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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。
政治やメディアの諸問題等、糾弾しなければならないことはたくさんあります。
日本では、どのような意見を言うのも自由です。
しかし、です。
言論には言論をもって抗すれば良いのであって、そこに暴力などの物理的攻撃や、対象者の名誉を奪う人格攻撃などが加われば、それはもはや言論の自由の範疇を越えた、ただの加害行動となります。
ここを間違えると、保守も右翼も、左翼の過激派やどこかの国が行う反日工作と同じレベルになってしまいます。
かつて安倍総理(当時)が米国議会で、
「敵味方に別れて戦った日米は、
その後の東西冷戦を共に戦い、
そして勝利しました」
と高らかに宣言して、米国国会議員総立ちの拍手を受けました。
日米の輪を築く、これは歴史に残る名演説であったと思います。
いつまでも過去の対立にとらわれず、むしろその後に仲良く同盟して勝利したことに目を向けて和を築く。
これこそ日本的精神であり、日本的行動だからです。
このときの安倍総理(当時)の米議会演説は、第二次世界大戦によるこれまでの世界秩序から、新たに東西冷戦に勝利した国同士が対等な関係を築き、新たな世界秩序を構築しようというものです。
そしてその提案は、米国上下院の国会議員全員総立ちの拍手で支持されました。
この日、米国国会議事堂の前には、いつものように「Remember Perl Haber」と書いたプレートを掲げた在米缶国人団体が陣取っていました。
例年なら、議会のあと、議事堂から出てくる議員たちは、そのプレートを持った人々に明るく笑顔で手を降るのですが、その日に限っては、議事堂から出てきた米国の国会議員たち全員が、そのプレートを掲げた人達を、まるで醜いものでも見るかのように、露骨に顔をしかめるか、彼らに冷たい一瞥を加えただけであったといいます。
意見は、いろいろあって良いのです。
そもそも民主主義というものは、さまざまに異なる意見があるということを前提にした社会制度です。
単一の意見だけですべてを決めるのではなく、さまざまな意見を持つ人達が集まり、協議し、多数の賛成を得ることで、駒を次に進めていく。それが民主主義です。
逆に単一の意見しか認めないという社会のことを、全体主義といいます。
共産主義、絶対王政などが、その範疇に入ります。
早い話、ねずさんが好きだという人から、ねず公は大嫌いだという人まで、世の中には様々な意見があるわけです。
物理的な暴力や、言葉による暴力(名誉毀損など)に訴えない限り、それらの意見のすべてが許容されるというのが、民主主義です。
だから、いろいろあって良いのだし、だから世の中は面白いのです。
未来は常に現在の延長線上にあります。
わたしたちが、どういう未来を望むのか。
いまのチベットのように、若い女性がチベット民族への虐待や虐殺を訴えるために、次々と焼身自殺しなければならないような未来なのか。
あるいは子供達が外国人によって集団リンチを受けたり、あるいは若い女性たちが民族浄化と称して集団で拉致され強姦されて他民族の子を強制的に妊娠させられ出産させられているウイグルのような未来なのか。
それとも、誰もが安心して暮らすことのできる安定した治安の良い国なのか。
その選択は、私達自身の今日の行動と選択によって決まります。
マザー・テレサは、「愛の反対は憎しみではなく無関心」と説きました。
これから世界は、これまでの「戦後」とはまったく違った、新しい世界秩序のもとに進み始めます。
そしてこの動きは、もはや誰にも止めることはできません。
どんな相手であっても、100%意見が一致するなどということはありません。
どこかに必ず意見の違いがあります。
そのわずかな意見の違いをもとに、相手を敵として糾弾し、対立し闘争したとしても、何も産み出すことはありません。
あるのは破壊だけです。
では破壊から身を護り、日本社会にもともとあった愛を取り戻すにはどうしたら良いのか。
答えは「無関心をなくす」ことです。
人々に関心を持ってもらうことが、日本をよみがえらせる道であるのだということです。
そのために日本の原点に帰る。
そこに感動を得る。
感動こそが、カルチャーであり、世の中を変える力です。
ひとりひとりにできることは小さいです。
けれど、そのたったひとりの蟻の一穴が、巨大なダムを崩壊させ、怒涛のように日本人の意識を変えていきます。
新しい未来は、すでに始まっているのです。
※この記事は2015年5月の記事のリニューアルです。
お読みいただき、ありがとうございました。
日本をかっこよく!! むすび大学。

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