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戦いは、ある意味博打と似たところがあって、必ずそこに「勝機」があります。
戦争を、麻雀や競馬などの博打に例えることには、いささか抵抗を持たれる方もおいでかと思いますが、スポーツなどにおいても、「ここで止めていたら、あの戦いは勝っていた」という経験は、実際、多くの方が実体験としてご経験なさっておいでなのではないかと思います。
大東亜戦争についていえば、たとえば東亜戦線においては、日本は緒戦では、大勝利の連続でした。
また、米国との戦闘においても、もし真珠湾攻撃において、日本側が湾内の艦船等だけの破壊で引き揚げることをせず、基地にある石油の貯蔵タンクをはじめ、基地施設の一切合財を破壊し、さらに攻撃成功の余波を使って米空母を訪ねて米国東海岸にまで艦隊を進め、ロサンゼルスやサンフランシスコに艦砲射撃を加えるとともに、米本土爆撃を敢行する姿勢を見せながら、米国に講和を迫る、といった選択も、実はあったわけです。
大東亜戦争について、日米の工業力等の国力の違いをあげて、「日本は負けるべくして負けた」などと言う左巻きの学者の先生とかおいでになりますが、日米開戦時の太平洋における日米の戦力は以下のとおりです。
はっきり言って、日本側が完全に有利な情況にあったのです。
日 米
戦艦 10 9
空母 10 3
重巡 18 12
軽巡 12 8
駆逐艦 90 65
潜水艦 65 30
航空機 4800 5500
こういうことを書くと、すぐに言われるのが「歴史にIFは禁物では?」という言葉です。
この「歴史にIFは禁物」という言葉は、誰が考えたのか知りませんが、戦後の日本に定着した、最強にして最悪のコピーであり、プロパガンタです。
歴史は、歴史の当事者となって、「もし〜なら」と考えることで、生きた歴史を学べるのです。
とにかく日本は、大東亜戦争において、緒戦は大勝利の連続だったわけです。
米国に対してはフィリピン戦で、またたく間に日本が勝利しています。
海軍力にしても、こと太平洋に関しては戦力は日本側が有利だったわけですし、すくなくとも真珠湾で基地施設まで全て破壊し、米軍の空母をとことん追い詰めていれば、日本は、ミッドウエーで敗れることもなかったわけです。
終戦にしても、もし日本が新型爆弾(原爆)を米国領内で爆発させることに成功していれば、そこで講和の可能性はあったかもしれない。
もっというなら、そもそも日米開戦そのものについて、日本がソ連と不可侵条約など結ばずに、当時ドイツに追い詰められていたソ連を、アジア側から攻める姿勢を見せていたら、ソ連は戦力を東西に分散せざるを得ず、結果としてソ連がドイツに敗れていた可能性は十分にあります。
そしてもし、対ソ連戦でドイツが勝利していた場合、ドイツは英国をも滅ぼしてヨーロッパを統一していたかもしれず、その後の世界は、いまとは全然別なものになっていたであろうと思います。
ただし、です。
もし日本が、開戦後の大東亜戦争を早期に講和する、もしくは大東亜戦争そのものを回避して戦争をしないという選択を実現できていたならば、西暦2015年になった今において、世界地図は、いまとは全然別なものになっていたということだけは、はっきりといえようかと思います。
なぜなら、日本が早期講和、もしくは開戦忌避という選択をした場合、以下の3点は、確実であったといえるのです。
1 日本はChinaから完全撤退する。
2 東アジアにおける欧米の植民地支配を認め、日本は大東亜共栄圏構想を破棄する。
3 日本は、日独伊三国同盟を破棄する。
要するに、大東亜戦争に至った背景には、東アジアにおける欧米列強の植民地支配と、人種の平等を唱える日本の対立、Chinaにおける民族の自立を助けようとする日本の親切、ヨーロッパ戦線の帰趨の3点があったわけです。
当時の欧米諸国は、China大陸における利権を狙っていました。
日本は、Chinaの平和と安定を願い、南京の汪兆銘政権をバックアップしていました。
そして、この頃のChinaについて、蒋介石の国民党政府と、汪兆銘の南京政府、毛沢東の共産党の3つが対立していたように書いているものがわりと多いですけれど、実はChinaの情勢はもっと複雑です。
なんども書いていることですが、Chinaは、軍閥が仕切っている国です。
何もかも奪われた民衆は、食うために軍閥に入るしかなく、軍閥に入れば銃を支給され、当該軍閥の縄張りエリア内であれば、兵達の給料は、民衆から銃で奪いたい放題(それが給料)でした。
そんな軍閥が、大小、いったいいくつあるのかさえもわからない。
いったい、China全土で年間、何人の庶民が殺されているのかもわからない。
そんな、混沌とした状態にあったわけです。
日本は、たまたま国際連盟におけるPKOとして、そんなChinaに軍を派遣することになり、彼らに人道的支援を与え、彼らを守ろうとしてきましたが、そもそも、それが大きな間違いであったかもしれないのです。
日本がChinaから完全撤退し、Chinaにおける欧米諸国の権益を保証する一方で、満蒙における対ソ連戦線に戦力を集中していたら、その後の世界は大きく変わっていたかもしれません。
すくなくとも、日華事変が長引くことはなく、Chinaは欧米諸国が分割統治する植民地となっていたであろうと思いますし、中華人民共和国が成立し、億単位でChinaの民衆が粛清されることもなかったのではないかと思います。
また、日本が大東亜戦争を戦わなかった、もしくは、日本が早期に欧米諸国と講和を結ぶとするならば、そのときの終戦の条件は、日本が欧米諸国の東アジアにおける権益(つまり植民地支配)を認める、ということが最低必要条件になります。
なぜなら彼らは、その権益のために戦ったのだし、日本が東アジアに進出し、東アジア諸国の民衆に、教育や軍事教練を施すことは、欧米諸国の権益と、抜本的に対立するのです。
ですから日本が、「以後一切の東アジア諸国民への援助をしない」と国際社会に表明したなら、欧米諸国は、矛を収めた可能性があります。
日本は、どこぞの国と違って、約束は守る国ですから、その点は欧米諸国も信頼できたことでしょう。
もし、日本がそのようなカタチで早期講和を実現していたのなら、もちろん日本は大日本帝国のままであるし、GHQに占領されることもなかったし、本土を空襲されたりすることもなかったであろうことも、推測は容易です。
そのかわり、東アジア諸国もアフリカ諸国も、米国の黒人社会も、西暦2015年の今日においてさえ、なお、欧米列強の植民地のままであり、民衆は差別され、私有財産は一切認められず、教育も与えられない奴隷のままであったことでしょう。
また、日独伊三国同盟を破棄し、日本がむしろ米英仏蘭の側に立つという選択をした場合、日本は、Chinaへの権益は失いますが、満州の権益は保持できた可能性はあります。
なぜなら、膨張するソ連共産主義に対する東アジア側からの防波堤に、日本、および満州がなるからです。
ただし、その場合、混乱の続くChinaから、繁栄する満州や日本統治の朝鮮半島には、Chineseの難民が大量に押し寄せたであろうことが容易に推測できます。
結果として日本は、欧米諸国と連携して、ソ連を崩壊させた後には、満州、朝鮮半島を放棄して、樺太、本土、台湾といった海を隔てた島のみの権益のみを護るという選択をせざるを得なかったかもしれません。
いずれにせよ、はっきりといえることは、日本が大東亜の戦いを回避する、早期講和する、戦いに勝利して講和する、いずれの場合にあっても、東アジア諸国は、欧米の支配する植民地のままであったろうし、もしそうであるならば、アフリカの諸国等も、いまだに欧米の植民地支配を受けているままの状態にあったであろうということです。
けれど、日本には、そのような選択はできませんでした。
東アジア諸国に進出した日本は、彼らに民族自立自存のために必要な教育や教練を施したし、彼らの民族自立の支援を約束していました。
日本が講和するということは、日本が欧米諸国の東アジアにおける権益を認めるということだし、それは、結果として日本が東アジア諸国民に行った約束を破ることになるからです。
歴史を俯瞰してみるとき、「20世紀における世界史上の最大の出来事」が何かといえば、世界から500年続いた欧米の植民地支配が消え失せたことということができます。
そしてそれを行ったのは、間違いなく、日本でした。
そのことは、歴史に「IF」を考えてみれば、誰にでも簡単にわかることです。
では、かつての大戦において、日本は「選択を誤った」のでしょうか。
私は違うと思います。
植民地支配というのは、人が人を、民族ごと家畜として支配するということです。
支配される側に、人権は認められません。
家畜か、もしくは野生の動物としての地位が与えられるだけです。
日本は、辛く苦しいけれど、真に人種の平等と民族の自立自存を求めて戦いました。
それは、結果として、世界を相手に戦うということになりました。
そのために日本は、本土まで焼土と化しました。
けれど、そのために、いま世界の有色人種は背広を着、自由と繁栄を謳歌しています。
神々のご意思という視点で考えてみたら、正義はどちらにあったといえるのでしょうか。
そして、実はここからが肝心なのですが、いまの世界においてもなお「人が人を家畜として支配」している国があります。
それがお隣のChinaであり、Koreaです。
人類は、人が人を家畜として支配するという、何千年も続いた体制を、いま、民主化の名のもとに根絶しようとしています。
そして、もしそうであるならば、世界は特亜三国との世界の人類の最終決戦を行うことになるのかもしれません。
下にあるのは、実は韓国の高等学校の歴史教科書に掲載されている古朝鮮の図です。
紀元前3世紀頃の図です。

この教科書では、濃いグレーの部分を「古朝鮮」であったと紹介していて、朝鮮半島の南部の白いところについては、まったく記載がありません。
あるわけがありません。
実は、そこは「倭国」、つまり日本であったからです。
いまでも朝鮮人のDNAの中には、女性のミトコンドリアDNAの中にのみ、倭人と共通するDNAが残っていますが、それがなぜかといえば、倭人たちのエリアを結果として濊族やChineseたちが結果として侵略し、自分たちの領土とし、男たちを殺し、女達を強姦して子を孕ませ、完膚なきまでに倭種を絶滅させてきたのです。
もし、いま起こりつつある人類の最終決戦に日本が敗れれば、二千年前に古朝鮮半島で起きた倭種絶滅は、日本本土における現実になるかもしれません。
そういう選択をするのか、それとも、それとは異なる選択をするのか。
すくなくとも私には、日本はしっかりとした防衛力を構築しなければならないときに来ているといえる時期に、いま来ていると思えます。

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