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倭塾

倭塾(わじゅく)を開催しました。
塾生の募集に関しては、http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1829.html で書かせていただいていますので、そちらをご参照ください。
今日は、日本を取り戻すための塾に、なぜ「倭塾」という名称を用いたかについて、私の考えを述べさせていただきたいと思います。


倭塾の「倭」という文字は、倭人(わじん)、倭夷(わい)など、Chineseが我が国の人を卑しめて読んだときに用いた文字です。意味は「小さい人」という意味です。
その意味で、けっして良い意味の漢字とはいえません。
いまから1400年前、日本がまだ豪族が割拠し、一部の豪族がChinaから「漢倭奴国王」などの金印をもらって、Chinaの冊封国となることを喜ぶ馬鹿者などがいた頃、Chinaに「隋(ずい)帝国」という前代未聞の強大な軍事独裁国家が登場しました。
それまでのChinaは、群雄割拠の戦国時代で、小国が乱立し、国内で戦(いくさ)ばかりやっていましたから、日本にとって何の脅威もなかったのです。
ところが、その小国が統一され、強大な帝国になった。
そして周辺国に帰順をもとめはじめたのです。
日本国内は、当時まだ、小豪族が割拠していました。
さきほども述べましたように、中には進んでChinaの傘下にはいる(これを冊封体制といいます)にはいろうとする馬鹿者もいました。
そんな中で聖徳太子が何をしたかというと、隋に使者を派遣して「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。つつがなしや」とやったわけです。
これが何を意味するかというと、日本は、強大なChinaの大帝国である「隋」と、対等だ、と真正面から堂々と胸をはって主張したわけです。
隋の煬帝は、この世を我が物と思っている皇帝です。
日本は生意気だと激怒します。
そして日本に使者を派遣して、二度と「天子という語を用いてはならぬ」と言ってきたわけです。
これを受けて翌年、日本は三度目の遣隋使を出しました。
その国書に、日本が何と書いたか。
「東の天皇、敬いて西の皇帝に申す」です。
日本の外交文書に、天皇の文字が登場したのが、これが最初です。
要するにいまから1400年の昔、倭夷倭人(わいわじん)と呼ばれて蔑まれていた日本人が、たとえ相手が強大な帝国であろうとも、ひとつの日本として、まっこうから対等意識をもって自存独立を主張した。これが最初のできごとであったわけです。
隋は、その後わずか20年ほどで滅びてしまいました。
けれど日本は、いまだに日本として万世一系の天皇とともに続いています。
これが日本です。
ところが戦後68年、日本はいまその独自の日本の文化と文明を見失いつつあります。
いまの日本は豊かな国であるといわれます。
ですが私には、いまの日本が先人達の目指した理想国家としての日本であるようには到底思えないのです。
それはおそらくは日本人としての精神性の欠落が最大の要因であろうと思います。その意味では日本の蔑称といわれる倭の字が、たとえ経済的に繁栄しているといえども、いまの日本にはある意味お似合いなのかもしれない。
ですから、そこから立ち上がる、日本の心を取り戻す、それができる国家を築く。
そのために何が必要なのか。それを皆様とともに考えたい。
「倭」の字に反感を持たれる方もおいでかもしれません。私も同じ思いです。
ならばどうするのか。
倭と呼ばれないために、我々は何をすればよいのか。
そこが大事と思います。
ですから塾の名前を、あえて「倭塾(わじゅく)」としました。
倭は「わ」とも読みますし「やまと」とも読みます。
やまとの国を再興する。やまとの民を再興する。
そのために私達にできること、身近に出来ることは何だろう。それをみなさんと考える。
いたずらに未来の日本を語っても、歴史と文化、伝統を無視した未来論は空論にすぎません。
さりとて昔の日本がよかったとばかり言っていても何も変わりません。
それだけなら、年寄りの繰り言になってしまう。
歴史は、今に活かし、未来を築く礎になってはじめて学びが活きてきます。
現状の日本を「倭」の一字の中に厳しく再認識し、その上で日本の歴史と伝統と文化を取り戻し、未来を拓く。
その意味で、いわば「倭人」と成り果てたいまの私達が、そこから日本再興していく。
そういう現実をきびしく再認識したうえで、日本の未来を考える、そういう意味で、塾の名称をあえて、「倭塾(わじゅく)」とした次第です。
倭塾はまずは、通信講座でスタートします。
通信受講は、いつでもすきなときに講義を視聴できるというメリットがあります。
この通信受講の塾生が増えてくれれば、倭塾は大きな力を持つことができるようになります。
月に一度、講演会(初回は4月18日)も行いますが、ご趣旨にご賛同いただければ、どうか是非、塾生となって日本の未来を築く仲間となっていただきたいと思います。
倭塾詳細
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