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5月の倭塾は、6月25日(日)13時半から、場所は富岡八幡宮の婚儀殿です。テーマは「これからの日本を考える」です。宇都隆史前参議院議員のお話もいただきます。参加自由で、どなたでもご参加いただくことができます。皆様のふるってのご参加をお待ちしています。
詳細 → https://www.facebook.com/events/374448264825083
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| 知価革命というのは、単にインテリジェンスのことを云うのではありません。 知とは、知らすのことであり、知らすという日本社会の原点の価値によって、まったく新たな、日本人の日本人による日本人のための日本が生まれることを意味します。 そのためには、何が必要か、どうすればよいのかを、是非、ご自分の頭で考えてみてください。 そうすれば、いまそれが現実に起きていることが見えてきます。 |

画像出所=https://www.irasutoya.com/2016/03/blog-post_869.html
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日本をかっこよく!
世界中どこの国でも、また歴史上存在した世界のあらゆる国々に共通していることがひとつあります。
それが「国家最高の政治責任者は、一切の責任を取らなくて良いという社会システムになっていた」ということです。
法で定めた議会制民主主義と呼ばれる現代の社会システムでも同じです。
むしろ政治家と呼ばれる人が多数いる結果、完全に責任者不在です。
決定権を持った人はいます。
いなければ、政治にならないからです。
けれど、その決定権を持った人が、そもそも誰だかわからない。
人々の知らない間に、様々な条約が決められ、法律の他に政令や省令が定められ、国民にとって不利益な社会的な仕組みが次々と作られていく。
けれど、その責任を取る人が誰もいない。
決定権というのは、そのまま権力を意味します。
もっといえば、権力とは決定権そのもののことを言います。
よくメディアが第三の権力といったことが言われますが、メディアに決定権はありません。
メディアが持つのは拡散力であり、宣伝力であり、広報力です。
それ自体に権力があるわけではない。
権力があるわけではないから、責任もとらない。
善悪は別として、それが実態であるわけです。
現代の日本は国民国家であると定義されますが、国民国家における政治的決定権が、なんのためにあるのかといえば、国民が豊かに安全に安心して暮らせるようにするためです。
けれど現代日本で、果たしてそのようになっているでしょうか。
防衛費を増額する真の理由は、台湾有事問題ではありません。
それは単なる隠れ蓑で、実際の理由は米国の一部の資本家に貢ぐためであり、それは国民の財産を失うことであり、日本国民の生命や安全を犠牲にすることです。
そしてそのような国民を脅かす不条理な決め事をしている政府も、議会も、一切の責任を取りません。
世界の歴史は、一切の責任をとらない政治体制が、その体制自体が持つ不条理から滅び、新たな国が誕生してきたという歴史です。
日本もまた、現代日本の政治体制は、一切の責任を取らない政治体制です。
日本がどうして世界最古の国となり得たのかといえば、それは過去の歴史において、日本がその国家体制として、国家最高権力者よりも上位に天皇という存在を置くことで、政治に責任を取らせるということが可能な政治体制を実現してきたからです。
このことは、たとえば徳川幕府においても実は同じで、江戸の将軍の任命権は、京の都の朝廷にあります。
つまり将軍に責任を取らせることができる基本体制が先ず、あります。
その上で、江戸の将軍は、あらためて幕府内の最高権威となり、実際の政治責任は、老中が執り行うという仕組みになっていました。
さらにおもしろいのは、老中になることができるのは、小藩の藩主とされていました。
これが何を意味するかといえば、簡単に責任を取らせることができるから。
つまり切腹をさせることも、ある意味簡単だから、です。
大藩の藩主に腹を切らせることは、大変です。
小藩なら、それが容易です。
だから小藩の藩主に老中職を命じたのです。
つまり、我が国は、歴史を通じて政治家に「責任を取らせる」ことを可能にする社会体制を築いてきたのです。
これが崩れたのが、明治政府です。
当然です。
明治政府は西欧の社会体制を模倣して築かれた政府です。
そして西欧社会は、政治権力者に責任を取らせません。
これが戦後になるとますます悪くなります。
まだ占領期間中は、GHQの最高司令官が、責任職でもあったけれど、GHQがなくなってからは、日本国内で政治権力と政治責任の両方を併せ持つ人はだれもいなくなりました。
実は、いま、2つのことが起きています。
ひとつは、現代日本が持つ構造的問題が次々と暴かれているという事態です。
このことによって、戦後日本というステイト(政治体制)は崩壊に向かっています。
電卓でいえば、オールクリアにしなければならない、つまりゼロにしなければならない状況が起きています。
これにより、戦後日本というステイトは、崩壊へと向かっています。
いまひとつは、新たな日本のステイトの建設に向けての動きです。
これは流血革命のようなものではありません。
あえていうなら、知価革命とでも呼ぶべきものです。
現状の日本への愚痴や文句ではなく、日本人の持つ知性によって、これまでとはまったく異なる新たな日本が建設される。
そしてこの動きは、実は世界の構造改革の動きと連動しています。
日本はいま生まれ変わろうとしています。
そしてこれを実現する力は、国民の目覚めによるものです。
知価革命というのは、単にインテリジェンスのことを云うのではありません。
知とは、知らすのことであり、知らすという日本社会の原点の価値によって、まったく新たな、日本人の日本人による日本人のための日本が生まれることを意味します。
そのためには、何が必要か、どうすればよいのかを、是非、ご自分の頭で考えてみてください。
そうすれば、いまそれが現実に起きていることが見えてきます。
日本は変わるのです。
日本をおもしろく!
お読みいただき、ありがとうございました。
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【次回以降の倭塾】
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