
安倍政権によって日本が極右化するのは危険などとあろうことか中共政府や韓国政府が日本を批判し、これをうけた日本のマスコミが、テレビや新聞などでさかんに安倍政権によって日本は戦争をしようとしているなどと、アホなことを書き立てています。
そもそも徴兵制のある国に、国軍さえない日本が軍事大国化すだの、極右だのと発言すること事態が、論理の飛躍だし、明らかに失当です。
また、いわば敵国の宣伝に便乗する日本のメディアは、どこの国のメディアなのかといいたくなります。
そもそも竹島や尖閣という明白な日本の領土を、一方的に我がものと決めつけるということ自体が異常ですし、そもそも侵略だの軍事大国化だのと日本を批判している国自体が、「力による正義」を標榜し、チベットやウイグルを勝手に領有し、殺人の限りを尽くしただけでなく、フィリピンやインドネシア等に対してまで、領海の侵犯を行っているのです。
さらにいえば、今回のアルジェリアの拉致殺人事件ですら、側聞するところによれば、インドネシアと日本が手を握ることに対する中共の謀略という説があります。
そういう横暴な国が、横暴な行動に出ていることに対し、わが国が自国民の安全を守るために一定の行動を起こすことが問題だというのなら、それが外国によるわが国主権への干渉です。
ゆるすべきことではありません。
そもそも軍事力というのは、戦争の抑止のためのものです。
軍を持って干戈を交えるというのは、古来、国家として「最悪の選択」です。
ですから大東亜戦争の開戦時も、陛下も東條英機もギリギリまで戦争回避のための努力を続けられています。
なぜChina事変に至ったかについては、諸説ありますが、いちばん肝心なことは、開戦前当時の幣原喜重郎の弱腰軟弱外交が、China国民党をつけあがらせ、日本を追い詰めたという側面は見過ごすことができません。
China陸軍は210万、対する日本は25万。加えて日本は弱腰外交。
何度も書きますが、Chinaというのは、これは朝鮮族もですが、古来、外交を上下関係でしかとらえられない国です。
どこが上なのか。
そして下になった国に対しては、あらゆる暴行が許されると考えるのが、彼らの民族性です。
ひとりひとりのChineseやKoreanは普通の人間でも、彼らが集団となったときに、ある種の理屈にならない異常行動が公然と行われるのは、まさに、何に対しても上下観関係を構築しなければ済まないという、民族性に由来しています。
相手が弱いとみれば、どこまでもつけあがる。
そして増長して自国の利益だけを無法に追及してくる。
ほっておけば、そういう犯罪国家に、みんなが犠牲になってしまう。
日本は、対等であることを尊ぶ国です。
いかなる国であっても、日本人は対等に付き合うことを望みます。それが日本人の一般的な考え方です。
だいぶ前ですが、もと帝国海軍少将のお孫さんとお会いしました。
彼は一般に、極右と言われている人です。
その彼がもの静かに語った言葉は、祖父の口癖というものでした。
それは、「軍人は戦わず平和でいることのために存在する」です。
よく、軍隊があるから戦争が起こるのだ、という人がいます。
では、警察があるから犯罪が起こるのでしょうか。
そうではありません。
犯罪を抑止するために警察はあるのです。
そして警察が抑止効果を発揮するから、犯罪が減る。人々の安全で安心できる生活が保たれます。
これは、消防署があるから火事が起こるのではないということと同じです。
そして消防署の最大の役割は、火事が起こらないように予防することです。
軍も同じです。
戦争が起こらないようにするために、軍があるのです。
そもそも戦争が起こったら、誰が一番危険なのか。
軍人です。
命がいくつあっても足りないくらいの危険のまっただ中で、先頭きって命を捨てなければならなくなるのが軍人です。
けれどその軍人にだって、愛する家族がいるのです。
ですから軍人の最大の希望は、戦争をすることではなく、戦争が起こらないように、予防することです。
多くの日本の保守は、自衛隊の正規軍化を望んでいます。私もそのひとりです。
それは、戦争をするためではなく、戦争をしなければならないほどまでに日本が追い詰められることがないために、自衛隊の正規軍化を求めています。
そしてそのことを、私達は安倍内閣に期待しています。
他国の侵略というものが、どういうものであるのか。
チベットでは、またしても、若い女性が焼身自殺を遂げました。
どこかの国のハラキリ・パフォーマンスではなく、我が身を焼いてでも抗議しなければならない。その悲しみの深さを、日本のメディアは、すこしは考えるべきです。
ChinaやKoreaのことを書きましたが、ロシアでも同じです。
戦争が起こり、他国に侵略されたとき、何が起こるのか。
昭和20年8月9日、旧ソ連は、まるで火事場泥棒のようにに日ソ中立条約を一方的に破棄して、満州に侵攻を開始し、China、満州、朝鮮にいた我が国国民に襲いかかりました。
そこで何があったか。
証言があります。
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昭和二十年八月二十日頃であったろうと思う。
鞍山から新京守備のために北上したので新京の街は北も南もよく解らないが、たしか終戦の日から数えて四、五日たっていたと思われる頃の出来事だった。
そんな日、病院の玄関で大声で騒ぐ声にびっくりして、私は板でくくりつけた足をひきずりながら玄関に出て見て驚いた。
十二~三の少女から二十歳ぐらいの娘が、十名程タンカに乗せられて運ばれていた。
それはまともに上から見ることの出来る姿ではなかった。
その全員が裸で、まだ恥毛もそろわない幼い子供の恥部は紫に腫れ上がって、その原形はなかった。
大腿部は血がいっぱいついている。
顔をゆがめつつ声を出しているようだが聞きとれない。
次の女性はモンペだけをはぎとられて、下の部分は前者と同じだが、下腹部を刺されて腸が切口から血と一緒にはみ出していた。
次の少女は乳房を切られて、片目を開けたままであったから死んでいるのかもしれない。
次もその次も、ほとんど同じ姿である。
一週間私はこの病院にいて毎日毎日この光景を見て、その無惨、残酷さに敗戦のみじめさを知った」
(「されど、わが満州」p172~3)
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まだあります。
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満州や北朝鮮からの初期の脱出者は悲惨で、今も念頭を去らないいくつかのエピソードがある。
北朝鮮で農業を営んでいた老夫婦は、年頃の娘二人を連れ、辛苦のすえやっと三八度線近くの鉄原にたどりついた。
そこで見たものは、日本人の娘達がつぎつぎにまずソ連兵に犯され、ついで朝鮮人の保安隊に引き渡されて、さらに散々に辱められたうえ、虐殺されている光景であった。
折角ここまで連れてはきたが、最愛の二人の娘達もまもなく同じ運命をたどるであろうことを不憫に思い、近くの林の中の松の木に経って自決させ、これはその遺髪ですといって私に見せてくれた」
(「ある戦後史の序章」の中にある石田一郎の手記より)
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刑法には堕胎の罪という項目があります。
刑法212条~216条です。
しかし、優生保護法という法律が昭和23年にでき、刑法の堕胎罪は大幅に緩和され、有名無実化されました。
この優生保護法の第一条(目的)には、つぎの一文が書かれています。
「この法律は、優生上の見地から不良な子孫の出生を防止するとともに、母性の生命健康を保護することを目的とする」
この法律がなんのためにできたかといえば、満洲国、日本統治領朝鮮といった国家が消滅し、そこで暮らしていた日本人が、たいへんな目に遭ったからです。
満洲や朝鮮半島から復員してきた女性たちが全員、強姦されたわけではない。
しかし、復員してきた彼女たちを、いったんは全員、堕胎とその検査のために施設に保護せざるをえませんでした。
「葛根廟事件」もありました。
ソビエト正規軍が、武器を持たない無抵抗の民間の日本人避難民を攻撃し、ほぼ全員を虐殺した事件です。
葛根廟というのは、ラマ教の僧院です。
興安南省と竜江省の省境に近い辺境にありました。
当時、葛根廟から25キロほど離れた興安とその周辺には、約4千人の日本の民間人がいたのです。
ソ連参戦の翌日、日本の民間人たちは南方に向けて避難を開始しました。
8月12日、避難に遅れた2千人が、葛根廟をめざして、徒歩で出発しました。ほとんど女性と子供です。
ようやく葛根廟が視野に入ったとき、8月14日午前11時半、ソ連軍戦車隊が来襲しました。
彼らは、武器を持たない無抵抗の女、子供に対し、機銃掃射を加えたのです。
まさに虐殺です。
あたりは血の海となり、生存者はわずか150人でした。
女や子供ばかりの隊列だったのです。
武器も携帯していません。
その隊列は、誰が見ても軍隊の行軍ではありません。
まぎれもなく意図的な非戦闘員です。
でも、殺される。
「日本人だから狙われた」
「日本が悪いことをしたから狙われた」などと言う人もいます。
とんでもないことです。
China戦線においても、敵の将が述べています。
「もし日本軍が来たら、普段通りの生活をしていてよろしい。もし国民党軍が来たら、各自、固く門を閉ざし、強襲に備えよ」
「白ロシア」という地名があります。「ベラ・ルーシー」の約です。
「ベラ」というのは、「純潔」という意味です。
「ルーシー」はロシアです。
つまり、純潔を守ったロシアという意味です。
この地は、モンゴルの騎馬軍団がモスクワからポーランドへと侵攻していくときに、湿地帯だったために、騎馬が通りにくく、避けて通られました。
おかげで、「レイプがなかったルーシー(ロシア)」という意味で「ベラ(白、純潔)」のルーシーと呼ばれるようになりました。
日本では、軍人さんは誠実で礼儀正しく、命令一科、命を賭けて戦う人です。
しかし大陸では、古来、支配地における強姦や強奪は、軍の将兵の「職務」であり「特権」です。
モンゴル軍なんて13世紀の大昔の話だろ?、と思う人もいるかもしれません。
違います。
モンゴル軍の継承国であるロシアもChinaも、現在にいたるまで、勝者の強姦や虐殺、殺戮は、彼らにとっては、あたりまえの常識でしかない。
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ドイツ人の女性は、老女から4歳の女児に至まで、エルベ川の東方(ソ連占領地区)で暴行されずに残ったものはあまりいなかった。
あるロシア人将校は、一週間のうち少なくとも250人に暴行された少女に出会った。
「スターリン」ニコライ・トルストイ著)
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ベルリンの二つの主要病院によるレイプ犠牲者の推定数は9万5千ないし13万人でした。
ある医師の推定では、ベルリンでレイプされた10万の女性のうち、その結果死亡した人がー万前後、その多くは自殺だったといいます。
東プロイセン、ポンメルン、シュレージェンでの被害者140万人の死亡率は、もっと悲惨で、全体ではすくなくとも200万のドイツ女性がレイプされたと推定され、繰り返し被害を受けた人も、過半数とまでいかなくても、かなりの数にのぽる。
(「ベルリン陥落1945」アントニー・ビーヴァー著自水杜)
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「22名の私たちが、自分の手で生命を断ちますこと、軍医部長はじめ婦長にもさぞかしご迷惑と深くお詫び申し上げます。
私たちは敗れたりとはいえ、かつての敵国人に犯されるより死を選びます。
たとへ生命はなくなりましても、私どもの魂は永久に満洲の地に止まり、日本が再びこの地に還ってくる時、ご案内いたします。
その意味からも私どものなきがらは土葬としてこの満洲の土にしてください」
これは、大東亜戦争が終わって10か月も経った昭和21年6月21日に書かれた、ある看護婦たちの遺書です。
彼女たち22名は、この遺書を書いたあと、制服制帽姿で、めいめいの胸のあたりで両手を合わせて合掌し、足を紐(ひも)できちんと縛ったうえで、青酸カリをあおって、集団自決しました。
そのときのお話が、≪祖国遥か≫です。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1653.html>
他国に蹂躙されるということは、女子供がおよそ人間離れ下酷い眼に遭わされるのです。
それが世界の常識です。
だからこそ、自衛のために軍があるのです。
広島、長崎に落とされた原爆は、日本との戦争を早く終わらせるためだったとアホなことをいう人がいます。
違います。
原爆投下の時点で、すでに日本には、軍事的抵抗力がなかったから、日本は原爆を落されたのです。
その時点で日本には反撃する力が残っていなかったからです。
そのために、広島で20万、長崎で7万6千人の尊い命が犠牲になっています。
つまり、反撃される惧れのない相手に対してなら、ありとあらゆる乱暴が許される、というのが、国際社会の現実です。
お時間のある方は、是非、下にある動画をご覧いただきたいと思います。
フランスのKさんからご紹介いただいたものです。
動画はロシアの交通事故の模様です。
こういうところで、あなたは運転できますか?
国民性の違いというのは、こういうものです。
国際化、国際化と馬鹿の一つ覚えみたいにアオリまくる前に、「国際社会は日本とは違うのだ」ということを、ご理解いただきたいと思います。

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