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坂道の階段

「孟子(もうし)」といえば、紀元前300年頃のChinaの戦国時代の人です。
「孔孟の教え」というくらいで、孔子と並んで高い評価を与えられている人です。
吉田松陰が孟子の愛読者でした。
その孟子の告子下の第十五に、私の大好きな言葉があります。


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■第1回 君が代のお話
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■第3回 3万年前の磨製石器が日本で発見されたということは
http://youtu.be/dcjfKdsHsN8

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故に天の将に大任を是の人に降さんとするや
必ず先づその心志(しんし)を苦しめ
その筋骨を労し
その体膚(たいひ)を餓やし
その身を空乏し
行ひその為すところに払乱せしむ。
心を動かし、性を忍び
その能はざる所を曾益せしむる所以なり
人は恒(つね)に過ち、
しかる後に能く改む
心に困しみ、慮に衡(はか)りて
しかる後に作(おこ)る
色に徴(あら)はし、声に発し
しかる後に喩(さと)る。
入りては則ち法家、払士(ひっし)無く
出でては則ち敵国、外患無くば
国は恒(つひ)に亡ぶ。
然る後に憂患に生き、安楽に死するを知るなり

意訳してみます。
〜〜〜〜〜〜〜〜
神々が、その人に何らかの使命を与えようとするときは
必ず、先にその人を苦しめるものです。
どうするのかというと、
その人の心を苦しめる。
志が挫折するような事態を起こす。
そして
過剰な肉体労働を強いて、
体力を使い果たさせ、
餓えに苦しませ
その身を極貧暮らしにまで追い落し
その人の行おうとすることに
ことごとく反する事態を招き起こすのです。
神々はなぜそのようなことをするのでしょう。
それは、
その人の心を鍛え
その人を忍耐強くし
できないことを
できるようにさせるためです。
人は誰でも過ちをおかします。
過ちを犯す自分を自覚して、
それを改める。
そのことで人は成長します。
千々に乱れる心
激高し、いたたまれない感情
それが、弱さ、ということです。
その自分の弱さを自覚して
はじめて人は成長できる。
神々は、その人の苦悶が顔にまで出て
思わず悲痛な叫び声をあげざるをえないところまで
徹底してその人を追い込みます。
それを乗り越えて
はじめて天は
その人に、使命を与えるのです。
国家も同じです。
内に厳しく法を守る臣下がなく
身を以て諌言する賢臣もなく
外に強大な敵国がなく
脅かしてくる外患さえもなならば
その国はやがて滅んでしまいます。
人が生きるということは、
悩み苦しむイバラの道です。
死は安楽の道でしかないのです。
(原文)
故天將降大任於是人也 必先苦其心志 勞其筋骨 餓其體膚 空乏其身行 拂亂其所爲 所以動心忍性 曾増其所不能 人恒過 然後能改 困於心 衡於慮 而後作 徴於色 發於聲 而後喩 入則無法家拂士 出則無敵國外患者 國恒亡 然後知生於憂患而死於安樂也

〜〜〜〜〜〜〜
私なども、まだまだ鍛え上げられている途中です(笑)
そりゃあね、辛いものもありますよ(笑)
馬鹿にされ、罵られ、一生懸命書いているこのブログさえ、毎日、ほんとにろくでもないコメントで嫌がらせされるし、あちこちで馬鹿にされ、中傷される(笑)
まあ、そのろくでもないコメントは、全部消してしまっているし、馬鹿にされたり中傷されたりも、もう4年も続いているといい加減慣れっこになってますけどね^^b
けれど、辛いこと、苦しいことがあったとき、いつも陛下のことを思うのです。
陛下が、まだ皇太子と呼ばれていた当時のことです。
ある夏の暑い日、地方にご出張され、昼食をその地のホテルでとられたのだそうです。
地方をまわれられている途中のことです。
皇太子殿下も、当時の美智子妃殿下も、もちろん正装していらっしゃる。
ところが、ホテルの従業員が、何を間違えたのか(たぶん緊張のあまりだと思うだけれど)、お部屋に暖房を、それもスイッチを最強にしてかけてしまった。
夏の猛暑です。
ホテルとしては、ガンガンに冷房を効かせたお部屋で、その地方の名産の熱い料理を召し上がっていただこうとしたのだけれど、それが真逆に、暖房を入れちゃった。
猛暑の日です。
その暑い日に、暖房をかけた部屋で、正装したまま、熱い鍋料理を召し上がられた。
まるで拷問です。
しばらくして、ホテルの従業員が、お飲物をお運びした瞬間に、事態の異常に気がつきました。
皇太子殿下ご夫妻は、暖房の効いたお部屋で、まるで何事もなかったかのようにお食事されていたのだそうです。
もちろんホテルの支配人以下、平謝りです。
けれど、そのとき皇太子殿下は、笑って、「おきになさらないでください」とおっしゃられたのだそうです。
そればかりか、お料理がたいへん美味しかったと、お褒めの言葉までいただき、一切の責任の追求さえも殿下は拒まれたのだそうです。
もしかすると、そのホテルに反日の従業員がいて、暖房は意図的かけたのかもしれません。
真実はわかりません。
ただ、殿下がお許しになられた、という事実が残っているだけです。
陛下をないがしろにするという意味では、毎年武道館で8月15日に行われる「戦没者慰霊祭」があります。
ご存知のとおり、この慰霊祭には、天皇皇后両陛下が毎年ご出席なさいます。
その席には、国会議員ほか、日本の偉い人がみんな集まる。
そして次々と壇上に立った偉い人たちが何を言うか。
「今日の平和があるのは九条のおかげである」です。
とんでもない話です。
勇敢に戦い、散って行った英霊たちの慰霊をする式典なのです。
英霊たちが散って行かれた時点には、そもそも九条なんて存在さえしていないのです。
それを、最高責任者であられた陛下の目の前で、まるで陛下の戦争責任といわんばかりの「九条信仰」のヨタです。
そのヨタ話が、誰よりも戦没者に対して深い愛をそそいでくださっている陛下の目のまえで、戦後67年繰り返されていたのです。
そのまるで身を切られるような言葉の数々に、昭和天皇も、今上天皇も、ずっとずっとじっと耐え続けてこられたのです。
いつか、冷静になって真実に目覚める日がきっとくると信じて。
つまり、私達国民を信じてくださって。
みなさん、そうやって陛下は国民を信じきってくださっている。
その陛下をお守りするのは、私達皇国臣民の責務なのではありませんか?
武士は食わねど高楊枝といいます。
どこまでも我慢し、耐え、相手の良心を信じ続けるのが日本人です。
けれどだからといって、日本人を、陛下をないがしろにされまで黙っていては武士の一分がすたります。
ただ、同時に思うのです。
強くなること。
それは勁(つよ)くなることです。
「勁い」という字は、「疾風に勁草を知る」という故事にある字です。
たとえどんな強風が吹いたとしても、決して折れない、くじけない。
それが日本の心です。
私達の国のすぐ隣に、China、Koreaという、あえて誤解をおそれずにいうなら「蛮族」の国があります。
そのことを不幸だという人もいます。
けれど逆にそれさえも幸せなことと考えるのが日本人です。
となりにとんでもない蛮族がいるからこそ、しっかりと生きようとする。
出則無敵國外患者國恒亡
です。
外患があるから、私達は知恵を使い、体を使い、国を靖んじ、世界に冠たる日本を築き、立派な日本人として成長させてもらえることができる。
私達の先人達は、そうやって私達の国を護ってきてくれました。
そのおかげで、いま、私達は平和な日本で生活していくことができる。
海外旅行にいくと、いまどきは世界中どこでもコンビニがあるけれど、多くの国では、そのコンビニの入り口には、ショットガンを持った警備員が立っています。
内憂外患。
けれど、それがあるから、私達はそれを乗り越え、未来を築くことができる。
個人も国も同じです。
乗り越え、成長する。
それが日本の心だと、私は思っています。
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