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| 戦後生まれの私達は、「日本精神の復興を担う」という使命を帯びて、今生を生きているのだと思います。けれどひとくちに日本精神とはいっても、その根幹は、まったくといってよいほど、失われてしまっています。それをひとつひとつ、丹念に掘り起こし、あらためて日本精神の素晴らしさを世の中に問うていく。ブログも本も、そのためのひとつと思って書いています。 |

画像出所=https://ichigoichie.exblog.jp/237837464/
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)
タイトルの「願兼於業」は、こう書いて「がんけんおごう」と読みます。
天台宗の仏教思想にある言葉です。
読み下しますと、
「願いが業(ごう)を兼(か)ねる」
となります。
この言葉は、菩薩が、苦しむ人々を救うために、自(みず)から自分の高貴で清浄な業(ごう・カルマ)による幸せで豊かな報いを捨てて、混濁した悪世に生まれることを願い、この世に生まれ出るという故事がもとになっている言葉です。
つまり、いまあるつらくて苦しい宿命(これが業(ごう)です)は、そもそも自分がそうありたいと願って(願兼)この世に生まれてきたのだ、という意味の言葉です。
日本的な思想ですと、人は霊(ひ・御魂のこと)が本体、身(肉体)がその乗り物です。
霊(ひ)は神様になるために努力を重ねており、その霊が、肉体や宿業といった重荷を背負うことで、この世で訓練を受ける。
そのために、時代と宿業は自分で選んで生まれてきているのだとされています。
つまり、いまある苦労は、自らが選んだ道である、ということです。
我々の肉体が住む世界には、時間は過去から未来に向けて一直線に進みますが、霊の世界は高次元空間となるため、時間の概念がありません。
つまり御魂となった状態では、肉体を持って生まれてくるのに、どの時代でも選ぶことができるわけです。
ですから、よく過去世とか來世とかいいますけれど、今生で死んで、来世に生まれ変わるときには、それは未来社会ではなくて、もしかすると次には室町時代や奈良時代に生まれることになるかもしれないわけです。
今生での時間軸は一直線ですから、このことが意味していることは、人生は、始めから決まっている、ということです。
それを承知で、我々は今生を生きているわけです。
| 『ねずさんのひとりごとメールマガジン』 |

ですから、戦乱の中にあって、苦しい戦いを最後まで戦い抜くという選択をして生まれる魂もあります。
平和な高度成長の時代に生まれてくる御魂もあります。
けれど、平和な高度成長の時代だからと、安心ばかりはしていられません。
そうした時代の中にあって、より高度な魂に、自分自身を鍛えていく。
そのための人生だからです。
平和で豊かな時代でありながら、精神面や社会の仕組みといった部分においては、きわめて貧困といって良い時代。
そのなかにあって、贅沢に流されず、飽食に流されず、多くの命のために、自分自身を日々鍛え、今生において何かを成し遂げていく。
それが御魂にとっての今生での訓練です。
そうすることで、人は、自分の魂をより高度なものに昇華させていくことができると、そのように昔の日本人は考えてきたわけです。
終戦の御詔勅で昭和天皇は
「確ク神州ノ不滅ヲ信シ
任重クシテ道遠キヲ念ヒ
総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ
道義ヲ篤クシ
志操ヲ鞏クシ
誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ
世界ノ進運ニ
後レサラムコトヲ期スヘシ
爾臣民其レ克く
朕カ意ヲ体セヨ 」
と述べられました。
口語訳すると、
「神国日本の不滅を信じ、任務は重く道は遠いということを思い、持てる力のすべてを未来への建設に傾け、
道義を重んじて、志操を堅固に保ち、誓って国体の精髄と美質を発揮し、世界の進む道におくれを取らぬよう心がけよ」です。
戦後生まれの私達は、「日本精神の復興を担う」という使命を帯びて、今生を生きているのだと思います。
けれどひとくちに日本精神とはいっても、その根幹は、まったくといってよいほど、失われてしまっています。
それをひとつひとつ、丹念に掘り起こし、あらためて日本精神の素晴らしさを世の中に問うていく。
ブログも本も、そのためのひとつと思って書いています。
お読みいただき、ありがとうございました。

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