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20151112 日本図書館協会選定図書2

みなさまのおかげさまをもちまして、
『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」』が、
日本図書館協会選定図書に選ばれました。
「日本図書館協会」は、1892(明治25)年「日本文庫協会」として設立された団体で、いまの名称になったのは明治41年のことです。
図書推薦団体として、アメリカ、イギリスに次いで世界で3番目に設立された歴史ある団体で、以来120年以上にわたり活動している由緒ある団体です。
この協会の「推薦図書」が,全国の図書館・読書施設が図書を選定,購入する時の参考になります。
この本が全国の図書館で購入され,より多くの方に「百人一首」もつ楽しさ、明察功過やシラス、ウシハク、そして天皇の存在のありがたさに気付きを与えてくれることを希望します。
やまと新聞 小名木善行の「百人一首」 41番歌 壬生忠見
恋すてふわが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか


政治の混迷、メディアの偏向、景気の低迷、格差拡大など、様々な問題が、いまの日本を覆っています。
議論が重ねられ、対策が図られ、疑問や問題意識が提示されていながら、問題はまったく解決するどころか、世の中は悪くなるばかりだといわれています。
なぜそうなるのでしょうか。
どうしてもっと良くならないのでしょうか。
その最大の理由は、日本人が本来あるべき価値観を失い、何もかも経済優先が国是にも個人の是にもなっているからではないかと思います。
政治は「線引」です。
年金支給を60歳からにするか65歳からにするか、車は右を走るか左を走るか、中学校を3年にするか5年にするか。世の中のルールを決め、それを実行するのが政治です。
政治が線引をすれば、必ずそれによって得をする人、損をする人が出ます。
損する側に組して文句を付ければ、政治はどこまでも対立と闘争になります。
経済は「損得」です。
多くの日本人は、それを努力した結果と捉えますが、そうでない人もいます。
そうでない人というのは、どうやったら楽をして儲けることができるかだけを考える人たちです。
このような人たちは、日本に住み日本で生活し日本人のような顔をして日本語を話していても、頭のなかは外人です。
外人とは、「人のほか」つまり、ひとでなしのことを言います。
軍事は「勝敗」です。
圧倒的な強さだけが、平和と繁栄を約束してきたというのが人類の歴史です。
弱ければ蹂躙される。全てを奪われる。
強者の前に弱者はひれ伏すしかないのが現実です。
教育は「徳育」です。
徳育の上に学問が成立します。
徳育のない学問は、「頭でっかち」です。
学問だけで徳育のない科学者のことをマッド・サイエンティストといいます。
要するにただのキチガイです。
戦後の価値観の混乱を、GHQの「せい」だという人がいます。
韓国が、何もかも日本の「せい」にするのと同じです。
「せい」にしているだけで努力しない。だからいつまで経っても良くならない。
戦争で焼け野原になった日本は、GHQに助けられて食料を入手し、国土も経済も復興させてきたという見方もあるのです。
新幹線だって、GHQに助けてもらって敷設できました。
我々の世代の学校給食のパンやミルクはGHQにいただいたものです。
いただきものがなければ、おそらくいまの60歳以上の人口は5分の1です。
いまの日本は、価値観が混乱しているのではありません。
線引、損得、勝敗、徳育。
すべての「価値観」が「カネ」という単一のものになっているだけのことです。
日本を取り戻すということは、日本的価値観を取り戻すということです。
百人一首は、藤原定家が本来の日本の価値観を取り戻したいという強い情熱と信念に基づいて、その最晩年に作成した歌集です。
けれどそれは定家の死とともに、およそ230年間、埋もれてしまいました。
世は混乱し、カネのために人が人を平気で殺す時代となりました。
それが応仁の乱に始まる戦国時代でした。
そんな時代に、まさに不死鳥のように蘇り、日本人の価値観を取り戻すきっかけとなったのが百人一首です。
百人の歌人の百首の歌を順番に配置することで、一大叙情詩となるように作成された百人一首は、その内容を深く読むと、日本人として学ぶべき大切な価値観が、くっきりと見えてくる内容になっています。
ただの恋愛歌集ではないのです。
そこには、日本の心のすべてが詰まっているのです。
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