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昔は良かっただの、昔は悪かっただのと、良い悪いの繰り言をしている間に、世界はどんどんと変わっていってるのです。
そして変わろうとする方向の、その先にあるもの。
それは、世界で最も古い民族である日本人が持つ、日本の歴史伝統文化と、未来の融合です。
古いものと新しいものが融合したところに、私達の新しい未来があるのです。

20210302 バーチャル世界
画像出所=https://compass-media.tokyo/sns_what_is_vr/
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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。
あるところで、「人が進化するとどうなるのですか」というご質問をいただきました。
「電子化します」とお答えしました。
我々人類が、動物と異なる点は、ただひとつ。
思考力を持つ、という点であろうかと思います。
感情なら、犬や猫にもあるし、彼らは夢も見ます。
つまり空想の世界に耽(ふ)けることも可能です。
けれど、論理的に物事を考えたり、思考の世界に埋没したりすることはできません。
つまり生命は進化の果てに思考力を得たといっても良いかと思います。
そしてその方向が進めば、生命体は思考力だけの「存在」になるのではないかと思われるのです。
思念や想念は、大きさも形も持ちません。
ですから太陽のような大きさになることもできるし、ミクロの世界や量子の世界にまで縮むことも可能ですし、また、思考の中だけでなら永遠の命も得ることができるし、剣豪のような腕前を一瞬で得ることも、あるいはリアルでは痩せっぽちの男子がムキムキのキン肉マンになることもできるし、女性が若さとグラマラスなボディを得ることも可能です。
生身の人間なら、無味乾燥な受験勉強に熱心に取り組むという苦痛を経由しなければ、知恵や知識を得ることができませんが、電子化された思念の世界なら、瞬時に必要な情報やデータを自分のものにすることができます。
超古代文明として、よくアトランティスとか、ムー、レムリア文明などがあったと唱える人たちがいますし、また太古の昔の恐竜文明にしても、それは滅んだわけではなくて、恐竜たちが小型化して高度な文明を持つようになり、その生き残り(末裔)が、恐竜型宇宙人といわれているレプティリアンなのだという話もあります。
実際、考えてみれば、たとえ時空間を捻じ曲げてワープ航海が可能になったとしても、わざわざ肉体を背負って何億光年も離れた惑星まででかけていくことはないわけです。
肉体を離れ、電子的生命体となって旅をしたほうが、はるかにコストは安く上がるし、隕石との衝突リスクもないわけですから、なにより安全です。
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人類の歴史は、猿人の時代から考えれば600万年の歴史を持ちます。
その人類がインターネット空間のようなバーチャル空間を手に入れたのは、わずか十年ちょっとです。
仮に10年とすれば、60万分の1年でしかありません。
仮にもし、いまから1億年後に地球で文明を形成した生命体が、人類生存の時代を考古学的に検証したら、人類文明というのは、猿人か原人の文明にしか見えないであろうということができます。
なぜなら、人類が現生人類となって、さらに電子化された現代文明を形成した時代などというのは、人類史全体を考えたら、ほんの瞬間の出来事にすぎないからです。
そうであれば、恐竜が進化して科学技術を手に入れ、さらに進化して肉体を捨てて、電子的存在になって永遠の命を得て、現代にもなお生き続けているとしても、まあ、何の不思議もない、ということになります。
また現生人類も、量子コンピュータが登場し、リアル空間とバーチャル空間の識別ができなくなれば、もはや肉体という重みを脱ぎ捨てて、電子的生命体として、永遠の命を得たほうが、はるかに居心地が良く、また楽しく生きられるかもしれない。
現に、若者たちは3Dのゲームの世界に暮らす人が増えています。
いまのところは、その3D空間は、二次元のモニター画面の中で仮想的に描かれただけの世界でしかありませんが、おそらく20年もしないうちに、8Kの精細画像が立体的に展開されるようになることでしょう。
そうなると、その8Kの3D空間の中では、人々は自分のアバターを使って、自在にその空間の中で日々を過ごすようになるかもしれません。
ところがかつて、まさにそうした自由空間を提供しようとして、わずか6年で崩壊した「セカンドライフ」というゲームが、世界中から多大な注目を集めながら、失敗し、崩壊したという事例があります。
「セカンドライフ」は、バーチャルな3D空間の中で「なんでもできる」ことが売りだったのですが、その「なんでもできる」という環境が、ユーザーにとっては、かえって苦痛になってしまったのだといわれています。
※ちなみに「セカンドライフ」はいまでもゲームとして存在はしています。
そしていまでも生き残っているゲーム、新しく開発されて人気が出ているゲームというのは、そこに何らかの目標や目的、あるいはキャラクターの成長があるものばかりになっています。
実は、ここはとても重要なところです。
すなわち、人は、何らかの目標や目的がなければ、人生を謳歌することができない(楽しむことができない)ということだからです。
つまり人は、ただ生まれて生きて死ぬだけの存在ではなく、その人生には必ず何か目的がある、ということです。
逆にその目的を見失ったり、目的から道が逸れたりすると、不思議なことに入院するような病気になったりします。
これは魂のリセット(再起動)のための時間なのだという話もあります。
また脳性麻痺で生まれてくる子もいます。
これまでは、そのような子に意識はないとされてきたのですが、近年の研究と実例で、そのような子でもちゃんと意識も意思も明確にあり、しかも多くの場合、健常者には想像もつかないような深い思索をしているということがわかっています。
まさに、古くからの日本で、万年の単位で言われ続けてきた「人は霊(ひ)の乗り物」という考え方が、「正しい」ことが近年、医学的、脳科学的にも立証されつつあるのです。
古事記や日本書紀には、多数の神々が登場します。
そしてその神々というのは、すべて私達の祖先そのものであると明かされています。
ここが西洋における宗教上の神(GOD)と異なる点で、西洋の神々は人類とは別な「何か」ですが、我が国の八百万の神々は、私達と血のつながった祖先と認識されているわけです。
そして我が国の神道の理解は、霊(ひ)という目に見えない存在があり、それが肉体という重みに宿っている。
そして肉体が生まれてから滅ぶまでの期間中(人生)に、さまざまな苦労を乗り越えることによって、より高貴な神に近づけるように努力し続ける、つまり霊(ひ)の成長そのものが、人生というゲームの究極の目的であるとされています。
そして人生において肉体が受ける様々な試練は、まさに霊(ひ)の成長のためにあるとされているわけです。
最近、この世は実は作られたバーチャルリアリティの世界であるという説が広がっています。
まるで映画の「マトリックス」のような世界観ですが、ひとつ違うのは、映画の「マトリックス」では、リアルの肉体が巨大倉庫のようなところに実在しているのですけれど、バーチャルリアリティ世界論では、その世界を築いた人たちは、とっくの昔に電子的生命体となっている、と理解している点です。
どういうことかというと、かつて万年の昔に文明を高度に発達させた我々の遠い祖先が、文明の進化の挙げ句、ついには肉体を捨てて、永遠の命を持った電子的生命体となった人たち、現生人類よりも前に高度な文明を築いた人たちがいた、ということです。
その高度な文明を築いた人たちは、文明を進化させ、ついには肉体を捨てて、いわば「電子的生命体」のような状態になる道を選択した。
なぜなら、そうなることで、人は何でもできるようになるからです。
ところが、何でもできるということは、逆に何をしても、面白くない、ということです
そこで肉体を持った我々が勝敗をかけてスポーツをすることで自分を鍛えようとするのと同じように、進化した古代の電子的生命体が、自分たちで肉体を持って痛みや苦しみを直接味わうことができる3Dのバーチャル空間を造り、そこで自分を鍛えたり、人生を楽しんだりできるようにしたのだ、それがこの世界だ・・・というわけです。
つまり我々の本体は、実は電子生命体であり、現世は、現代人の我々が行ういわば3Dのゲームの世界のようなものだ、というわけです。
ですから当然、何度でも生まれ変わる《輪廻転生》が可能だし、また生まれる前には、今度の人生では、こういうキャラクターで、こういう苦労をして、それを乗り越えてみようと、一定の図を描いてこの世に生まれ落ちてくるという仏教用語の「願兼於業(がんけんおごう)」も事実だ、ということになります。
一般によく、「肉体を持った宇宙人が地球にやってきて云々」という話があります。
しかし、何百光年という恒星間飛行を瞬時に行ってしまうほど高度に発達した文明が宇宙に存在するのなら、その宇宙人たちは、何も空気の濃度などさまざまな制限を持った肉体を持ったまま宇宙を旅する必要などないはずです。
なぜなら、電子的生命体となって宇宙を旅したほうが、より合理的といえるからです。
電子生命体となれば、時間軸も空間軸も超越可能です。
実際私達は、コンピューターの3Dゲームの中で、時短も、時間スキップも、空間移動も、プログラミングの側に立てば好きに行うことができます。
電子的生命体にまで発達した文明圏から、宇宙を旅して、生命体のいる、たとえば地球にやってくれば、その地球上でバーチャルな仮想肉体を形成して人々の前に出現することも可能なことでしょう。
そうであれば、その姿は、自在に変えることができることでしょうから、ときに神の姿になったり、あるいは動物の姿になったり、あるいは人間の姿になったりすることも可能なことでしょう。
実際、これまでなら電車に乗って通勤しなければならなかったものが、コロナ以降、バーチャルな2Dでの会議やミーティングが可能になっています。
いま、Clubhouseというアプリが評判になっていますが、これも普及していけば、次にはアバターで対話できる新しいアプリが流行るかもしれません。
それがこうじれば、バーチャルな世界が、リアルの世界をしのぐことになるだろうし、もっと先には人類が肉体を捨てる日がくるかもしれない。
そしてもしかしたら、この地球上で、そんなことが何度か繰り返されたことがあるのかもしれません。
いま世界は大きく変化しようとしています。
未来はいま以上におもしろい。
20世紀に、手塚治虫さんによってもたらされた21世紀の未来の姿は、この21世紀中に、さらにもっと大きな変化と発展を生むのだろうと思います。
昔は良かっただの、昔は悪かっただのと、良い悪いの繰り言をしている間に、世界はどんどんと変わっていってるのです。
そして変わろうとする方向の、その先にあるもの。
それは、世界で最も古い民族である日本人が持つ、日本の歴史伝統文化と、未来の融合です。
古いものと新しいものが融合したところに、私達の新しい未来があるのです。
乱文ご容赦!
お読みいただき、ありがとうございました。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行でした。

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