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本当はとなりの国などに関わっているヒマは赤丸国にはありません。
正義と信頼の担い手として、世界の信頼を集める国になって行かなければならないのです。
そのための手術がはじまっています。

20190121 信頼
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)

多くの日本人が誤解していることですが、38度線での停戦は、花札大統領のいるキャンディ国がカリアゲ王国との間で行ったものです。
この停戦協定に、空き缶国は関係ありません。
そのカリアゲ王国のカリアゲ王と、花札大統領が、来月対談します。
そこで何が話され、次に何が起こるのか。
まずこれから起きることです。
カリアゲ国と空き缶国は合邦することになるでしょう。
目下最大の懸案は、自称世界の真んなか国です。
その自称真んなか国は、先々包囲し、解体していくつかの国に分割して力を削がなければなりません。
それにあたりカリアゲ国が巨大軍事国家になることは、キャンディ国からすれば歓迎すべきことです。
そうなると空き缶国の人々は、いまでこそお腹に虫を飼わないでいることができますが、カリアゲ国に吸収されると、国民はみんなお腹に虫を飼うことになります。
空き缶国の経済が、カリアゲ国並に低下するからです。
けれどそれは、彼ら自身が選択したことです。
せっかく戦後に、多額の補助を与え、また空き缶国の製品を大量に買い付けてあげ、東西冷戦の最前線の国家として、西側の繁栄を示す広告塔として、成長させてあげてきたのです。
国連の事務総長のポストまで与えてあげた。
それはまさに世界の貴賓国待遇でもあったわけです。
ところが何を履き違えたか、自分たちの力で繁栄したのだと勘違いし、先進諸国の知的財産権をパクって安値で売るという馬鹿げたことを繰り返し、挙句の果てが嘘つき泥棒を国是とする国になってしまった。
そして自分たちで、カリアゲ側に寝返ることを選択してしまった。
それならそれで、目下最大の懸案は、自称世界の真んなか国なのです。
空き缶国には、キャンディ国の軍事基地があります。
問題は、合邦したとき、その基地をどうするかです。
軍事基地が保持されるだけでなく、合邦したならしたで、現在カリアゲ国となっているエリアにも、キャンディ軍事基地を置きたい。
さらにキャンディ国の原発を置きたい。
なぜかですって?
原発は原爆だからです。
ちなみに核の廃棄問題というのは、表向きです。
実際の所、廃棄したかどうかまで調査することはきわめて困難です。
簡単なのは、むしろカリアゲ国の国内にキャンディ国の核を置いてしまうこと。
これ以上の抑止力はありません。
その条件を飲むなら、カリアゲ国による空き缶国の吸収を承認しまっせという会議が、来月だとか。
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キャンディ国は、台湾に軍を上陸させ、フィリピン基地も拡大しています。
インドとの連携も強化し、ロシアも同じ路線に乗っています。
そして空き缶半島がひとつの国に統一され、その国にキャンディ軍事基地があるという状態ができあがると、自称真んなか国は、完全に包囲されます。
同時に経済的な制裁が加わる。
すると自称真んなか国ではベネズエラ並のハイパーインフレが起こり、国は内部から崩壊します。
崩壊したら、小さないくつもの国に分割して、二度と立ち上がれないようにする。
さてこの筋書きの最大のネックは何でしょうか。
実は、赤丸国の親缶派と呼ばれる人たちです。
彼らが、空き缶への援助や補助をし続ける限り、空き缶の経済は傾きません。
空き缶国を刈り上げ国に吸収させようとしても、赤丸国が空き缶国を支援している限り、それができないのです。
自称真んなか国を追い詰めていくのにあたって、空き缶国がまったく頼りにならないことは、ベトナム戦争が証明しています。
冷戦時代には、東側と国境を接する空き缶の経済を発展させることには意味がありましたが、いまではそれは意味を持ちません。
むしろ、先進諸国が大金を投じて開発した最先端商品を、見事にパクって安価に世界で売られるデメリットの方が深刻です。
空き缶は、そろそろ廃棄処分しなければならないのです。
今回、レーダー問題、セドリック問題で、ようやく赤丸国の民意も、空き缶見放しの方向に向かいました。
そして赤丸国からは、次々と大手企業も空き缶国から撤収をはじめています。
この先、赤丸国は、まず経済でいえば、これまでパクリ国に付け替えていた様々な物品の生産が、再び赤丸国に戻りますから、未曾有の好景気が到来することになります。
ただし、経済的繁栄のために、国家としての品格を失うと、またたくまに自称真んなか国や空き缶国同様に転落の道をたどることになります。
東亜の政治軍事情勢を正常化するためには、赤丸国にがんばってもらわなければならないのです。
解体され、再編された後の東亜の諸国が国際社会で価値ある国となっていくためには、条約や契約を遵守し、互いの信頼関係が構築されていなければなりません。
その良心の発露として、重要な役割を果たさなければならないのが、赤丸国なのです。
ですから赤丸国には、となりの国などに関わっているヒマなどありません。
正義と信頼の担い手として、世界の信頼を得る国になって行かなければなりません。
経済大国という言葉がありますが、経済は、もともと「約束を守る」ことで成り立つものです。
約束を守らない国は、世界の経済の敵になってしまうのです。
これは目下の国の規模とは関係ありません。
約束を守ることができる国が、約束を守れない国に、約束を守らせるのが国際政治です。
ですから約束を守る国は繁栄するし、守らない国は自沈するか包囲されて没落します。
日本も同じです。
赤丸国でも、他所の国のプリンをパクって利益をあげたお店が、いま非難を浴びています。
おそらくは赤丸人になりすました空き缶人のお店なのでしょうが、空き缶国が崩壊するとき、約束を守れない空き缶人が大量に赤丸国にやってくると、赤丸国は約束を守らない国に転落します。
これを防ぐために、人がやって来ないようにすること、いまいる空き缶人の財産を、空き缶国の敵国認定によって没収することなどが、これから起こることです。
赤丸国もまた、いま変わろうとしています。
と、どこかの惑星の物語です。
お粗末さまでした(笑)
お読みいただき、ありがとうございました。
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