
このブログに原発のことを書くと、反原発の方から、ものすごい数とやや感情的なコメントがつきます。
多くは極論にすぎず、当ブログとは趣旨が異なるので削除するのですが、おそらくごく一握りの強硬廃止論者が、他のブログを含め、見張っているのでしょう。
ボクはねずブロで原発擁護の発言をしていますが、同時に原発は怖いとも思っています。
けれど電力が不足したら困る。その現実を見なければならないと思っています。
日本が産業を振興し、日本に住む人々の生活を豊かなものに保つためには、
1)安全な原発をつくり、安全に運用する。
2)代替エネルギーを徹底して研究開発する。
3)省エネをますます奨励する。
この3つを同時に進めることが必用です。
それが現実的な政治というものす。
ところがいま起こっていることは、
イ)原発はすぐに潰せという。
ロ)代替エネルギーの研究開発予算を大幅カットした挙げ句、一部の民間の太陽光発電を奨励する。
ハ)省エネ減税は終わりにしてしまう、です。
これでは言ってることとやってることがチグハグです。
ボクはそこに疑問を持っています。
もっとまじめに考えてもらいたいと思う。
言いたいのはそこにあります。
ボクは専門家ではないので、ホルシミス効果のことはよくわかりません。
けれど現実にラドン温泉が健康に良いのは事実だし、レントゲンやCTスキャンにも普通にお世話になります。
広島には10年住んだけれど、広島が戦後除染したという話は聞かないし、みなさんとてもご長寿で、なにより野菜やお米がとても美味しいところです。
ですから素人の体感として、本当に放射能って危険ばかりなの?と素直に疑問に思います。
こういうことは、国として偏らずにしっかりと研究する。
そして能書きやレッテルや宣伝工作ではなしに、事実を事実として認めた上で、真に国民のためになる政治を行っていただきたい。
それが政治の本来のあるべき姿です。
政治が右寄りであろうが左寄りであろうが、美味いものは美味いし、体に良いものは良い。
同様に必要なものは必要なのです。
現実に立脚した政治でなければ、民衆の幸福はありません。
ですから、原発擁護でなければ保守でないとか、そういう決めつけがそもそもおかしいと思います。
保守であろうが左翼であろうが、危険なものは危険だし、必用なものは必用です。
ですから危険性と必要性という両方をキチンと踏まえて、明日の日本を築く。そのために何がいま必用なのか、どうしなければならないかが、現実に必用な議論だと思うのです。
彼を是し 我を非し
我を是し 彼を非す
環(たまき)の如くして端なし
というのが聖徳太子のお言葉です。
等しく日本を守ろうという方々どうしが、原発擁護か原発不要かで割れて感情的な対立をするのは、決して好ましいものではありません。
むしろこのことは、ただでさえ少ない護国の心を持った人々に対する「離間工作」の「あおり」に、まんまと多くの方が嵌められてしまっている、ということかもしれず、それはとても残念なことです。
ついでに申し上げると、私の所にも他の保守系ブログの批判をご投稿下さる方がおいでになります。
最近、とくに目がつきます。
「あの人はあんなことを言っている、おかしではないか」
「誰それには、こういう問題がある」等々です。
全てのコメントは、たいへんありがたく、ひとつひとつキチンと読ませていただいています。そして情報として記憶させていただいています。
が、その手のコメントは掲載はしません。
なぜならただの離間工作でしかないこともありえるからです。
おもしろいことに掲載しないと、そういう方々は「ねずきちの言論封殺だ」とお怒りになるようです。
が、それも違います。
ここは私の個人ブログです。
私自身はちゃんと読ませて頂いている。
言論は尊重しますが、掲載するしないを決めるのは私です。
私個人に対する批判もあります。
意味のないことです。
なぜなら、私はこの活動を私個人の打算や功名のために行っているのではないからです。
打算や功名なら批判や中傷は困るでしょうが、志で行っていることにそれは無意味です。
なぜなら志は、私自身が勝手に立てた私自身の志である以上、私の行動に私自身が納得出来るかどうかだけが問題なのです。
他人がどう思おうが関係ありません。
それが「志」というものです。
話は脱線しましたが、原発問題は、安全と必用という現実課題であって、イデオロギーの問題ではありません。
にも関わらず、これをイデオロギー問題として煽る方は、もしかすると離間工作員か、離間工作惑わされた真面目だけれどあわれな方かもしれません。
いまの日本には、原発は必要です。
ただし危険もあります。
その危険と正面から向かい合い、人知を尽くして安全を確保するのが急務です。
三井化学の爆発事故がありましたが、どこぞの国のスパイ工作による破壊活動だったという噂もあります。
そういう危険も視野に入れ、国家として防衛力の粋をつくして最大級の安全を確保する。
我々の税金は、本来、そういうことのために使われるべきものです。
私は、そう思います。
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