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北の湖

上にある北の湖の写真、いいですね。
以下は、日心会でTさんが投稿くださった、ちょっといい話です。
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【ちょっといい話大相撲】


日本人横綱待望論が出て久しいですが、その筆頭候補にあがるのが大関稀勢の里。
下降中の大相撲人気を上昇気流に乗せたいところなのでしょう。
しかしながら、各種多彩な娯楽が多くなったゆえか、大相撲の人気がそう簡単に上昇するかどうか。
さらに、八百長までやられた火には、客層が離れても仕方のないことなのでしょう。
激しい稽古を、嫌う人々も増えて来たことも原因かもしれません。
この激しすぎる稽古が子供騙しとも思えるくらいの血反吐をはく稽古をしたお相撲さんがいます。
横綱「栃錦」と「若乃花」です。
引退後は、春日野親方/二子山親方として各界を引っ張りました。
栃錦の春日野は、理事長時代に両国に新しい国技館を作ったのです。
そうです、昭和60年から使用された建物です。
「なんとかして、国技館を両国に戻したい」
春日野の永年の夢でありました。
この大事業を、なんと借金無しでやり遂げたのです。
一方で、どう計算しても建設費用が十億円ばかり足りません。
そこで、春日野は、事業部の二子山と一緒に建設を請け負ってくれた鹿島建設に出向き、この十億円をまけさせてしまったのです。
鹿島の社長「栃若ご両人に来られちゃ、かないません」
春日野曰く「私たちは、相手を負かすのが商売ですから」
小坂秀二 「大相撲ちょっといい話」文春文庫からの抜粋です。
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春日野理事長曰く「私たちは、相手を負かすのが商売ですから」、いいですね。
なんだか胸のスッとするお話です。
そういえば、こないだから書こう書こうと思いながら、日にちばかり経ってしまったのが日本相撲協会のお話です。
過ぐる1月30日に、日本相撲協会に北の湖親方以下8人の新理事が誕生しました。
これについて、各メディアは一斉に反発した。
反発の理由は、
「不始末で退いた責任者を再び担ぎ出すのは非常識」というものです。
ネットで検索したら、その意見の要約と思える記事が見つかったので、ちょっと転載します。
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【相撲協会の新体制 改革の逆戻り許されぬ】
中国新聞、1月31日
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201201310092.html
日本相撲協会の理事長に北の湖親方が選ばれた。返り咲きは史上初という。
北の湖親方が4年前、任期半ばで理事長を辞任したのはロシア出身力士の大麻使用問題が理由だった。
不始末で退いた責任者を再び担ぎ出すのは、一般常識では考えにくい。
角界の人材不足を嘆く声が出るのも無理はない。
親方衆の受けはいいが、改革を主導する手腕は未知数との指摘もある。
慣習を守ろうとする勢力が再び活気づくのではとの懸念も広がっているようだ。
新執行部が毅然(きぜん)として改革を実行しない限り、ファンの相撲離れも止まるまい。
協会は税制面で優遇される公益法人への移行を目指している。
だが力士暴行死事件や暴力団との黒い交際、野球賭博、八百長問題と、一連の不祥事は「公益性」とは対極の体質を露呈させた。
前執行部は先週、組織改革の工程表を文部科学省に提出したばかりだ。
長年の懸案である年寄名跡問題については「金銭による授受を禁止し、将来的に協会で管理する」との方針を盛り込んだ。
「親方株」とも呼ばれる年寄名跡は、協会の役員になったり、相撲部屋をつくったりするために必要な資格である。
ところが多額な金銭で譲渡されてきた。
売買の禁止は当然といえよう。
引き続き、カネに支配されたいびつな師弟関係の一掃へと進めてもらいたい。
改革すべき点はそれだけにとどまらない。
外部有識者でつくるガバナンス(統治)委員会は昨年2月、年寄名跡問題とともに、さまざまな改善策を協会に求めた。
その一つが、理事の約半数は外部から起用すべきだとの提案である。
しかし今回の理事選にしても内輪の10人を改選しただけで、2人の外部理事を大幅に増やそうとの動きはまだみられない。
不祥事のたびに角界の閉鎖的な体質が問題視されてきた。
外部の声に聞く耳を持たず、なれ合いを続ける姿勢では、新執行部の改革意識そのものが疑われよう。
親方一人一人の指導力も問われる。
各部屋のあり方についてガバナンス委は協会直轄の組織とするよう求めたが、結局は協会から業務委託を受ける形で師匠が部屋の運営に当たる方向という。
ここは日々の指導のなかで、心身ともに強く、不祥事に手を染めない弟子を育てていく原点に立ち戻るしかない。
その意味で八百長問題の真相解明や再発防止策が十分かどうか、いま一度の再点検も必要だろう。
今年の初場所は客の減少ぶりが際立った。
離れたファンの心を再び引き寄せるためにも、力士がその技と力でぶつかり合う土俵の醍醐味(だいごみ)を取り戻していく営みが欠かせない。
新執行部は角界の「信頼」がかかった正念場だと自覚すべきだ。改革を後戻りさせない第一歩は、より開かれた組織へと改めることにほかなるまい。
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一読してみなさんはどうお感じになられたでしょうか。
ボクが感じたのは、よくもまあ図々しく左翼用語を並べたものだ、というものです。
曰く
「一般常識では考えにくい」
「改革を主導する手腕は未知数」
「改革を実行」
「公益性とは対極の体質」
「カネに支配されたいびつな師弟関係の一掃」
「外部有識者」
「閉鎖的な体質」
「改革意識そのものが疑われる」
「より開かれた組織」等々
そもそもこの記事には、書いた記者の記名がありません。
いつも思うことですが、新聞社がこうした左翼的煽動記事を書く時は、絶対にいつも無記名です。
逆に、伝統や文化を大事にしようといった、しっかりとした内容の記事には記者の名前がある。
加えて、上の「」の言葉。
これって全部そのまま、相撲協会を否定している大手新聞社やテレビ局自身のことなのではないでしょうか。
一般常識では考えにくい従軍慰安婦のねつ造や偏向報道。
改革を主導するどころか改革意識自体がないという、どうしようもない堕落した体質。
メディアの公益性を忘れた売国偏向ぶり。
カネに支配された閉鎖的体質、等々、ことごとく彼らの批判は、彼ら自身にあてはまる。
いまどきのメディアに、日本の伝統格技である大相撲を批判をする資格などない。
そもそも相撲は、プロの行う興行です。
素人には真似のできない厳しい訓練に耐え、自らの精神と肉体を鍛え上げ、相撲部屋ごとに家族として一体化して場所に挑む。
その力士たちの姿の中に、厳しい試練に耐えながらも立派に生きる姿を見出し、観客はそれぞれの力士の人生に声援を送る。そういう伝統格技の興行です。
それをただのスポーツに格下げした張本人のマスメディアが、角界の人材不足が聞いて呆れます。
人材不足は、そのマスメディアのことなのではないか。
相撲協会のことは相撲協会に任せれば良いのです。
ボクはそう思う。
北の湖親方をはじめ、各理事のみなさんを、ボクはそのまま応援していきたいと思います。
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