
平成23(2011)年は、売国政権ここに極まれりのまさに大変な年でした。
少し前に、ロシア戦艦ディアナ号の記事を書いたのですが、この記事を書くきっかけになったのは、記事の少し前のある日、たまたま夕食時にテレビで見たディアナ号に関する番組がきっかけでした。
番組では、若い2人が、まるで西洋の沈んだ宝船探しのノリで取材をし、番組を進行させていました。
とてもよくできた番組だし、2人の番組進行役の俳優さんたちも、たいへん頑張っておいででした。
けれど観ているボクの眼からは、なにか違和感を拭いきれなかったのです。
何かおかしい。
結論のないまま、12月13日「かあさんの鼻緒 緒明菊三郎」という題でディアナ号の記事を書いたのですが、その後もずっと違和感が拭えず、ずっと「何だろう」と考えていました。
それがふとわかった。
それはおそらく番組の構成からきていたものなのだろうけれど、ディアナ号というわずか158年前の幕末の日本の出来事が、まるでインカ文明同様の失われた歴史の物語として語られていたということです。
幕末の日本も日本なら、現代の日本も同じ日本です。
その同じ日本として脈々と続いているはずの歴史が、まるで知られざる失われた文明の物語のような扱いとなっている。
考えてみれば、戦時中のこと、英霊達の活躍、数々の戦いなど、日本人が日本を守るために必死になって戦った歴史も、現代日本では、まるでインカ文明と同じ失われた文明の探索という切り口の物語となってしまっている。
そういうことではないかと思うのです。
日本は、縄文弥生の昔からずっと続く長く古い歴史と伝統と文化を持った国です。
その日本が、戦後のGHQ政策と日教組教育、あるいは売国左翼の知識人や在日朝鮮人たちによって歪められ、貶められ、破壊され、そして失われてしまっている。
若者達はいつの間にか、日本は侵略国家だったとか、殺人主義国家、泥棒強奪国家だったなどと嘘八百を教えられ、刷り込まれ、日本人としての誇りを持つどころか、日本を嫌いになり、日本人であることを恥ずかしむようにすらなってしまっている。
けれど、そこまで洗脳され、歴史を失った日本人が、特ア以外の諸外国から観るといまだに、やさしさと気配りと礼節を持つ優秀な民族に写り、さらに東日本大震災では、それが未曾有の災難でありながら、整然と行動できる世界にたぐいまれな精神を持つ優等民族であることが実証されています。
日本が日本人が、歴史を取り戻す事は、日本人が「戦後」という一時期の「歪み」から立ち直り、日本人としての誇りを取り戻すことです。
それが、本当の意味での日本の復興なのだろうと思う。
私たちの世代の先輩たちは、戦後焼け野原となった日本を、高度経済大国として日本を主に物質面から復興してくださいました。
私たちの世代でやり抜かなければならないのは、今度は、日本の精神面での戦後復興なのではないかと思います。
それが、昭和天皇の終戦の詔勅にある「道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚セヨ」のお言葉の実現なのではないかと思う。
さて、来年は、春の終わりから初夏にかけて、どうやら衆議院の解散選挙が行われるようです。
なんとしても真正保守の政治家の先生方に国政に復活していただかなければなりません。
来年は、いそがしい年になりそうです。
今年一年、当ブログを訪問してくださる皆様、日心会の皆様、そして個人的に親しくしてくださったみなさまには、たいへんお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
みなさまには、どうぞ良いお年をお迎えください。
ねずきち 拝
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