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保守系の論壇の中で、日教組教育の弊害や、憲法問題、メディアの偏向、あるいは戦後の左傾化やChinaやKoreaの問題については、相当な意見も多数出され、いまやすこしずつこれらの正常化に向かって国内の世論も(少しずつではありますが)動きつつあるように思います。
ところが、もうひとつの大きな問題、大学教育、特に文系を中心とした大学教育に関しては、いまのところメスがまだはいっていないように思います。
しかし、大学がひどいのです。
そこで今日は、この問題について考えてみたいと思います。
戦後のGHQが行った公職追放と、教育界の左傾化路線の影響、そしてその後の激しい学生運動の時代を経由して、いまなお大きな禍根を残しているのが、実は「大学教育」です。
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たとえば先日来、このブログで百人一首の解説などを行ってきましたが、昨今、市販されている解説本などをみると、そのほとんどすべてが「◯◯大学△△教授監修」となっていて、そこに書いてある解説は、たとえば持統天皇の「春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香具山」の御製などは、持統天皇が遠くに見える香具山に洗濯物がひるがえっているのをみて詠んだ歌だとか、遠くの香具山まで洗濯物を干しに行くように命じた・・・つまり持統天皇が横暴にChina的な権力をほしいままにする絶対権力者であったがゆえ、などの解説がなされています。
この歌の解説のときに書きましたが、この御製は女性天皇である持統天皇が、みずからの御手を濡らして洗濯をし、初夏の気持ちの良い川の冷たい水で、おもわず真っ白に洗濯できた気持ちの良い洗濯物を干しながら、遠くに見える香具山に、なくなった夫である天武天皇を見立てて、「あなた。私、今日もこうしてがんばっているわよ」と詠んだ、労働の喜び、天皇自らが働く日本社会の素晴らしさ、夫婦の愛を高らかに謳い上げた名歌です。
ところが、こうした歌が、結局は「天皇否定論」を根に持つことによって、実にくだらない解釈にしかならないものになってしまっています。
政治に関しても、よく「◯◯大学教授」と称する人が、メディアにさまざまな論文を発表しているけれど、まっとうかつ常識的な論文をちゃんと書いているのは、ほんの一部の保守系教授くらいなもので、特にメディアなどに重用されている教授になると、実にくだらない、常識を疑うような発言が、大学教授という権威に名を借りて、世間を惑わす曲学論が、堂々と述べ立てられたりしています。
せんだって驚いたのは、テレビによく出る某教授が、「もし日本が外国による軍事侵攻を受けたら」という質問に対し、「黙ってほろぼされればいいんですよ。21世紀の初頭に、東亜のはずれに日本と言う国があって、武器を持たない、行使しないという憲法を護ってみんな死んで行って滅びた、そういう歴史が後世に残れば、それが素晴らしいことなんです」などと、ニコニコしながら、シラッと言ってのけていました。
ありえない馬鹿者です。
さらにいえば、昨今目に付くのが、テレビなどに出没する、年の若い大学教授や助教授、あるいは講師などで、どこからどうみても在日朝鮮人教授です。
この手合いは、在日枠で民団の推薦で大学に入り、成績に関係なく経済的政治的圧力で大学教授等のポストに登り詰め、朝鮮万歳指向で日本の文化破壊に一役も二役も買うことを使命としている極めて歪んだ人たちです。
言っている事も、論も、実にくだらないのだけれど、なぜかそういう者たちをメディアがやたらに持ち上げる。
このような例は、枚挙にいとまがないほどで、結果として恐ろしいほどの勢いで日本の文化破壊が展開されています。
すべての大学をとまではいいませんが、すくなくとも、旧帝大に関しては、学長や教授陣について、抜本的な入れ替えを含めて是非、政治においても検討を進めて行ってもらいたいものだと思います。
ひとつの理想ですが、もし旧帝大の教授陣が、日本を愛してやまず、日本人としてのしっかりとしたアイデンティティを持った人たちが、教鞭をとるようになったら、それだけで日本社会は大きく変わる。
それどころか、世界における日本の地位も、おおきく向上していくであろうと思います。
大日本帝国憲法が起草されたとき、その中心となったのは井上毅(いのうえこわし)でした。
彼は、大日本帝国憲法の起草にあたり、古事記、日本書紀、令義解、古語拾遺、万葉集、類聚国史、延喜式、職原鈔、大日本史などを深く研究し、さらにプロイセンの憲法を学んで欽定憲法考や憲法綱領などの調査書類を提出した学究の徒でした。
このブログで、先般来「シラス」についてご紹介していますが、これを我が国の中心をなす統治手法の根幹と喝破したのも、井上毅です。
こういうしっかりとした国家間を持った学者が大学の研究者となり、また政財界にも大きな影響力を行使できるようになる事が、いまの日本には本当に必要なことなのではないかと思います。
私の知るある教授は、60歳を過ぎて、いまだ助教授です。
第一級の研究者でありながら、保守系学者というだけで、大学教育界からずっと干され続け、それでも自説の正しさを信じていまも研究を続けています。
NHKの経営体質の見直しなどもはじまりましたが、是非、大学教育の健全化に向けても、あらたなムーブメントを起こしていっていただきたいものです。
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