべきものであり、そのために「たち」が用いられます。
我が国最初の武神は建御雷神(たけみかづちのかみ)とされ、この神様がお生まれになったときの別名が
建布都神(たけふつのかみ)と
豊布都神(とよふつのかみ)です。
つまり我が国では、もともと「太刀(たち)」は、布を裁断するために用いられた道具であるとわかります。
要するになにもかもが、最初から対立ではないのです。
みんなが生きるため、みんなで一緒に生きていくために必要な知恵が原点にあり、これを「むすび」と呼んでいるのです。
他方、諸外国諸民族ではこうはなりません。
西洋にも東洋にも中東にもアフリカにも、世界中の諸国には「王」がいました。
その「王」が国や集団の長であり、これがその国や集団の最高権力者です。
しかもしばしば、その最高権力者は、多民族の外来王朝であったりもしました。
植民地支配などは、その典型です。
そして支配層にとって、被支配層はゴミ同然です。
人の形はしていても、不衛生で穢(きたな)く臭く貧しい。
だからそもそも人間としてさえも認識されず、逆らえばきわめて残酷な刑罰が与えられました。
そしてこれが社会構造の基本になります。
そこには「結び」も「和」も、そもそも存在しません。
人が生きるということは、ひたすら自己の利益だけを追求すること。
そのために他の人がどれだけ犠牲になっても、他の人にどれだけ迷惑をかけても、生き残った者が勝ちと考えられてきました。
他方では、敗れそうになったら、あらゆる言い訳を並べ立てて自己正当化を図ります。
その結果、自分の立場有利になれば、それで生き残ることが可能になるのです。
けれどそうなると、嘘ばかりで真実はなくなります。
悪逆非道の限りを尽くし、嘘でごまかし、あまりに嘘で塗りたくられてしまうと、真実はわけがわからなくなります。
そうなったら、最後は神に懺悔して救ってもらえば良い。
これが、世界における宗教の重要な存在意義のひとつです。
つまり宗教が「真実の代替物」となっているわけで、だからこそ宗教施設や宗教上の偉い人は、ひたすら荘厳されます。
だって、荘厳でなければ、救われた実感が生じないからです。
このことについて、昨日Youtube倭塾のライブで、東郷潤先生にお話をいただきました。
ものすごくわかりやすいお話です。
動画は↓コチラ↓です。
https://www.youtube.com/live/k_nqqyfQDyU?si=4KFhfBIoiHNslumM
日本以外の世界中どこでも、神話の人類創世の時代は、きわめて平和で豊かであり、人々は互いに助け合って暮らし、争いも対立もなかったとされます。
西洋や中東のみならず、チャイナの神話もそうです。
ところが人々が次第に身勝手、わがままになり、混乱が始まったのだとされています。
事実に即して歴史を振り返れば、今を去ること7300年前にアカホヤの大噴火があり、故郷を失った倭人たちが世界に散って、そこで文明を授けています。
けれど、倭人がいるエリアだけが平和と繁栄を得る中で、周辺にいる貧しい部族はその繁栄を奪い取り、結果倭人たちはそのムラを去って日本に帰りました。
このことは、すくなくとも13世紀ころまでは世界に残った逸話であり常識で、だからその時代までの世界地図は、東にある日本が、常に世界地図の頂点に描かれ、そこがパラダイスとされています。
それからおよそ600年後に、倭人たちはふたたび世界に向けて、人種の平等を説き、世界から植民地支配を駆逐していきました。
大東亜戦争も、その過程で起きた戦争です。
そしてその戦いは、いまも続いています。
「結びの文化」と「闘争の文化」は、互いに相容れないものです。
そして「闘争の文化」は、勝者であるごく僅かな、0.1%の人々たちにだけ繁栄をもたらし、他はその奴隷となります。
一方「結びの文化」は、圧倒的多数の、つまり99.9%の人々の平和と繁栄、豊かで安全で安心できる暮らしを実現するために、0.1%の悪党を駆逐(古い言葉だと「断つ」)します。
そしていま世界は、情報化、AI化の波に乗って、さまざまな情報が共有されようとしています。
そしてこのことは、日本にもとからある「和の文化、結びの文化」の有用性を、あらためて世界中の人々と共有していく動きとなります。
つまり、これから世界の形が変わるのです。
それも激変していくことになります。
そしてこの激変は、間違いなく日本の文化から生まれていきます。
ところがこうした世界の激変時にあって、肝心の倭人たちが、日本の文化を忘れようとしています。
そしてよせばいいのに、中途半端に「闘争の文化」に馴染もうと無駄な努力をしています。
この闘争の世界では、彼らにはおよそ6000年の社会伝統があるのです。
まったく文化性の異なる倭人たちが、付け焼き刃で対抗できるような代物ではありません。
それだけに、私たちはいま、真の日本文化をあらためて学ぶ必要に迫られています。
私たち日本人は幸福です。
嘘を言わなくても、真実を探すことができる国にいるのです。
ならば、どうせ生きるなら、真実を学び、真実に生きていく。
そしてそのことか、これからの100年の世界をも大きく変える力になっていくのです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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