| 自分で言うのもおかしな話ですが、いま手元にあるこの本を読み返してみて、よくこれだけの内容の本が書けたものだと感心します。 まさに中今(なかいま)で、書いている瞬間、神々からの知恵が降りてきて、この本を書かせていただいたように感じます。 |


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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。
昨日、第74回倭塾が開催されました。
昨日は、太平洋上に発生した熱帯性低気圧の関係で、東京は豪雨注意報が出されるほどの雨天の予報だったのですが、倭塾の講義中は雨が続いたものの、皆様がお集まりになられる13時過ぎと、倭塾終了の16時頃は、いずれも雨があがり、いつもながらの晴れ男が見事に実証されました(笑)。
特に昨日は、新刊書『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』
のテスト印刷ができあがってきまして、青林堂の渡辺専務がわざわざ倭塾に持ってきてくださいましたが(この場で感謝申し上げます)、新刊のお披露目というおめでたい塾でもありました。
ちなみにこの熱帯性低気圧、風が弱いから熱帯性低気圧と呼ばれているだけで、構造的には台風と同じ。
その意味では、台風が日本の近海でいきなり発生したということは、気象状況がいま大きく変化していることを感じさせる雨天ですが、そのような異常事態でありながら、塾の開始前、終了後には、事前の予報の「豪雨」が見事に外れたということは、きっと神々のご配慮があったものと、たいへんありがたく感じています。
今回のこの新刊本は、初期の頃に出しました『昔も今もシリーズ』の延長線上にあたる本ですが、このシリーズの初版が2013年で、いまから7年も前のことです。
今回の新刊では、その後に学ばせていただいたり、かつ書籍化させていただきました『百人一首』『古事記』『万葉集』『日本書紀』に込められた知恵を加えることで、よりバージョンアップした、充実の内容となりました。
全四章建てで、古代の日本から近世日本までを一冊の本でいっきに学んでしまおうという企画です。
第一章 記紀に学ぶ日本の国柄
第二章 古代の日本と周辺国との関係
第三章 日本の基礎を築いた中世日本
第四章 黄金の国だった日本の近世
「第一章 記紀に学ぶ日本の国柄」では、古事記の冒頭から隠身(かくりみ)、諸命以(もろもろのみことをもちて)、日本書紀から豈国(あにくに)、清陽(すみてあきらか)を取り上げさせていただきました。
それぞれのテーマは、内容的に先に出版させていただいた『古事記』や『日本書紀』とかぶりますが、その内容と記述は、記紀それぞれの原文を読み解くという趣旨と、あくまでも日本の古代の人達の知恵を学ぶという趣旨の違いがあり、おそらく、読みやすくて、ウンウンと、どなたにでも納得いただける内容となっているものと思います。
「第二章 古代の日本と周辺国との関係」では、日本の建国史から、雄略天皇までの時代をまとめています。
先に出した『日本書紀』と個々のテーマは内容がかぶりますが、記述内容はものすごくわかりやすくなっているものと思います。
とりわけ、神武天皇の建国の詔(みことのり)は、本来日本人ならば、誰でも暗唱できるくらい知っておくべきもので、そもそも建国の経緯と建国宣言を学校で教えない国なんて、世界207カ国の中で、日本だけです。
「第三章 日本の基礎を築いた中世日本」では、戦時中に散華された英霊たち、そして戦前派、戦中派と呼ばれる人たちが大切に守ろうとした日本の形が浮き彫りになる内容になっています。
「第四章 黄金の国だった日本の近世」は、圧巻です。
関ケ原の戦いがなぜ行われたのか、信長はなぜ桶狭間に乾坤一擲の戦いを挑んだのか、鎌倉幕府はなぜ滅んだのか、京の都はなぜ生まれたのか、武士道とは何か等々、まさに目からウロコが剥がれ落ちる内容のオンパレードです。
これを読まずして、日本史は語れない!!
というくらいの充実の内容です。
自分で言うのもおかしな話ですが、いま手元にあるこの本を読み返してみて、よくこれだけの内容の本が書けたものだと感心します。
まさに中今(なかいま)で、書いている瞬間、神々からの知恵が降りてきて、この本を書かせていただいたように感じます。
読みやすさという意味では、おそらく昔も今もシリーズと同じ、読みやすい文体と文章になっていようかと思います。
また活字も大きめで、より読みやすい内容となっています。
発売は9月19日、ただいま予約受付中です。
お読みいただき、ありがとうございました。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行でした。

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