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戦史検定2012

今日のねずブロは「戦史検定を応援しよう!」です。
大拡散希望です。
検定試験は、一昨年よりはじまりました。
一昨年の受験者は280名、昨年は350名を越えるものでした。
今年の検定試験は、11月18日に行われますが、現時点でまだごく少数しか受験者が集まっていません。
そこでみなさんに、是非、この戦史検定への協力をお願いしたいのです。


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■プロローグ
http://youtu.be/hF2sLY1gDRw
■第1回 君が代のお話
http://youtu.be/7xzVE955VIQ
■第2回 日の丸のお話
http://youtu.be/tZGCTU--wOo
■第3回 3万年前の磨製石器が日本で発見されたということは
http://youtu.be/dcjfKdsHsN8
■第4回「何のために歴史を学ぶのか」
http://youtu.be/DKzgivml7eI

第4回「何のために歴史を学ぶのか」

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この戦史検定の母体となっているのは、「特定非営利活動法人 JYMA 日本青年遺骨収集団」、略して「青年遺骨収集団」と、ジャーナリスト笹幸恵主宰の「近現代史研究会」の二つの団体です。
「青年遺骨収集団」は、今日、いまは、硫黄島に遺骨収集に行かれています。
昭和43年にはじまる彼らの活動は、派遣実績だけですでに255回、派遣先はパラオのペリュリュー島、ビルマ、ボルネオ、マリアナ諸島、ビスマーク諸島、インドネシア、フィリピン、沖縄、インド、トラック諸島、ニューブリテン島、ソロモン諸島、ベララベラ島、シベリア等、多岐にわたっています。
つまり、大東亜戦争の激戦地であり、旧日本軍の将兵のご遺体がそのまま放置されているところ、全部に、彼らはボランティアで行き、遺骨や遺品の収集にあたり、そこに慰霊碑や案内板を建てたりしてきています。
ところが、です。
そのご遺骨収集場所に再訪すると、驚いたことにその慰霊碑や案内板に、ハングル等でひどい落書きされたり、拳でボコボコにされていたり、横倒しにされていたり、破壊されていたり、それはそれは酷い状態にされているのです。
日心会でもペリュリューに行きましたが、たしかに案内板は、ボコボコにされ、向きを変えられ、あるいは横倒しにされているものもありました。
外地に眠るご遺骨はほったからし。
志ある方が訪問されるに際して、すこしでもお役にたてるようにと案内板を設置すれば横倒し、ようやく立てた慰霊碑には、卑猥な落書きや、破壊。
みなさん、これが実情なのです。
「青年遺骨収集団」というのは、まさに青年団で、20代30代の若い方々が中心になって活動してられる団体です。
その若いメンバーのみなさんが、そのあまりの実情に、外地に行く度、悔し涙を流されるというのですね。
で、なんとかしなきゃいけない。
この運動を、もっと大きなものにしなきゃいけない。
そのためには、資金がいる。
では、どうしようか。
ただ、寄付を募るのでは申し訳ない。
ならば、戦史検定をやって、そこで得た基金を、戦没者慰霊碑の保全費用にあてたらどうか。
で、去年から始まったのが、「戦史検定」だったわけです。
決して難しい問題ではありません。
たとえば、次のような問題が出題されます。
(問)ハワイ真珠湾に停泊中の米艦隊を航空機で攻撃することを発想したとされる、日米開戦時の聯合艦隊司令長官は誰か。
1 南雲忠一
2 米内光政
3 山本五十六
4 東條英機
5 東郷平八郎
答えはもちろん「3 山本五十六」です。
こうした問題が初級50題、中上級は100題出題されます。
合格すると、分隊長とか、聯隊長、満点だと軍司令官などの称号をもらうことができます。
受験料は、
【初  級】 3800円
【中 上 級】 5500円
【併願受検】 9000円

です。
これは、私個人からのお願いというか、思いなのですが、試験場は東京豊島区の大正大学なので、地方の方で受験はしてみたいけれど、なにぶん遠隔地でという方、あるいは、当日は日曜日だけれど仕事が入っている方等々、みなさんそれぞれにご事情があろうことと思います。
かくいう私も、日曜日は仕事なので、去年の第一回も、今年の第二回も、試験参加は困難です。
けれど、もしよろしければ、是非、検定にお申し込みいただきたいのです。
もちろん、実際にご受験いただければ、それに越したことはありません。
しかし受験できなくても、あるいはしなくても、参加することで、その基金が戦没者の慰霊に万分の一でも役立つなら、私達が働いて得た収入の一部が、英霊の皆様への鎮魂の役にほんの少しでも役立つなら、参加することに、私は意義があると思うのです。
受験のお申し込みページは、↓コチラです。
http://www.senshikentei.org/application
URLをクリックすると、申込フォームが開きます。
必要事項を入力して送信すると、仮申し込み受付完了のメールが返信されます。
そのメールに、受験料の支払い口座が記載されています。
その口座宛に、振込をすれば申込手続き完了です。
(事務局で入金確認後、10営業日以内に受付完了の案内メールが送信されます)
戦後67年、日本は先進諸国で唯一、戦禍にあうことなく、平和を保持することができました。
その平和は、憲法9条によってもたらされたという人がいます。
とんでもない嘘っぱちです。
考えなくてもわかることです。
戦争は相手があって起こることです。
町を歩いていて、いきなり不良に絡まれる。
いくらこちらが平和だ、九条だと言ったところで、殴られます。
絡む不良は、コチラの都合で絡むのではないからです。
向こうの都合で絡んで来る。
戦後67年の長きにわたり、日本が戦禍にあわなかったのは、戦前において、日本の帝国軍人だったひとりひとりのみなさまが、勇敢で高潔で誰からも好かれ、しかも鬼のように強かったからです。
自分の命を犠牲にしてまでも、果敢に戦った。
終戦間際にソ連軍が北満州に攻め込んできたとき、そこを守備する日本軍は、予備隊しかいませんでした。
武器もろくにない。
あったのは、民生用のダイナマイトだけです。
そこへ圧倒的兵力を持つソ連軍が、当時世界最強と唄われたT型戦車を先頭に押し立てて攻め込んできた。
相手は、銃弾どころかバズーカ砲でさえも跳ね返す、超強力戦車隊です。
この戦車隊がいかに強かったかは、後の朝鮮戦争が見事にこれを証明しています。
ソ連製T型戦車を先頭に押し立てた北朝鮮軍の前に、韓国軍は38度戦を破られたのみならず、わずか数ヶ月で、朝鮮半島南端の釜山港まで押し込まれてしまったのです。
当時のソ連製戦車が、どれだけ強かったか、その一時をもってしてもあきらかです。
ところが、北満州にいた予備隊の日本軍は、ソ連が攻めて来たとき、わずかな兵力で、このソ連軍戦車隊の進撃を止めてしまったのです。
止めたどころか、一時的には押し返してさえいます。
武器もないのにどうやったのか。
民生用のダイナマイトを使ったのです。
そのダイナマイトを、小学生の背負うランドセルくらいの大きさのカバンに詰め、そこに30cmくらいの導火線を垂らす。
その先にマッチ棒を3本、木綿糸でしっかりとくくりつける。
敵戦車が接近したら、マッチ棒をすって点火させてから、爆薬を抱えたまま全力疾走で突っ込んだのです。
ダイナマイトは、点火後、3~4秒で爆発します。
これを「対戦車肉迫攻撃」といい、略して「肉攻」と呼びました。
高崎弥生さんの記録にあります。
〜〜〜〜〜〜
ひるんだ敵の歩兵が戦車から退いて行った。
肉攻手が爆弾を抱えて踊り出た。
ひとりの肉攻候補生が、蛸壺を飛び出すと、爆雷を道路に置いて伏せた。
ソ連戦車は急ブレーキをかけて爆雷の3M手前で停まった。
候補生は、ほふく前進して爆雷を戦車の下に押し入れようとした。
戦車の直前で、爆雷は轟音を発し、半身は高さ20Mまでも白煙とともに砕きあがり、鮮血を撒き散らしながらぐるぐると回転して、またもとの位置に落下した。
東満洲の軍都、牡丹江の防衛最前線として磨刀石に布陣した石頭予備士官学校候補生の、ソ連戦車体当たり戦法は、こうして開始された。
またひとり、小さな体で四角い爆薬の包みをかかえて飛び出していく。
一瞬、ものすごい閃光がひらめき、白焔が戦車をつつむ。
そして、またひとり・・・

〜〜〜〜〜〜〜
航空機による特攻隊だけでなく、こうした命を捨てた戦いをしてくださった先人達がいてくれた。
そのため、日本に攻めることは、「寝た子を起こす」ことなるという共通認識が世界にあった。
だから、日本は攻められなかったし、戦後67年の長きにわたり、戦禍に巻き込まれずに済んだのです。
ならば、日本の平和は誰のおかげか。
けれど、そうやって勇敢に戦い、散って行かれた名もない日本の兵士たち、若き日の私達の祖父たちが、いまだ外地に放置され、慰霊碑に落書きされ、案内板を横倒しにさせられている。
若い人たちが、その遺骨収集のために活動されている。
そのための基金を、ただいただくだけでは申し訳ないからと、戦史検定を企画した。
ところが申込者は、ほんのわずか。
こんなことで良いのでしょうか。
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