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昨日の記事に、「なぜ世界最強なのか。最強であれば、襲われないからです」と書かせていただきました。
江戸時代の初期、日本は徳川政権によって鎖国を断行しました。
この鎖国は秀吉の時代から何度も実施がされてきたことですが、あまり徹底ができなかったものです。
なぜできなかったかというと、交易が儲かったからです。
国内の産品を外国に売る、外国のモノを買って国内で売る。
どちらも安く仕入れて、極端に高い値段で売ることができました。
ですから売るは、文字通り「得る」だったのです。
儲かれば、したい者が出るのが世の常ですし、儲けた人たちには、お金による政治力もあります。
だから政府が布告を出してもなかなか守られない。
ようやく徳川政権になって完全実施ができたのは、徳川家の意志と武力と財力でこれを完全に抑えこんだからです。
この当時の日本がどのような国であったかというと、
1 世界最強の軍事力を持つ国だった。
2 世界最大の大金持ち国家だった、です。
1の「世界最強の軍事力を持つ国だった」というのは鉄砲の数です。
南アメリカのインカ文明は、スペインの掠奪者、フランシスコ・ピサロによるたった150丁の鉄砲で、1600万人のインカ人と、約7千年続いた文明が完膚なきまでに滅ぼされました。
おもしろいことに、羅針盤と火薬を発明したのは支那人とされていますが、それを応用して鉄砲にまで技術を高め、世界を大航海して征服したのは西洋人です。
まるで応用力がないところをみると、そもそも羅針盤も火薬を支那人が発明したという通説も、なんだか怪しげです・・・という話はさておいて、
この鉄砲で西洋人たちは世界を植民地支配したのですが、最初の植民地となり、世界最大の奴隷供給国となったのがアフリカのコンゴです。
そのコンゴに西洋人たちが鉄砲を持ってやってきた、ちょうど50年後に、日本にも種子島に西洋人たちがやってきました。
これが「鉄砲伝来(1543年)」です。
徳川幕府の成立は1603年です(家康の征夷大将軍就任)。
その間、わずか60年です。
この60年の間に、日本人は鉄砲の作り方を学び、初期の頃は火薬の合成ができずに、女性を奴隷に売ったりということもあったりしましたけれども、ついには自家製火薬の製造まで開始し、徳川幕府が開かれる頃には、日本は世界の鉄砲保有数の約半数を持つ国になっていました。
つまり当時の日本は、世界最大の軍事大国だったわけです。
そして同時に、当時の日本では、戦にお金がかかることもあって、さかんに金(Gold)が産出されました。
おかげで、この頃の時点で、日本は世界の人類誕生以来産出した金(Gold)の約3分の1を保有する、世界最大の経済大国にもなっていました。
日本は、この状態で鎖国したのです。
逆にいえば、この時代にあって日本の鎖国は、世界最強の武力、世界最大の経済力の二つを兼ね備えなければ実現しえなかったことでもあるわけです。
おもしろいことがあります。
世界の軍事と経済が、鉄砲による軍事と金(Gold)であった時代、日本は鎖国しました。
幕末にその鎖国が解かれ、日本から大量の金(Gold)が米国に流出しましたが、その後世界の経済は、短期間の内に、金から紙に、紙から電子へと変化しています。
いまどき、金(Gold)=Moneyと思っている人は、実はあまりいないのではないかと思います。
実際、買った金をMoneyに交換しようとすると、だいぶ損をします。
軍事も火薬の時代から、情報通信と光学兵器の時代に変わりつつあります。
そして今後を考えてみますと、日本がその気になりさえすれば、情報通信分野と光分野と、和の文化によって、日本は圧倒的な世界最強のリーダーとなれる可能性を持っています。
黒船来航から60年後といいますと1913年で、この年、日本から流出した金で巨額の財力を得た米国でウッドロウ・ウィルソンが第28代米大統領に就任して「民族自決」といいだし、日本がはじめて新興国である中華民国を国家として承認した年にあたります。
「民族自決」は、その後の60年、世界中の国々に血の雨を降らせる原因を作りました。
そして日本の新興国家承認は、その後の60年で世界の植民地を消し去りました。
それから60年後は1973年ですが、この年にはベトナム戦争で米国の敗戦が確定し、はだしのゲンの連載が始まり、金大中事件が起こり、江崎玲於奈博士が半導体と超電導によるトンネル効果でノーベル賞を受賞しました。
物量に物を言わせた米国の軍事力が敗退し、本来ある民族意識に火をつけた日本では、はだしのゲンや、金大中事件は、反日主義と韓国問題の台頭しはじめました。
まさに世界は混乱と混迷のるつぼに置かれ、第2次世界大戦や中共やソ連による大量殺戮が行われたのも、この60年の出来事です。
トンネル効果は、簡単にいえば、壁にボールを投げたらボールは跳ね返って戻ってきますが、粒子の世界ではボールが壁をすり抜けてしまうということが実験的に証明されたものです。
この効果がいまの電子レンジやスマホなど、あらゆる電子機器に応用されているものですが、さらに将来的には、時空間を飛び越える高次元空間の存在を証明するのではないかと期待されています。
1973年からの60年後は、2033年です。
情報通信の分野では、コンピューターのチップの容量が、人間の大脳の細胞の数を越え、そのコンピューター同士がインターネットで結合されていく時代になります。
つまり、コンピューターが判断能力や洞察力などの思考力を持つ時代になるわけです。
60年という歳月は、3つの段階に分けれられます。
はじめの20年は、新たに登場した新しい思想や社会の息吹が、古いものとぶつかりながら成長していく段階です。
真ん中の20年は、それが定着し社会の中心をなすようになります。
おわりの20年は、定着した思想や考え方が、次に台頭する新しい息吹を猛烈に押しつぶす20年です。
いま日本国内では、経済一辺倒の政策に陰りが差し、経済だけではない本来の人間のあり方や、国家の存在のあり方、そして日本の素晴らしさへの回帰現象が生まれ、育ちつつあります。
おそらく2033年を迎える頃には、中共政府は自壊し、もともと他国の金(gold)を当て込んだ米国の経済力、軍事力も陰りが差し、反日勢力も自壊し、世界にとってはまったく新しい「力よりももっとたいせつなものがある」という日本的和の文化が、力強く世界に拡散されていくことになるとと思います。
それまでに日本人は、しっかりと古くからある日本の文化を取り戻していきたいと思います。

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