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中山恭子先生と青山氏

中山恭子先生が、先日、本を出版なさいましたので、ご紹介します。
本のタイトルは「国想い夢紡ぎ」というものです。
この本の中に、中山恭子先生の国政に賭ける強い信念と行動がぎっしり詰まっている。
この本の冒頭のところを、すこしご紹介します。


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十年後の日本、二十年後の日本、五十年後の日本。
四季折々の美しい自然の中で、人々が行き交い、若い人も年を取った人も共に働き、共に語らい、子供達が動き回っている、そんな映像が私の頭の中にいつも浮かんでいます。
人々の顔はにこやかで活気に溢れています。
日本は多くの分野で最先端の技術を会得し、経済はその基礎に支えられて高付加価値の産業を中心に、各地の企業がその特徴を活かして活気を帯び、農業も若者から年配者までが工夫を凝らして働く企業として発展していることでしょう。
人々は高水準の教育を受け、それぞれの専門の職種で能力を発揮しています。
医療も世界で最も充実した制度を備え、皆が安心して普段の生活をしています。
人々は年を取っても元気であれば現役として社会に出て活動しています。
戦後作られた社会インフラは、思いきった形で更新され、人々の住む居住空間は現在よりずっと広くなり、街は、そこに住む人々が自慢できるほどに美しく、住みやすい場所となっていることでしょう。
さらに日本は、世界の文化が集う場となっていることでしょう。
毎年、一定の期間、日本各地で、国際的な文化の祭典が繰り広げられます。
世界中から芸術家達が日本に集まり、自由に表現します。
世界各地からたくさんの人々が日本を訪れ、日本はその人々を温かく迎え入れ、共に文化の祭典を楽しむことでしょう。
日本は、世界の文化のプラットホームとなり得ます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、日本列島に住む私たちは大きな痛手を負いました。
力を合わせて、この傷を癒し、再び美しい国「日本」として立ち上がらなければなりません。
この苦難のとき、最も頼れる力となるのが、日本が古来培って来た文化、風土です。
日本文化の持つ底力を改めて認識し、本来の日本の姿を取り戻すことが求められています。
そうすることが、日本が文化を軸にして平和を維持し、国際社会の信頼と尊敬を得る道に繋がります。
戦後60数年を経た今、日本は、戦後シンドロームから脱却し、平和で自由な、明るい未来を創り出し行くときが来ています。
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この文章ではじまる中山恭子先生の文は、考え方の基礎になるもの、日本が培って来た文化、国際情勢、日本の社会基盤、新たな成長戦略へと、具体的かつ現実的なプランが順を追って述べられています。
読むだけで、恭子先生のお人柄に触れられるような、慈愛とやさしさに満ちたたいへんわかりやすい内容となっています。
古来、本当のこと、実現できることというのは、ともにきわめてシンプルでわかりやすいものと相場が決まっています。
難解な言葉を並べ立てて、まるでカタカナ文字のお経のような難解な文章というものは、だいたいどっかにウソがある。
これはボクの、恭子先生の本を一読した感想ですが、先生のこの本の内容が、非常にすなおにボクの中に、ストンと落ちました。
理由は、先生の描く未来の日本社会像というものが、明確な国家観と日本に対する限りない愛情に基づくものだということが、ひしひしと伝わって来るからです。
これはとても大切なことだと思うのです。
先生は「明るい未来」と書かれました。
けれどそれは、「未来を明るくしよう!」、「明るくしなければならない」という先生のメッセージなのだと思うのです。
現実には、未来は暗いのです。
過去は明るい。
もう少し詳しく言うと、一寸先は見えない、未来はわからないというのが、現実です。
けれど、誰だって過去に対しては、明るくなれる。
桶狭間の戦いにおける織田信長は、彼から見た未来人である私たちにとっては、彼が勝って今川義元を打ち取ったということがわかる。
ちゃんと結果が見える。
見えるということは、明るいということです。
けれどその時代を生きた信長からしてみれば、戦いに臨むに際し、勝つか負けるかなんてわからない。
むしろ軍勢の多寡から言ったら、どうみても信長に勝ち目はないわけで、負ければ信長は、明日にも首を刎ねられてしまうかもしれない。
彼に、戦いの先は見えないのです。
見えないということは、暗いということです。
つまり、いつの世にあっても、その時代を生きる人にとっては、過去は明るく、未来は暗い。
そしてその未来を少しでも明るく切り拓くのが、歴史に学ぶこと、すなわち過去に学ぶことなのだと思うのです。
今を生きる私たちは、未来を生きる日本の子供達への限りない責任を負っています。
その未来を生きる子供達の、未来を「明るく」するためには、私たちは「いま」を一生懸命に生きるだけでなく、謙虚に過去を学ぶことで、未来を切り拓く責任があると思うのです。
ましてや国政を担う私たちの代表である国会議員であれば、尚のこと明確な歴史観、国家観が大切です。
これを持っているかいないかが、北朝鮮に何度行っても拉致被害者をひとりも連れ帰れない政治家と、女性のみでありながら、堂々と拉致被害者を連れ帰れる政治家の違いとなる。
恭子先生の描く未来像は、ほんとうにワクワクするものです。
そのワクワク感は、先生が、日本という国を心から愛し、また日本の歴史を知りかつ国家というものの大切さを肌身に沁みて感じ、持っておいでだからだと思います。
是非、中山恭子先生の「国想い、夢紡ぎ」をご一読されてみられることをお勧めします。


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平成23年10月27日【震災復興】財政金融委員会 中山恭子(た日改).part1

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