
英文で史実を世界に発信しておいでの茂木弘道さんから、「放射線に関する世界的権威のラッキー博士から Journal of American Physicians and Surgeons に載せる予定の小文のサマリーが送られてきた」とのメールをいただきました。
今日は、その翻訳をみなさまにご紹介したいと思います。
そのサマリーには、ズバリ
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正しい情報が放射能恐怖症を癒す
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です。
そして本文のあとには、世界4か所だけでなく、50か所ほど地区、場所、ケースの放射線量が示されています。
世界には、年間1000ミリシーベルトの照射を浴びながら、普通に暮らしている人達がいる。
しかもこれらの地区では、いずれも健康被害は全く生じていないのだそうです。
イランのラムサールの一部地区は年間200ミリシーベルトです。
ところがここで生まれ生活している人々は健康問題がないどころか、長寿です。
にもかかわらず日本の民主党政府は、年間1ミリシーベルト以下に抑えなければいけない、などと大騒ぎをしています。
これがまともな国のまともな政府がすることなのでしょうか。
冷静さを欠き、非常識なことを本気で主張する人の事を「気違い」といいます。
はっきり言って今や気違いによって日本が支配されている、というのが実態といえます。
「はだかの王様」ならまだ良いでしょう。
「気が狂った王様」では、世も末です。
下の論文のような冷静な事実を突きつけると、狂信的な「反放射能信者」は、いろいろ理屈をこねます。
最近の流行は、「内部被曝」の恐怖をあおることです。
こくいうのを屁理屈といいます。
なぜなら、現在問題となっている放射線のほとんどは「γ線」だからです。
「γ線」は、物体透過力が強く、人間の体全身をつきぬけます。
突き抜ける際に、人体の内外に被曝影響を与えます。
この影響度を総合して、シーベルトという単位で表示しているのです。
ですからシーベルトという単位は、内部被爆も外部被爆もひっくるめての影響度です。
こういう単純な原理を知らない人に、根拠のない危険数字を並べ、「内部被曝」なるおどろおどろしい言葉を並べて恐怖を煽っているというのがことの実態、真相です。
どうぞ、ラッキー博士の警告と情報をしっかりごらんになって、放射能「迷信」から自由になってください。
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正しい情報が「放射能恐怖症」を癒す
T.D. Luckey, Phd(2011.8.27)
放射線には、他のほとんどの物質と同じく、ホルミシス現象がある。
低線量と高線量では反対の効果をもたらす。
放射線というものが健康にとって必要なものであり、又我々は部分的にこの必須要素が不足している状態あることは、しっかりした証拠がある。
こうした科学的な証拠は、ほとんどのメディアによって無視されている。
(注1)慢性的、及び一時的な放射線被曝に対する、基準値というものが必要になってくる。
ゴルバチョフが放射線被曝の影響について無知であったためにチェルノブイリ原発事故 ののちに多分ロシアを崩壊に導いたであろうとみられている。
福島事故の後日本はロシアの二の舞をしようとしているかのようである。
放射線による死者、生命にかかわる障害、放射線病と言ったものが全くないにもかかわらず、退陣しつつある日本の政府はすべての原子炉の新設を止めてしまった。(注1)
添付の表の情報をみれば放射線の健康的な被曝をしている人々への支出をどうすべきか、参考になるだろう。
重要な事実は、マヤクの近くの村の人達を除いて、この表に載っているところの人達は放射線の病気には全くかかっていないという事である。
この事実は、「放射線恐怖症」を癒すのに大いに役立つはずである。
(注1)アメリカ、バージニア州ミネラル近くに、原子力発電所がある。
この原発は、8月23日のマグニチュード5.9の地震の震源地の真上にある。
地震とともにこの原発は自動的に核反応を停止した。
これが正常な運転である。
そうした事実をメディアは一切無視している。
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【世界の各地域、場、ケースにおける放射線量状況一覧】
(いずれもこれらの人達は健康である)
―正確な情報によって「無知」に打ち勝とう―
ミリグレイ/年間シーベルト
(mGy/y=mSv/y)
1,000mSy
宇宙飛行士(船外活動の場合―0.1mGy/h)
ロッキー・フラット核兵器工場の一部労働者(コロラド)
オーストリア・China・ドイツのウラン鉱山の一部労働者
500mSy
オーストリアのバッド・ガスタイン(廃鉱利用の療養施設)の労働者
アメリカのラジウム・ペインター(時計の文字盤つくり)
宇宙飛行士(1mGy/d)
200mSy
イラン・ラムサールの一部地区
マレーシア・ナイジェリア・タイの鉱山
フリー・エンタプライズ・マイン(アメリカ・ボルダーの施設)
イングランドの核爆弾工場の1759名の労働者(低ガン発生)
北イタリアのラドンのある村
ロシアのマヤクの近くの村の低ガン発生率
カナダの乳ガン患者が300ミリシーベルト以下の放射線照射を浴びたケース
100mSy 健康に最適レベル
インド・カンヤクマリの土壌からのガンマ線
成層圏飛行(0.03mGy/1飛行)
イラン・テレシュ・マガレ―の家庭のラドン
ブラジル・ガラパリの家庭
ル―マニア(ラドンが多い)
ドイツ・シュネーべルグ(白血病がない)
40mSy
エベレスト(ネパール)の頂上
30mSy
オーストリアの鉱山(高ラドン濃度)
ニスカ・バンジャ(バルカン)
フィンランドの多くの家庭
ルーマニア(ラドンが多い)
中国のヤオトン居住者
20mSy
ギリシャのイカリア温泉入浴者
ロシアのマヤク近くの村
ゴルンジャ・スチュバ(コソボ)
ゲオファギア(コソボ)
ガラパリ(ブラジル)
マッキンレー山(アラスカ)
10mSy
プルトニウム労働者の低ガン発生率
ポーランドのコーウエイの家庭
インドのタミール・ナヅ、チャトラプール
ケララ、ヒマラヤ及びネパールの住民
日本の三朝温泉
富士山、フィンランド(の平均)
キルギスタン、ラムサール(イラン)
ロッキー・マウンテン高地、
5mSy
エジプトのナイル渓谷
オーストラリアのダーリング・スカープ
インドのカンヤクマリ
モスコーのラドンレベル
ロッキー・マウンテン
(海抜1500~3000の間の住民24万人は全米平均に比べガン発生率が低い)
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いかがでしたか?
ちなみに広島、長崎といえば、まさに原子力爆弾が直撃した街ですが、当時、向こう100年は人が住めないであろうと言われました。
ところが両市とも、原爆投下直後からずっと人が住んでいて、戦後65年経ったいま、広島では安芸区、佐伯区、西区、安佐南区などが、全国屈指のご長寿市町村となっています。ちなみに長崎市もほぼ全国平均です。
放射線のことは、ボクも素人でよくわかりません。
けれど、現実に1000ミリシーベルトとか100ミリシーベルトを被爆しながら、極めて健康に生きて、生活している人達がいる。
1000ミリシーベルトというのは、100万マイクロシーベルトです。
ちなみによく墓石などに使われる「みかげ石」も放射線を放出しています。
通常お墓にある「みかげ石」は年間1800~5300マイクロシーベルトを発します。
ガンに良いとされる秋田の玉川温泉の岩盤は、年18000~26000マイクロシーベルトです。
その他の日本各地のラドン温泉も、8000~18000マイクロシーベルトです。
多くの方が健康のためにと手首に付けているゲルマニウムのブレスレットは、12万マイクロシーベルト(120ミリシーベルト)の放射線が出ているのだそうです。
民主党政府は、引上げたとはいえ、年間被曝量基準値を20ミリシーベルト(福島原発事件当初は年1ミリシーベルト)にしていますが、世界各地にはそれをはるかに上回る環境の中で、普通に暮らしている人々がいる。
私たちの国、日本は、原爆を投下された国です。
原爆による恐怖は、いまだに多くの人々の心の中に染み付いている。
けれど原爆を投下されながら、そこで生き残り、その地を世界有数の大都市に築き上げた実績を持っている国でもあります。
であればこそ、日本は、ただやみくもに原子力を怖がるのではなく、冷静に原子力と真正面から向き合い、その研究に関しては世界最先端国家であるべきだし、安全で安心な原子力の使用についても、世界最先端を走る国家でなければならない、とボクは思うのですが、みなさんはいかがでしょうか。
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