右も左もない、30万人の仲間が集まれば、民意を形成するひとつの大きな力となれるし、日本を変えたいと思う活動家が100万人が集えば、政権第一党も夢ではない。現実はそんなものです。つまりまともな日本人が、まともに目覚めて行動すれば、いまの政治など、もしかすると一瞬にして変えてしまうことができるものでしかない。コロナを機会に、神話に始まる日本の形をあらためて思い起こし、コロナ後の新たな未来に向かって、新時代を切り開く、新たな勢力が誕生するのは、いまです。

20200511 mirai
画像出所=https://dailynewsagency.com/2012/02/09/the-future-now-then/
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現代のコンピューターは、インプットされたデータに基づいて結果をアウトプットします。
人も同じで、様々な情報を頭の中にインプットし、その情報に基づいて行動、つまりアウトプットを行います。
この関係は、別な言い方をすれば、インプット(条件)、アウトプット(反射)で、いわゆる条件反射になります。
条件反射といえば、「パブロフの犬」が有名です。
犬に餌を与える際にベルを鳴らすことを繰り返していると、そのうち犬はベルが鳴っただけでヨダレを流すようになる。
ニュースを見て、腹をたてる、あるいはコロナニュースを見て、いたずらに怖がる。
これらもまた、パブロフの犬と同じです。条件反射です。
コンピューターも、これまでのプラスマイナスの電極型演算システムでは、条件反射しかできませんでした。
インプットされた情報について計算し、答えを出すという基本的な仕組みは、電卓時代と変わりません。
数字と加減乗除のキー操作に基づいて、答えを出すという仕組みです。
けれど近年は、そこから発展して、これまでに入力されたすべての情報に基づいて、最適解を探すというシステムに変わろうとしています。
たとえば、Amazonのシステムは、これまでの購買履歴から、その人が次に買いそうな商品をスマホなどの画面に表示するようになっています。
これが量子コンピューターの時代になり、シンギュラリティが近づくにつれ、コンピューターシステムは、人の持つ視覚、聴覚などの五感だけでなく、第六感の分野にも近づいて行くといわれています。
あるいはそれは、昔から大乗仏教で説かれている眼識・耳識・鼻識・舌識・身識の五識と、潜在意識、末那識(まなしき)、阿頼耶識(あらやしき)といったDNAレベル、あるいは魂や民族レベル、祖先からの知恵に相当するものであるのかもしれません。
これが何を意味するかというと、コンピューターが価値観を持ち、その価値観に基づいて自己判断ができるようになります。
つまり何を言いたいのかというと、人は与えられた「情報」と、それを判断する「価値観」の二つによって行動しているということです。
限られた情報と限られた価値観しか与えられていなければ、人は独楽鼠(こまねずみ)と同じになります。
同じところをグルグルまわるばかりで一向に進歩がなくなるのです。
そして、少し考えればわかりそうなことでも、わからなくなる。
別な言い方をすれば、それが洗脳です。
多くの人を奴隷的に支配しようとするときに、世界の歴史の権力者が行ってきたのが、この応用です。
人々に限られた情報と限られた価値観しか与えない。
そうすることで人々は思考力を持たない独楽鼠になります。
こうして権力者の支配を受け入れるのです。
戦後の日本が、GHQの敷いた路線の中で、いつまでもグルグルと回っていて、そこから一歩も脱出していないのも、限られた情報と限られた価値観に基づきますし、現代のマスコミが行っている国民洗脳も、まさにこれの繰り返し再利用です。
おもしろいもので、人は限られた情報であっても、価値観が豊かになると、まったく別な価値を見出し、行動します。
あるいは逆に、特定の価値観しか持たなかったとしても、与えられる情報に変化が生じれば、判断の結果も行動も変わります。
これを総称して「知見(Knowledge)」といいます。
つまり「知見(Knowledge)」というのは、一般に知れた情報や限られた価値観から一歩抜け出したもののことを言います。
新型コロナ問題は、私たちに、これまでと違った、情報を与えました。
社会活動が可能という情報から、いきなり社会活動停止という情報に変わったのです。
そしてその変化は、当然に価値観の変化にもつながっていきます。
つまり、新型コロナは、情報と価値観の両方に、いま大きな変革を迫っているわけです。
これが何を意味するのかというと、「時代が変わる」ということです。
必要なことは二つです。
情報(つまり社会条件)は、コロナによって強制的に変化しました。
すると従来型の価値観では、もはや生きていくことができないという状況が生まれます。
つまりコロナは、人々に価値観そのものの変更を迫っているのです。
いまのところ、情報操作にしか興味のないマスコミは、いたずらに操作した情報を垂れ流していますが、その一方で視聴者は続々と目覚めはじめています。
つまり、人々が価値観を変更しはじめているのです。
ではその価値観は、どこに向かおうとしているのでしょうか。
答えは「我が国を我が国たらしめているアイデンティティ」です。
なんでもそうですが、困ったときは原点に還る。
いまこそ日本は、日本人としての原点を見つめ直すときにきていると思います。
相変わらず、中韓の批判や政府の批判ばかりを繰り返しているだけでは、駄目だと思うのです。
このブログをはじめた2008年にも、そうした批判をしている人たちはいました。
その論調は、12年前も今も、まったく変わっていません。
けれどそれだけでは、日本は変わらないのです。
たとえば、自民党の党員・党友数は、全国でわずか100万人です。
公明党の党員・党友数は、全国でわずか45万人です。
共産党が28万人。
そんなものです。
ほとんどの日本人は政治に関心があっても興味がなく、もっぱら日々の仕事に邁進していたのです。
そのスキを、上手について、あたかも日本を乗っ取ったかのように勘違いしたのが、一部の栲衾(たくぶすま)の不逞の輩(ふていのやから)です。
しかしそれは、人々の目線が仕事に向かっているという状況下で、コソコソと暗躍していたにすぎません。
右も左もない、30万人の仲間が集まれば、民意を形成するひとつの大きな力となれるし、日本を変えたいと思う活動家が100万人が集えば、政権第一党も夢ではない。
現実はそんなものです。
つまりまともな日本人が、まともに目覚めて行動すれば、いまの政治など、もしかすると一瞬にして変えてしまうことができるものでしかない。
コロナを機会に、神話に始まる日本の形をあらためて思い起こし、コロナ後の新たな未来に向かって、新時代を切り開く、新たな勢力が誕生するのは、いまです。
お読みいただき、ありがとうございました。
参政党ホームページ→https://www.sanseito.jp/

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20191006 ねずラジ
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